医学部では毎年献体による解剖実習が行われるが、さきの解剖学の教授は次のようにも話ていた。『最近の献体されたご遺体には多量の液体が貯留しているのである。』そしてそれは、重篤な患者が食事をとれなくなると、首などの太い静脈から栄養化の高い輸液を入れることがある。所謂中心静脈栄養である。これで一時の生命の多くは維持できる。ただ最近の研修医制度のもと研修医は必ずしも大学で修行しなくともよく、市中の病院で実習して良くなった。そこでたいした経験もないのに実際、中心静脈栄養などやるようである。まして解剖学的知識のない、いい加減に解剖をやってきた新米医師は、どこに静脈があるところが分からず、輸液の針を入れる場所を間違えるらしい。これがこれ迄なく多いらしい。亡くなられる最期の時に、とんてもないところに液体を入れられて仕舞うらしい。解剖学的の欠落といえはその通りだが、最近の学生は基礎医学の解剖学など医師国家試験に直接関係が少なく、むしろないがしろにするようである。最近、ある国立大学の医学部で解剖学で20数名の大量の学生が落とされ、留年の憂き目にあったことが報道された。また、一部のマスコミだが、この医師不足の時代に解剖学ごとき基礎医学の科目で大量留年させるのは如何なものか、と批判していた。いつもマスコミはお粗末な上っ面だけの馬鹿ことをいう。解剖学的知識の欠乏した医者をとにかく沢山世に送り出したところで、基礎のしっかりしてない医者にその被害を受けるのは我々患者なのだ。
いまの日本の状況はいたるところで上っ面だけのカッコだけ人間が蔓延してある。
何事も基礎からしっかりやらなければならないのは、どこでも、いつの時代でも同じことなのだが…。
(^-^)
いまの日本の状況はいたるところで上っ面だけのカッコだけ人間が蔓延してある。
何事も基礎からしっかりやらなければならないのは、どこでも、いつの時代でも同じことなのだが…。
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