N響のHPに、実質的な5月の定期演奏会の詳細が載った。指揮者は尾高忠明、原田慶太楼、広上淳一、やはり5月も外国人指揮者、ソリストの招聘は無理で、昨年秋から今年1月に一時的に2週間の隔離を経て何人か来日してくれたが、今後はそれもなく、N響のファンは外国人指揮者目当てに来ているのか、クラシック音楽館で見るN響は代役の日本人指揮者だとガラガラで心配だ。しかし曲目はマニアック、ポピュラー名曲は全くなく、ひょっとしてN響初演?のものばかり、尾高のものはN響奏者をソリストにしたもの、原田はラテン系音楽、広上は師匠の尾高惇忠が東日本大震災の際の仙台フィルのために作曲した作品など、これは放送が楽しみだ。
なお、ぶらあぼはリニューアルで放送予定と演奏会予定が紙の媒体ではフォローできずネットにあるというものの、放送予定はかつての紙版のような一覧表はなく、そしてぶらあぼもコロナ禍で劇的に薄くなり、今後のクラシック音楽が不安だ。