雑誌「レコード藝術」(通称:レコ藝)とは、クラシック系の雑誌としては今や残り少ない老舗中の老舗で、いわゆる新譜CDを紹介する、この世界ではけっこう貴重な存在だったりします。

 

先日1/20に一般リリースとなった、チェリスト・橋本專史の初の本格CD、新作の「Ginastera and Piazzolla」がレコード芸術の特選盤に選ばれました!!爆  笑お祝い

 

 

クラシック系のCDの賞って日本ではあまり無いですからね。そこに選ばれるのはとても嬉しいことです。

 

何よりも今回面白いのが、ジャケットの解説を私(森)が書いたということ。本は読まない、文字は極力見ない、文章書くのは苦手、国語の成績は限りなく悪い(大昔の話)ときた私の書いたものが、解説は評価にさほど関係ないとはいえ笑? 文を書く専門家の方々から評価を受けるというのは、個人的になんだか面白くてニヤリ

 

本題CDの紹介です!

 

メインはヒナステラの「チェロソナタ」。ヒナステラというのはアルゼンチンの作曲家で、ピアソラの師匠でもある人。この曲は容赦なくチェロという楽器の概念が覆されます。調は無い、メロディーは無い、特殊な技法や音色だらけ・・なのに、そのわけわからない感じが何故か心地よい&面白いという、強烈なリズムとサウンド、そして超絶的な技巧が散りばめられた、そんなファンキーな曲です。クラシックなんかつまんね~という人に聴いてぜひ欲しいグッ 私の知る限り、日本でこの曲をCDに収録したのは初だと思われます。ピアニスト・内門卓也のスゴ腕にも注目して欲しい。

 

同じくヒナステラの「5つのアルゼンチン民謡」はソナタとは全くの真逆。原曲は日本で言えば童謡のような歌の曲で、シンプルな音楽と誰でも分かりやすいメロディーが特徴。共通しているのはアルゼンチンの強烈な民族臭牛 きっとハマる人いるのでは。

 

ヴィラ=ロボスの「黒鳥の歌」は、ピアノのアルペジオにのせて、美しくも毒を感じさせるような甘い旋律が独特の世界観を生み出すきわめて美しい名曲。しかし今だあまり知られていないマイナーな曲ですが、私が携わってきたCDにはすでに3回も収録しているという(私が個人的に推している曲なだけか?アセアセ)。

 

そして橋本專史の十八番、ピアソラの「ル・グラン・タンゴ」。この曲は世の多くのチェロ奏者にとって重要なレパートリーであるわけですが、クラシック奏者による演奏とはだいぶ異なる、やはりここは本職のピアソラ奏者による(ありそうでなかった)、本流のピアソラ・アプローチをぜひ一度聴いて欲しいグー

 

もともとこの曲をCDに入れる予定は無かったのですが、橋本專史が所属する「El Cielo 2020」のセカンドアルバムの収録の余った時間でレコーディングしたもので、いわゆるボーナストラック的な意味合いでCDに組み込むことにしました。よってこの曲のみEl Cielo 2020のピアニスト・高木梢がピアノを担当しています。

 

お買い求めはぜひ間近のコンサートで!

1/28岐阜、1/29豊田、2/2東京でお待ちしております。