G8サミット終了したようだ。今回の主題は原発事故。これは世界の今後のエネルギー問題の重要な課題だ。

ここに、国内の不評からのがれ、気分よく満面の笑顔で臨んだ菅直人。世界の首脳は当事者の日本の総理の報告、発言に高い関心をもって迎えたことは間違いない。だからはじめは注目を浴びていることを感じたかれは、満面の笑顔であったと思う。


しかしだ、終了後の参加者全員の記念撮影の後のニュース報道を見ただろうか?

菅直人に寄ってきた首脳は誰ひとりといない。もし会議での彼の発言が注目に値するものなら、かならず、彼の元に人はくる。国際会議というのはそういうものだ。来たのはオブザーバーでの発展途上国の代表と思われる人間だけだ。世界から注目を浴びた首相の発言のあとの光景だ。世界は首相をみるより、その発言の内容をみる。彼の発言はどうだったのか?  


私のTVで見た限りだが、ソフトバンクの孫正義の名前をだし、彼を保証人のようにした、未来の発電計画の話だ。日本では確かに孫は有名だ。しかし世界で孫を知っている人間がどれだけいるとでも思っているのだろうか。


そんな孫を後ろ盾にした計画など世界が関心を示すとでも思っているのだろうか?


むしろ、世界の首脳が注目しているのは、いま現在進行形の福島原発事故の問題のいかなる対応か、ということがまず彼らの関心だろう。また、この大きな原発事故からいかなる教訓を得たのか、対策方法具体的にどうしたのかを彼らはきっと聞きたかったに違いない。いま、今、起きている大変な困難や、またその解決策は話さず、未来の絵に描いた餅のようなことサミットで話したら、この首相の能力を疑う。それもまだ十分世界には実力を認められていない孫正義などの名をだして、その未来計画の保証を取ろうとしても、世界の首脳たちには聞くには値しないと判断するだろう。だからこそ、サミット終了時には、世界の首脳は誰一人として、彼には近寄ってこなかった。これが世界の首脳が彼に示した評価なのだ。


国際会議を見るとき、こんな見方をするのも、国際会議の結果を判断する材料になるのだ。


日本の首相の能力は明らかに、世界の首脳に見透かされている。


菅と言う人は、自分の都合の悪いことは、無視し、都合のいいことは自画自賛する。


仮に彼が帰国して、サミットの話を云々しても、私は彼のメッキは世界でも、もう剥がれているとみる。