昨日は定演の指揮者練習であった。

良い練習だった。やはり音楽の指導者、指揮者は日本語の語彙力が必要であると思った。

我ら敬老コーラスはアルトが人数の割には声が頼りなかったのであるが、マエストロはアルトは高い声が出なくソプラノになれなかったのでアルトではなくアルトの声に誇りを持てと。

アルトパートに対し曲のある個所では『恫喝するような太い声で歌え』と指導されたところ、ぱっと見事に変わった。ちょっと気になったのはかつてパートリーダーしていた軽い声でしかも声に変なビブラートのかかる通称『ゲゲゲの』がいつもあたしゃ上手いんだと最後列で歌っていることだ。この女、かつて在籍した立派な声の『Holy』さんを苛めぬいていたな。

団の常任の指導者はこの点、語彙力が不足している、発する言葉と言ったら『暗譜出来ましたか』の一点張り。もしくは楽譜をそのまま読んでいるだけ。滑舌が悪く何を言っているのかよくわからない。先日はバースデーだったが、お祝いなんぞをすると、まだまだ俺は皆から求められているんだと勘違いしてしまうのではないか。何割かが早く交代してくれないかな思っているのだが。

また団内指揮者も声楽という観点ではまことに音痴。他の者のために歌いだしの音を取ってくれるが、その音が半音も違っていることがしばしば。ご自身を客観視できなく気の毒だ。

マエストロは定演では見譜で歌うんでしょ?暗譜で歌うのですか?と言葉を発せられたところTOKOROの婆さんが『暗譜でーす』と、アホか!

マエストロは見譜でいきますと明言された。そもそも楽譜に書いてあるドイツ語の綴り、音楽記号が完璧に覚えられるのですか?とも。

暗譜派の一部の次元の低い技術委員とちょび髭はメンツまるつぶれだったな。

これでちょび髭も『暗譜できましたか?』と言葉を発することも無くなるだろう。

そういえばマエストロにドイツ語の発音についてどう指導しているかちょび髭が訊かれたとき、受け答えがしどろもどろだったな。なんか頓珍漢な受け答えをしていた(笑)


もちろん暗譜するほど練習したうえでの見譜というのはあるべき正しい姿だ。
しかし、今回の曲はけっこう難しい。元々ピッチの悪いのに加えて、音が取れていない。

 

音取りCDを購入しているような連中が歌う曲ではないだろ、というところに行きつく。