『必読書150』 | 文学どうでしょう

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立宮翔太の読書ブログです。
日々読んだ本を紹介しています。

必読書150/柄谷 行人

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柄谷行人、奥泉光、他『必読書150』(太田出版)掲載作品リストです。

人文社会科学50

海外文学50

日本文学50


「これを読まなければサルである。」という挑発的な帯のブックガイドです。人文社会科学50についてはこのブログでは扱わないつもりだったんですが、一応リストを載せてみました。またちょっと考えます。

この人文社会科学50はかなり大変なラインナップです。西洋哲学の領域が多いですが、本気で取り組んだら、これだけで一生終わってしまいますよ、ほんとに。カントの『純粋理性批判』1タイトルだけでも半端ないです。

このブログでは、海外文学50と日本文学50を主に扱います。なにしろ量があるので、3つの記事にわけました。

文学作品に関しては正直な話、完全制覇はわりといけるんじゃないかなあと思います。最大の敵は、ムージル『特性のない男』ではないかと。これはこれを読むために〈ドイツ文学月間〉を作ったのに挫折したという強敵です。

日本文学は埴谷雄高『死霊』や大西巨人『神聖喜劇』など、それなりに大変なタイトルがあるんですが、ほとんど一度読んでいるので、こちらは大分いけそうです。

とりあえずは読破は目指さずに、毎月のテーマをクリアしていく中で、読破するタイトルを増やしていきたいと思っています。