日露戦争後の日米関係はポーツマス条約の仲介国がアメリカであり、その後アメリカはフィリピンを支配し、日本は朝鮮を支配することを両国間で取り決め、また第一次世界大戦時にも両国は戦場にならず、貿易も良好な関係を維持し、むしろ、戦争特需的な傾向もあり、のんきな大正ロマンの時代的背景を作り出したようである。但し、この自由さが、国民の間では貧富の格差を増大させ、米騒動などがおきている。しかし、このアンバランスな好況がのちの昭和初期の世界大恐慌の下準備ともなったのかもしれない。