子供は恥を知らない。しかし、大人が恥を知らなくなると、世間は混乱する。恥を忘れいい気になって、表舞台に出よう、ひと儲けしよう、こんな人間が、衰退社会には出現する。これが西洋古典哲学の教えるところだ。あのソクラテスも、その死の前に、自分の息子が、もし、ひとかどの人間と思い上がっているなら、思い上がらぬよう、言うように周りのものに頼んで、死に向かった。

いまの日本、ろくすっぽ勉強もしてないのに、いっぱしの勘違いを披露しても、まったくの恥知らず。いい加減社会が見事に出現している今の日本。恥を知るという社会は高度の文明を生む。これは古代のギリシャがそうだった。この恥知らずどもが闊歩するようになると、社会の良風はすたり、知ったかぶりの恥知らずの人間はかりになり、社会は没落してゆく。

今の日本の首相からして、権力だけをたよりに、恥知らずを通している。首相からして、この呈だから、日本の精神レベルはしれたもの。かつてはR.ベネディクトを出すまでなく日本は『恥の文化』が生きていた。しかし、現代は、知ったかぶりの人間や、モンスターペアレンツのような自己主張はかりする愚かものも、自由の名のもとに、無理なはなしを繰り広げても、恥すら感じない。いまの日本、無責任の恥知らずの人間が異様に増殖しているようだ。


おろかな時代なのだろう。

もう笑っているしかない。

(^-^)