クラシック音楽ファンのぼやき -9ページ目

クラシック音楽ファンのぼやき

クラシック音楽が大好きです。

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私は基本的にクラシックの音楽理論に親しんでいる人間なのですが、ジャズの教本なり教育用の動画なりを見ることがあります。

すると、単なる長三和音というのが出てこなくて、必ずセブンスの形で出てくるんですよね。

クラシックの理論なら、曲の最後は必ず主和音になるものですが、そこがセブンスコードになっているのです。


これがどうしてなのか、理由がずっと気になっていました。



たまたまディミニッシュコードについて調べていたら、その答えとして納得のいく説明を見つけました。こちらの記事です。



ポピュラー理論がdim7をdimと呼ぶ理由 | SoundQuest



ジャズにおいて、セブンスの情報がないと、情報として欠落しているというのは考えたことのない観点でした。

クラシックでも即興演奏というのは存在していますし、バロック時代などは当たり前に行われていたと言われていますが、即興を行うのは基本的には合奏なら通奏低音パートであり、複数の人が縦横無尽にスケールを弾くという状況にはなかったのではないかと思います。

一方の、ジャズは複数のプレイヤーが即興をしあうのが当然の世界・・・


コードネームという共通の概念を使っていても、根底にある考え方が異なっていると、その使い方もまた異なってくるのだなというのがよく分かりました。