本編2。
(先に行っておきます。
今回で完結しません(笑))
そして20時を過ぎ、5人がそろう。
「はじめまして」
とあいさつはするものの、
そのあとはフツー。
初対面とは思えないほど……というか、
初対面の人(私)がいるのを
全く気にかけていない感じ。
部外者2人を中心に
トークが盛り上がる!
「これは、こういうことでね…」
時折、
彼or Aちゃんの通訳(解説)がないと、
何の話をしているのか分からない。
彼:「ゆりかちゃんの話も……」
何度か私に主導権を持たせようとするが、
いつの間にか
ペガサスの手中に収まっている
のであった。
さすが、ペガサス!
ま、私も自分のことを話す気もないので、このまましゃべっちゃってください。
聞いているのも楽しい。
結局、
彼とまともに
話をすることもなく
22時半。
「そろそろお開き」な空気になった。
「この人のこと、よく分からんなぁ……
ま、今日のところは仕方がない。
もし次回誘ってもらえたら
色々話せばいい」
と、帰り支度をしていたら、
Aちゃん:
「んじゃ、
私たちラーメン食べに行くから!
2人でお茶でもしておいで!」
急にそう言い放つと、
部外者2人をせっついて
部屋から出て行った。
ぽかーーーーーーーーん………………
え?
今さら?
22時半なんですけど……
彼:「ま、とりあえず出ますか……」
「そ……そうですね……」
彼らのあとを追うように
出たつもりだったが、
もう3人の姿はなかった。
消えた。
勘定も
払わずに……
「あとで絶対請求してやる!」
と彼がすべて支払い
(私には「いいよ」って言ってくれた♪)、
あてもなく外をブラブラ……
「せっかくだからお茶でもしようか?」
と場所を移した。
「今度は私がごちそうします」
↑いちおう義務感(笑)
正直、何の話をしたのか覚えていない。
まあまあ、
肩肘張らずに話しやすい人かな〜
という印象だけ覚えている。
刻々と時間は過ぎ、
終電の時間が近づいた。
「そろそろ出ますか……」
連絡先を交換し、レジへ。
……なかなか
店員さんが来ない。
会計もさることながら(時間かかった)、おつりを取りに行って帰ってこない!
時間は迫る。
焦る私。
いつでもダッシュができるように
戦闘態勢に入る。
おつりを受け取って小走りしたものの、
国際センター駅(地下鉄)の
入口にたどり着いたのは
「1分前」であった。
もう、走っても無理。
終電を逃した……!!!
頭の中、真っ白……
↑終電を逃すなんて初めて
魂の抜け殻状態。
しばらくして(魂come back)
彼を見ると、
スマホをいじっていた。
彼:
「御器所までタクシーで行ってみようか?
間に合うかもしれない」
そう言って、タクシーに一緒に乗り込む。
(私の目的地は赤池駅で、
御器所はその途中にある。
彼はタクシーで御器所に先回りして、
終電を捕まえようと考えた)
当たり前なのかもしれないが、
私にはその考えが
まったく浮かんでこなかった。
むしろ、
「なんでもっと早く出なかったんだろう…」
と思ってしまったぐらい(苦笑)。
緊急時のとっさの判断力と行動力。
「御器所までタクシー」
と思いついたとしても、
私だけタクシーに乗せて、
「じゃ〜ね〜」
と別れることもできたはず。
(御器所は、彼の家とは逆方向)
それなのに、
一緒にタクシーに乗ってくれている……
ちょっと心の中が
ぐらっとする自分を感じた。
「この人、いい人かも……」
そしてこのタクシーの運転手、
なかなかのボヤッキーで、
ネガティブ発言炸裂!
勝手に話しかけてくる。
ボソボソしゃべるので、
声も聞き取りづらい。
それにイライラすることもなく、
穏やかに受け答えする彼。
これも好印象に映った。
そうしている間に、御器所へ到着。
……3分前。
「うわぁ……、
これ間に合うのかなぁ……微妙。
でもとりあえず行くしかないよな……」
そう思いながら財布を取り出していると、
「ここ払っておくから、先行きな!」
え?
また予想外の言葉が。
しかし、
感動を噛み締めている時間などない。
「ごめん、じゃ、行かせてもらうねー!」
ダッシュすること1分前。
終電に飛び乗ることができた。
さて、お礼のメールを……
携帯を取り出したと同時に、
彼から電話。
「乗れた?」
「あ、はい。無事に乗れました。
ありがとうございます」
まだ噛み締められていない
さっきの感動を思い起こし、
ゆっくり車内で
お礼メールを書くことにした。
ところが……
「歩いて帰ります」
は?
まさか御器所から
家まで歩いて帰ってるの?この人…
「御器所からは何度か
歩いて帰ったことがあるから大丈夫」
え?
なんだかすごく申し訳ない……
せめてもと思い、
メールで会話を続けました。
彼はFacebookやネットをしながら、
結局1時間歩いて帰宅。
あとから彼から聞いたのですが、
「御器所に行く」時点で
歩いて帰る覚悟をした
そうです。
(歩くこと自体は本当に苦ではなかった)
タクシー代を自分が払ったのも
「こうしないと間に合わないと思った」
から。
私を見送ったあと電話をかけてきたのは、
「もし(私が)終電を逃していたら、
またタクシーを拾わないと……」
という思いがあったから。
なので、すぐ歩き出さず、
しばらく駅で待っていた
のです。
あなたが私の立場だったらどうですか?!
心中グラグラしませんか(笑)?
言葉だけじゃなくて、
態度で誠意を見せてもらった気がして、
私はとても感動しました。
かなりヤバい状態(まだ完全に好きになったわけではない)。
さらに後日談ですが、
彼はこのとき
「まだ私に好意を持っていなかった」
といいます。
(ううう、私の方が先に気になり始めたのか、悔しい……)
しかも私の第一印象が「怖い人」(どーいうこと!?)。
でも、好意がある女性でなくても
こういう対応ができるって
ステキだなと私は思います。
「私以外の人にそんなことするのは嫌だ」
っていう人もいるでしょうが、
私は
「そういう人が敢えて私を選んでくれた」
と優越感に浸るタイプ(笑)。
最後、
少々のろけが入ってしまいましたが、
どうかご勘弁を。
次回こそ、いよいよ今回の核心
「神業連鎖」
について書きます!
……このボリュームで書いていると
超大作になってしまうので(笑)、
次回は内容はそこそこに、
スピーディーにお話ししたいと思います。
できるかなー(苦笑)?
