こんばんわぁー(^O^)/
某ブログで、ハーモニカの調律「A=443Hz」が話題に上がってますので、私もちょこっと書いときます。
ご存知のように、ホーナー製(独)ハーモニカは、A=443Hzに調律(出荷時)して売られております。 その前に、新品購入したのにピッチが全然有ってない!ケースの裏には検査をしたような印鑑が押されたステッカーが貼ってある?とお怒りの方へ ~ハーモニカは、大量生産&低価格で普及してる楽器なので、ピッチ調整などは、マァーそこそこ合わせてある程度?とハナから諦めております。![]()
さて、スタンダード・ピッチ(国際標準調子)は、パリ会議(1859年)とウィーン会議(1885年)に於いて、国際ピッチが1点イ(A)音=435ヘルツに定められました。そののち、ロンドン会議(1939年)において、ピッチを1点イ(A)音=440ヘルツに定めました。そして今日に至ってるようです。
では、問題のコンサート・ピッチ(演奏調子)ですが、オーケストラによってこの周波数(ピッチ)が少しずつ異なっています。一般的に日本のオーケストラではNHK交響楽団をはじめ442Hzですが、アメリカは低めの440Hzのよう。しかしヨーロッパ、特にドイツ・オーストリアではこれが444Hzとか445Hzと高めのよう。それでも、歌劇場が母体のウイーン・フィルでは、まだ低い443Hzを守ってるよう。(ベーム&VPOが443Hzだったというデータがある)しかし、有名なベルリン・フィルではもっと高めのピッチ445Hzを採用していました。(フルトヴェングラーの1947録音/「第5」グラモフォン旧盤445Hz、最近の情報ではサンプルLP盤では442Hzだったとか)(カラヤン&BPOは、446Hz以上で演奏していたと言われています。)
最近では、コンサートピッチもA=440にと再修正案(ザルツブルグ音楽祭で会議)も上がったようですが、(一般的には弦楽器はピッチが高いほど弦のテンション(張力)が高くなり、張りと音量のある音になるので、好まれる傾向にあるようです。また楽器にもピッチは関係が深くて、楽器が作られた国のピッチの事情に合わせられていることもあるよう)でぇ、結局同意には至ってないようです。
ピアノコンチェルトなどの時のピッチは、ピアノにオーケストラが合わせる場合や、ピアノのピッチをオケに合わせて調律する、どちらもあるようです。イギリスやヨーロッパのホールでは、A=440HzとA=444Hzの二種類のピアノを揃えているところもあるとのことです。ちなみに日本のコンサートホールのピアノは442Hzで調律されているところがほとんどのようです。
話を(ホーナー製(独)ハーモニカは、A=443Hzに調律されてる)戻して、私も師匠から「ハーモニカは、強めに吹くと少し音程が下がるから、ピアノA=442Hzに合わせるとA=443Hzで・・・」聞きましたが、、、これどうなんでしょう? それなら、シルバーの替えプレートにピッチ2種(A=442・A=443)用意されてるのが理解できない。もし(A=441・A=443)なら少しは理解(ピアノ:440・442に合わせる為)できるのだけど??。わずか1ヘルツの違いで2種は?
もしかして(A=442)プレートは、強く吹かない方用か?それとも、音を一切下げずに吹ける名人用? まぁーいつか、ホーナーの責任者に「なぜ?A=443Hzにしたの?」って聞いてみよう。
※実際には、どちらを購入しても同じように調律(ピッチ調整)されてないので、2種の意味ないのだけど。~また意味不明な長文になってしもうたゴメン(国語力不足)
ではまた。 たまぁーに見てくださいね。