2007年が終わる。
今年は大殺界の始まりの年だった。
とはいえ、私は感情の起伏が激しい方ではないから、身の千切れるような悲しさに焦がされることはなかった。
悲しいことがあっても、頭が白く霞むばかりで、これが悲しいのかなんなのかさえよくわからなかった。
得な性格だと自分では思っている。
それよりも胸を占めていたのは、年齢的には大人になってしまい、なのに何の役にも立っていない平凡な自分への焦りとか、苛立ちのようなものだった気がする。
もう私は、
少女じゃないんだ。
その事実にほんの少しの絶望と優越感を抱きながら、私はこれまでの数年間を生きてきた。
周りばかりが急ぎ足。
その速度に流されて、時折ふと我に返り何も変わらぬ自分に気付いてしまう。
来年は、
来年こそは、
踏み出そうと思う。
一歩でも、
半歩でもいいから。
宣誓。