昨日,NHKTVで、大相撲担当の解説の方が、今回の八百長相撲に対する、裏側からも含めて、現代の力士の精神事情を述べ、辛口の批評をしていた。
彼曰く、一言で言えば『稽古がたりない』ということに尽きるようだ。10年前の部屋の力士の稽古からは想像もできないくらい稽古をしないそうだ。まして、来場所を当たるであろう関取のところへ、以前であったら、当然のごとくその関取の部屋で出稽古にいって、稽古をつけてもらって、相手の研究に努めたそうだ。しかし、今の力士にはそれがなくなったという。
ようするに、昨今の力士は、自分を主張し、まず効率などを考え、簡単に稽古をし、なんとなく稽古したような気分にしているだけの様なのだ。
何事もそうだが、本気になってやることに、安易に効率などを考え、簡単に済ませたものに、本物は決して出てこない。
ある意味、余計なおしゃべりなどせず、真剣に稽古する、そして本当に自分のものにするまで、必死に立ち向かう。この精神がない限り、どんなに理屈を並べても、実力は決してつかないし、いい加減な稽古ばかりすることは「、その相撲を見るものも、相撲をとる力士にも、何の役にも立たず、むしろ、不愉快な思いをさせる、ある意味、害のある行為なのだ。
自分がほんとうに実力をつけたかったのなら、余計なおしゃべりなど、やめ、真剣に稽古をしなければならないのだ。
これは、実は他の分野でも同じで、適当に、いい加減に稽古をしている奴等、本当はろくなやつがいない。
本当に相撲を愛して好きで、本当に大事にしているなら、その相撲を辱めるような適当な、いい加減なことは決してしないのだ。
ようするに、インチキ相撲取りが多くなってしまって、適当ないい加減なことでも、とにかく給料さえもらえれば・・という、じつに恥ずかしい世界になっている、ということらしい。
これは,相撲ばかりではない、今の日本のいたるところで起きていることだ。
本当に成長したけりゃ、余計なことはせず、黙って懸命にけいこすることだ。
これは相撲だけでない。洋の東西、古今の東西に関係なくだ。
いい加減な、愛情もなく、ろくでもないやつに、そんないやらしい、軽蔑に値するやつに本物などが生まれるわけがない!!
これは当たり前なのだ。
これが、いまの日本の風潮の根本的誤りなのだ!!