ここ数年のLOUD PARKはメンツによって行くか決めるのではなく、2日間行くこと確定で。
今年に関してはEMPERORが出ることでどちらにしろ行くことは確実ではあったけど。
今年は忙しかったのと意欲的な問題で最近のセットリストを調べるなど予習はせず(EMPERORだけはしてた)。
ただ去年ある程度次やる曲がわかる状態だと、楽しみ的には少し半減した感もあったので。今回は何も知らない状態であえて行こうと思いました。
ということで今年の感想を。
1日目
さいたまスーパーアリーナは家出てから40分程で着くので、9:30の開場少し前あたりで到着で良いかなと思ってました。ただ去年なんかも開場がなかなか進まずオープニングアクトにぎりぎり間に合うくらいだったこともあり、30分前に着こうかなと思ってたんだけどあれやこれやで結局新都心に着いたのが開場の時間。そして今回クロークがまさかの外で。一旦クロークで預けてから入場しなければいけない。つまり上着なしで入場を待たなければいけないという。20℃切ってたから寒いといえば寒かったけど死ぬほど寒くはなかったのが救い。クローク預けて入場まで約20分くらいで中に入った。
ALDIOUS
曲が流れる中アリーナ前方に行き、Aldiousへ。初めて曲を聞いたけど嬢メタルのある程度予想通りなもので数曲聞き退散。通路のショップを歩いてたらUNIONのブースでまさかのEMPERORサイン会の配布受付が。オフィシャルでなかったので完全に迂闊だった、まさかUNIONが組んでるとは。一応並んでみたけど数分して配布終了のお知らせが。ちゃんと知ってれば朝一から並んでたんだけどな、イーサーンに会えるチャンスを逃してしまった。
SKINDRED
とぼとぼとアリーナに戻ると次のバンドが始まってた。全く聞いたことないバンドで珍しい黒人のバンド。ちょっとラップやレゲエの雰囲気があったけどMCが面白く会場のハートを掴んでた。ジャンルは結局良く分からなかったけど、なかなか印象の良いバンドでしたね。
BEYOND THE BLACK
海外では今回唯一の女性Voバンド。典型的なキーボードありの布陣だったけどゴシックではなくVoの声の線も細いストレートなメタル調だった。1曲目はすごく良かったけど、2曲目からはちょっと飽き気味に。女性Voのバンドというのは楽器隊がVoとその他な印象になってしまいがちで、誰ひとりとして記憶に残ってない。良いバンドではあったので今後に期待。
この後に佐藤と合流し一旦外に出て下のレストラン街へ。半そでで寒いので熱いものが食べたく、焼き肉をチョイス。これが完全に正解で腹と寒さを良い感じで満たし会場に戻った。
BRUJERIA
これもまた全く聞いたことないバンドだけど、ツインVoのコア系な感じ。なんか1曲ごとに謎の決まった動きがあって。頭を両手で触ったり、敬礼みたいなポーズを取ったり、両手を後ろにしてステップを踏んだり、そういう変な動きが曲のヘヴィさに合わさるとやたらにグッとくるものがあり。友達にはなりたくはない見た目だったけど、機会があればまた見てみたいと思えるバンドでした。
その後ちょっとまた外に出て、今回も2日ホテルを取ってしまったんですが今回は西川口ではなくさいたま新都心の東横に。15:00のチェックインでちょっと部屋でくつろいでからEMPERORの待機に。
ALICE COOPER
OVERKILLの最後ら辺でアリーナに到着。OVERKILLの客がはけてからEMPEROR側でアリスクーパーを鑑賞。アリスクーパーもこれまで聞いたことなかったけどアリスクーパーのゴシック的な存在感と演出はさすがだった。曲はついでみたいな感じもあったけど、こんな機会じゃないと絶対見なかったので見た価値はあったなと思います。
EMPEROR
アリスクーパーが終わったあたりから続々と人が集まり始め、中央の真ん中やや前くらいの位置にいたんだけど、左右に屈強な外人が現れてやたらにテンションが高く叫びまくってる。まずいなーと思いつつも始まったら前に行くだろうと動かず。SEが流れて後方からの圧力を受け流しながら4分くらいの長いSEが終わったところでついにEMPERORが登場!今回は2nd全曲で1曲目の始まりから客が狂乱。だがぐっと抑える、最初から飛ばすと最後まで持たん。しかし5曲目のThe loss and curse of reverenceでたまらずモッシュに突っ込んでしまった。それから数曲どつきあいと回転。しかし2ndラストの曲まで来ると腹に違和感が。これは限りなく過呼吸の予兆、2年前のANTHRAXの再来が。この状態になると立っていることもままならない。なんとか耐えようと思ったけどこれ以上は無理な感があったので前方アリーナから泣く泣く離脱。でもやはり立っているのがやっとな状態。次はスレイヤーな訳だしスレイヤー側の前方アリーナで待機しようかと移動してみたけど、既にぎゅうぎゅうで待つだけでもきつそうでこの後にスレイヤーで戦うのは無理かなと。スタンドにいると思われる佐藤に連絡をし席が空いているようなのでスタンドで見ることにした。エンペラーはアンコール中、最後のInno a satanaはスタンドで見届けた。アリーナ前方だとちょっと音微妙だったけどスタンドからだと音のバランスは抜群によく、ステージから遠いので臨場感はないけどスタンドで見るのもなかなか悪くないと思った。エンペラーはずっと見たかったバンドだったけどバンドが活動することがまず希なので、2014年の初来日は気づくのが遅くソールドアウトで行けず。その後イーサーンがソロで来日することはあったけどソロだと真に満足ができるかという感もあり結局これまで1度も見に行ったことがなかった。でも今年LOUD PARKに来てくれたおかげでメタルシーンでも特別に崇拝しているイーサーンの姿を見ることができて本当によかった。サイン会に行けなかったのは残念だったけど次の機会を期待して今回はこれで良しとしました。
SLAYER
スレイヤーもそのままスタンドで観戦。始まる前くらいに前方アリーナの入場規制もかかってしまったので諦めもついた。腹付近はまだ微妙で上から見る大渦を見てると行ってたらやばかったなと思いつつも残念な感じで。でも数曲経過したあたりでそういえばと、クロークの控えをどこにしまったのかを覚えてないことに気づく。そして探してみたがどこにもない、まさかホテルに昼行ったときに置いてきたか?終演してからだといろいろ面倒になりそうだと泣く泣くスレイヤーを途中で離脱しホテルに向かった。スタンドを出る直前にWar emsembleが始まってしまい、あーと思いつつも会場を後に。ホテルに着いて部屋を探したけど控えはなく、完全な紛失だった。クロークに戻り控えをなくしたことを伝えたところ探しておくので終演後少ししてから来てくださいということで、会場に戻った。大体30分くらいで戻ってこれたので終盤に入ったくらいに間に合った。South of heavenの音がすさまじく良く、rainning bloodとAngel of deathのカオスの中に無茶苦茶入りたかったがまあ遠目に見るスレイヤーも新鮮でいろいろあったけど満足に終わることができた。
終演後はまたレストラン街に行き銀座ライオンで夕食、そうしたら22:30くらいに電話があり荷物見つかりましたがあと残ってる荷物が俺ともうひとりのだけと聞き、慌ててクロークに取りに行った。無事荷物が戻りそのあとはコンビニで軽く買い物し0時過ぎには就寝。
2日目
1日目は雨は午前でやんでたけど、2日目はずっと雨。ホテルからすぐなので9時くらいに出発し10分ほどで到着。ただ雨で開場までに傘が必要なのと最初のうちはこれといったバンドもなさそうだったのでクロークには預けず開場の列に並んだ。前日よりはちょっと早かったので開場後10分くらいで中に。
CRY VENOM
2日目オープニングアクトのバンド。全然知らなかったけどメロパワ的だった、たぶん結構若め。悪くはなかったけどちょっとインパクト不足で時折くるkeyのデスボイスが邪魔だった。悪くはないんだけどね、オープニングアクト相応といった感じ。
SECRET ACT
2日目早く来たのはこれを見るためで、これまではシークレットアクトと出ても1週前くらいまでにはバンドが発表されてたけど、今回は当日になっても発表されなかった。ただこんな早い時間に組まれたので小物だろうと。でも出てきて誰も知らないバンドだと客がポカンとなるのである程度名は知れたやつではないか。マーティフリードマンとか日本のミュージシャンとか下手したらアイドルとか。まあとりあえず誰が出るかは気になってたのでわくわくと待機。しかし暗転してからメンバーが出てくるとものすごい歓声に。人で見えず音はだいぶヘヴィで誰だ?と思ってたらまさかのアークエネミー第1期が。元メンバーのヨハンリーヴァとクリストファーアモットが参加した初期のメンツでBLACK EARTHというバンド名で最近活動しているのは知っていて候補予想のバンドではあったけど。朝の10:30のタイムテーブルが出たときに完全にないと思ってた、よくこの時間に出てくれたな。しかし大したバンドが出ると思ってなくてバッグ持ってたしこの状態でモッシュが発生するとまずい。慌てて後ろに下がり前方アリーナ後方の柵の前へ。やっぱクリストファーアモットがいるとサウンドが締まる。初期の深い黒といった感じの音がすごい出てて、服やセットなどめちゃくちゃ黒なのがゾクゾクきた。リズムセクションのメタルではなかなか出ないグルーヴもすごいし。アンジェラにならなければアークエネミーがここまでヒットすることはなかったんだろうけど、この音こそ真のアークエネミーで本当に今まで見てきたデスメタルのライブの中で1番良かったなと思う。たかだか4、50分くらいだったけど、この2日で1番良いステージだった。これはこの時間だったから意義があった。LOUD PARKを朝から楽しもうとしてる人だけに向けたプレゼントだったと。でも今回BLACK EARTHを出したことで今後シークレットで同じことやるのは難しくなったと思う。
OUTRAGE
初っ端にBLACK EARTHが来てしまったのでOUTRAGEにはひどい仕打ちだった。シークレットアクトが小物だった場合は、OUTRAGEで充分聞けたんだろうけどね。
APOCALYPTICA
4人のチェロ奏者によるグループで、10年以上前からいたけど実際ステージ上だとどういう風にやるのかは知らなかった。ドラムがあったりなかったり、チェロの音はちょっと歪んでて。今回はメタリカやってたんだけど、チェロを歪ませた時点で俺の中ではきつく。オリジナルやってくれた方がまだ良かった気がする。
APOCALYPTICAの途中で外へ。次はLOUDNESSだったけど今のLOUDNESSに期待できるものはほぼなく。今回も音がでかすぎたらしいけどそういうのを求めてないってことをわかってもらいたいとこ。
昼はイタリア的な店でペスカトーレとピザという謎の選択。
CRADLE OF FILTH
何気に今までアルバムを持ってなかった気がする、あまり期待はしてなかったんだけど、BLACK EARTHの余韻がようやく冷めてきたぐらいに丁度よかった。結構なゴシックで、デスなんだけどところどころでカッカカッカと高い声を出すのがいらなかった。最初は微妙だったけど段々と良くなってきてKeyの超ゴシックお姉さんの雰囲気と歌は良かった。次のメシュガー側で待機し見てたんだけど、このバンドでアリーナ行ってた方が楽しかったかなーとは後々思った。
MESHUGGAH
2日目は全然アリーナで暴れることもなく、これ以降は客が暴れるようなバンドはなかったので最後にメシュガーで暴れようと思ってたんだけど。そもそも曲を知らなかったので、このバンドは早い曲よりはどっしりしたヘヴィな曲が多くて客はあまり動かず聞きいってる感じだった。フレーズとかソロではなくリフやリズムが複雑で、良かったんだけど今俺が求めてたものではちょっとなく。半分くらい聞いてスタンドにいる佐藤のところに。
SABATON
2年前にどでかい戦車のドラムセットでインパクトを残したSABATON。2年前はあまり見てなく曲の記憶もなかったので今回ようやくちゃんと聞くことに。漢パワーメタルで打ち込みのシンセやコーラスがなかなか効いてて、1曲目がかなり良かった。メンバー全員モテ度ゼロだけど、Voのアクションがあつく体でかいけど俊敏に動く。すごくダサいんだけどやつらはダサいことをやろうとしているのではなく、自分たちの中のやりたいことをやっていることがよくわかる。ちょっと後半になるに従いワンパターンな印象もあったけど、なかなか良かった。
GENE SIMMONS BAND
スタンドを上がった通路に毎年マッサージ場があり、2年前はANTHRAXの過呼吸後に寝ることができて救われたんだけど。今年は2日間の疲れにといった感じでこのタイミングで30分のコースを予約。ちょっとは疲れが取れた気はする。ジーンシモンズに関しては後半ちょっと見れれば良いくらいで。戻ってから見たけど前方アリーナの客の入りがなかなか悪い。最後はKISSのロックンロールなんちゃらをやってたけど、一般人が大勢ステージに上がってくるわ、その中のずんのやす似の男がサビでずっと歌い続けるわ、意味不明なものを見させられた。ほぼ予想どおりにジーンシモンズの名前だけのクオリティの低いステージだったね。
MICHAEL SCHENKER FEST
なんだかんだで初めて見るシェンカー。LOUD PARK的にはどうかなと思ったけど、こんな機会じゃないと単体で見に行こうとは思わないからね。マイケルシェンカーに関してはアルバムはなんだかんだで主要なものは全部持ってた。なんといっても歴代のVo3人が出てきて、中でもグラハムボネットがいるので、それが1番の目当てだった。最初はInto the arenaから。シェンカーのギターは音量結構控え目だけどギターフレーズの音がめっちゃいい。他のギタリストの音とは別格だった。フライングVの神と言われる由縁は伊達ではなくこの音を味わえたことが嬉しかった。ただリズムセクションが弱すぎる、ベースの音色が悪くグルーヴ全く出てなかった。Into the arena終わってVo1人目のゲイリーバーデンが登場。いきなり予想外な曲が来てテンション上がったけど、歌があまりにだめで興ざめに。歌うまくないとは聞いてたけどここまでだめだったとは。来てほしいところですかしの連続に、名曲揃いの選曲もすべて台無しだった。もういいから下がれと帰りたくなったけどせめて次のグラハムボネットまで。白スーツのグラハムボネットが出てくると会場からやや笑いが。いやー初めてだけど相変わらずの服装。そしてしばらく見ないうちに風貌がタモリ化していた。しかし曲が始まると声量のすごさに驚き。ゲイリーバーデンの後だからとくに。69でこの声はすごすぎだわ。好きなDancerも聞けて歌も完璧で本当に良かった。全4曲でDancerで力尽きたのかAssult attackサビの最後の高音は出なくなってたけど全然オッケー、本当にこの機会じゃないと見ることなかったと思うからほんと良かった。グラハムボネットの次はケビンマッコリー、知名度としては低いけど安定感のあるVo。ただ致命的に今回やった曲のアルバムを持ってなかった、でも充分良かった。そのままケビンマッコリーでUFOのRock bottomを。会場が盛り上げってきたとこで最後はゲイリーバーデンとグラハムが再度出てきてDoctor doctorで会場全体が手拍子で一体に。やっぱハードロックはいいな、すごく楽しかった。
今年は目玉不足と言われてたけど、終わってみればすごく満足度が高かった。EMPERORがついに見れて、シークレットアクトがBLACK EARTHで、シェンカー見れてグラハムボネットが見れて。クロークの控えなくして駆け回ったりも。終わったらまた下のレストランに行き、中華で締め。なんか今年は非現実感がすごかったな。ここ数年とはちょっと違うディープな内容だった。来年が開催されるかが怪しいとも言われてるけど、なんとかがんばって来年も開催してもらいたいなと思います。
