昔、浅草に「染太郎」というお好み焼き屋があった(今もあるが、店主の雰囲気は全然違う)。
若いころ、先輩に連れられて、始めてきたわけだが、家の寺のすぐそばだったので、こんなところあったけ、とびっくりもしたが、しばらく僕らの集まる場ともなった。
また、昔から、そこは高見順とか坂口安吾など、文士連中がたむろする場でもあった。
そこを切り盛りするおばあさんがいて、まぁ、何か品があって、そして、温かいおばあさんか、店全体を仕切っていたので、今のようなtとにかく商売第一のお好み焼き屋という雰囲気はまったくなく、ほんのり温い、本当のよき昭和、よき下町を感じさせる店であった。高齢であったので、おばあさんの体調が悪いと店は開かず、また気に入らない客がくると帰してしまう、利益追求などとは全く縁遠い店でもあった。
しかし、もう八十は超えていたでしょうが、女としての心は、高齢であろうと持ち続けたひとでした。
あるとき、自分は便所に行く際、おばあさんが休憩している部屋のわきを通ったとき、おばあさんは疲れていたのでしょう、ゴロとそこに扉を開けたまま、横になって休んでいました。まだ自分が二十台前半のころでした。私を見るなり「あら^~こんなところ若い人に見せてしまって・・・」とすぐに着物の裾をなおし、身繕いをしている姿は、とても色っぽく、ちょっと感動した思い出のあるおばあさんでした。
いま同じところで若い女の子たちにも人気のお好み焼き屋のようにやっているようですが、もしおばあさんが生きていたら、追い返されてしまいそうな客もどんどん来てるみたいだけれど、はたして、いまのこの店の雰囲気に、おばあさんは、さてどう言うでしょうかね・・・・今の経営者はクーポン券なんてだしたり、HP作ったりして商売はうまくいってるよですが・・。
言い訳がましく
http://www.sometaro.com/html/newpage.html?code=7
書いてる内容はその通りですかね???
(^-^)