森のブログ
  • 20Oct
    • 秋の発表会、今年は「鬼滅の刃~紅蓮華」

      森音楽教室(志木)「秋の発表会」先週土曜日に無事開催されました春の発表会は、コロナでホール自体が閉館のため、教室を開校して以来初の中止でしたが、秋は無事に開催できました(とりあえず17日の初日)。コロナの中ですが、我々は、教室以外で何度もコンサートを開催していることもあり、何をどうすべきか、どうなるのか、という経験をだいぶ積んでいます。ということで、特に何も問題なく、25日(日)2日目に向けて準備を進めています。形の対策、をして何かあった時に(なかったとしても)「私たちはきちんとやったよ」とアピールするのではなく、より正確な事実を調べ、経験も得て、ガイドラインもふまえて、適切な対策をしつつ、より多くの人に喜んでもらえるようなものをつくる(本来の目的)。当たり前のことなんですけどね。世の中の流れのままにいったり、無知なルールがあったりと、油断するとよくわからない方向に行くことも多々あるので、よく見ておかなければなりません。私にとって、年に2回の発表会(志木では)は一番時間がかかるものであり、一番楽しいイベントのひとつでもあります。今回も、とても良い発表会になりました。一部の生徒さんは、今回は出演しない、という方もいましたが、例年とさほど変わらず、多くの生徒さんが出演してくれました。今年はですね、映画も始まりましたら何といっても「鬼滅の刃」が大ブーム。こうなると発表会の曲目にも影響が出てきます。2020年ダントツ人気No.1の曲目「紅蓮華」なんと8人も昔からの定番、・エリーゼのために・人形の夢と目覚め・ブルグミュラーのアラベスク最近の曲の定番だと、・千本桜とか。しかし、同じ曲が8人というのは、たぶん最高記録ですね(欲を言うなら、誰かヴァイオリンもやって欲しかった)この人気ぶりは、女の子にも人気、大人の女性にも人気、というところにあるみたいですね。

  • 13Sep
    • 雑踏の中のコンサートの画像

      雑踏の中のコンサート

      コンサートやイベントなど、エンタメ系は全くできない状態だったのですが、実は7月から、イオン系でのイベントは再開していますレイクタウンなど、今のところ都内と首都圏に限られますが、(いわゆる“感染対策”はかなり徹底されています)ただ、クラシックとジャズ系の音楽以外のイベントはあまり再開していないのだそう。。先日の9/11のレイクタウンは、おかげさまでかなりの人が集まりました。もちろん出演が桜井大士だったということもありますが。私はレイクタウンでの仕事がとても気に入っています静かなコンサートホールや、素敵な雰囲気のライブハウスは良いですが、あえて人が行き交う場所でやるというのは、常に新たな発見があり、新しい挑戦ができるのです。雑踏の中に、シーンとした空気の一線があります。そこに流れる“音楽”、そしてそこで音楽を聴いている人、そこには、その時代の人の心の真実が映し出されているように感じるのです「イオンレイクタウン・サウンドスクエア」毎月2回、金曜日に開催。10月は2日と9日、11月は13日と20日を予定しています。

  • 22Aug
    • バーバーのヴァイオリン協奏曲

      以前、スマホかipodの時代だったか、電車の中でイヤホン大音量で音楽を聴いていたのですがなぜが、みんな不思議そうに私の方を見てるんですよねなんだろうな、顔になんか付いてんのかな、なんて思って、イヤホン外したらコードが微妙に外れてたらしく、まあまあの音量で「バーバーのヴァイオリン協奏曲」が電車中に聴こえていたという・・・Barber: Violin Concerto, Opus 14 - III. PrestoSamuel Barber's Violin Concerto, Opus 14. This is the stunning 3rd movement, titled "Presto." Violin: Hilary Hahn Conductor: Hugh Wolff Orchestra: Saint Paul...youtu.beこんな曲。そりゃ不思議そうに見ますね私は基本、こういう曲が好きなんです。。ヴァイオリン協奏曲は、もちろんピアノ協奏曲に続いて多いわけですが私はイマイチそれほど好きな分野ではなくて(それに対し、ピアノ協奏曲は一番好きなくらい)たくさんCDを持っていても、ヴァイオリン協奏曲に限ってはブラームスのバーバーが1枚ずつしかないという。。サミュエル・バーバーといえば、20世紀最強の作曲家のひとりでして一番有名なのは「弦楽のためのアダージョ」Samuel Barber - Adagio for StringsAdagio for Strings by Samuel Barber.youtu.beファンキーな(ヤバい)曲いっぱい書いている人なんですよね~。まあとにかく難しいですから、演奏する人がいまいちだと、本当にワケ分からん感じに聴こえますしかし、凄い人が弾くと、フヮァ~と世界が広がって美しく、カッコよくなります

  • 19Aug
    • 大人になって楽器を始める

      大人になってピアノを始めたりヴァイオリン、チェロ、フルート、サックスなどを始める方、実はけっこういます最近コロナの影響からか大人の方が以前よりも増えてきていて、医療関係者など残念ながらやめざるを得なかった方も多数いる中、ここにきて新たに楽器を始めてみようと思う方は多いようです。(これまで他の事に費やしていた)空いた時間を有効に使いたい今になって、やってみたかったことをやりたいこんな時代だからこそ、何かやりたい・・とても共感できます。ちなみに私はある生き物を飼い始めましたコロナの影響ではないかもしれませんが・・・大人になって楽器をやるとなると、皆さん一番心配されるのは自分が本当に楽器弾けるようになるのか、ということです。いきなりこんな事を言うのもなんですが世の中の数ある趣味や習い事の中で、音楽や楽器は一番難しいと私は思っています。普通にやろうとしても、なかなか上手にならない。子供時代にピアノ習っていた方はたくさんいますが(私の世代は女子はクラスの半分はピアノを習っていた)そのうち、それなりに弾けるようになった方はどのくらいいるのか、、、正直なところ、ごく限られると思います子供から始めると上手になり、大人から始めると上手にならないそういうイメージを持っている方も多いようですが、これは正しくはありません。めちゃくちゃ弾けるようになるには、やはり子供からやる必要があるかもしれませんが大人になってからはじめても、かなり弾けるようになります。これは素質やタイプの部分が大きいのも事実ですが、いくつかのポイントを押さえておけば、きちんと上手になります。その①、先生や教室を決め、個人レッスンを受ける。独学はズバリ無理です。オンラインレッスン、グループレッスン、通販的なもの?など、今の時代いろいろ出てきてますが、結局は時間のムダになること間違い無しです。教室(先生)を決めて、しっかり個人レッスンを受けて下さい。これが最短です。その②、週1でレッスンに通う基本は週1でレッスンに行って下さい(多少無理してでも)。始めは1回30分で十分。気合の入れすぎ注意ですそれと年間のレッスン回数が多い教室が良いですね。お得ですし。私の教室は基本44~45回(チェロなどは36回)と多く設定しています。そして大事なこと、レッスンは休まないようにその③、毎日練習する。毎日20~30分が目安。週4~5位以上できると良いです。その④、楽しくやる練習が辛い時はありますが、基本は楽しくです。行き詰ったり、ストレスを感じたら、思い切って先生を変えるのも手でしょう。(直接先生には言いづらいので、相談できる大きい教室だとこの点良いですね)あとは、とにかく辞めないで続けるということが大事です。また大人のピアノサークル、アマオケなどに入り、仲間と一緒に楽しむとだいぶ変わります。これを押さえたら、かなり上手になると思います。楽器というのは難易度が高い分、どうしても先生によってかなりの上達の差が出てきます。(子供だけでなく大人も同じ)ですので、難しいのは「先生選び」ですね。近くだったらぜひうちの教室に、といいたいところですが笑(志木、戸田公園、溝の口)見極めは難しいですよね。できるアドバイスとしては、まずはHPなどで写真や経歴などきちんと載せているところがよいと思います。ちなみに、ピアノは出だしは簡単に音が出ますが難易度はどんどん上がっていきます。弦楽器や管楽器は、出だし音は簡単に出ませんがピアノと比べると難易度は低く、挫折してやめる方はあまりいないように感じます。思い切って知らない楽器をやるのもいいかもしれないですね。もし迷っている方がいましたが、ぜひチャレンジしてみて下さい

  • 26Jul
    • シューマンのチェロ協奏曲

      前回の続きで、シューマンのもうひとつの超傑作、チェロ協奏曲。協奏曲というのは、歴史に残っているものは傑作ばかりですが数自体は少ないのです(事実上、演奏され続けている)。ピアノ協奏曲を除き。チェロだと、シューマンの他はドヴォルザーク、エルガー、サンサーンスとか、が有名です。シューマンのチェロ協奏曲の名演をひとつ挙げるなら、やはりこれですデュ・プレによるシューマンのチェロ協奏曲夭逝の天才女性チェリストによる奇跡的な名演。16才でデビューし、まもなく音楽界の頂点で活躍するも、多発性硬化症により活動期間はわずか12年ほど、28才で引退し、42才で死去した。シューマン チェロ協奏曲 イ短調 デュ・プレ / バレンボイム Schumann Cello Concerto in A minorジャクリーヌ・デュ・プレ Jacqueline du Pre ダニエル・バレンボイム Daniel Barenboim ニュー・ フィルハーモニア管弦楽団 New Philharmonia Orchestra 1968年4月7-8日、5月11日録音 00:00 第1楽章 12:23 第2楽章 17:03 第3楽章youtu.beこの演奏は23才の時のもの。「神懸かる」とはまさにこのこと。(デュ・プレの残したのは大抵そうなんだけど…)女性らしからぬ、しかし女性らしく。音そのもののあまりの真っすぐさと美しさ、奇跡的な要因も含めて、これぞ究極の芸術。

  • 25Jul
    • シューマンのピアノ協奏曲

      7/23のエルシエロのライブで初披露だったピアソラの「五重奏のための協奏曲」(ちなみに今回はピアソラの話ではありません)協奏曲というのは、いわゆるピアノなどの独奏楽器(たいては1つの楽器)に、オーケストラのが付くという、クラシックの演奏形式のひとつです。ピアソラのこの曲は、分かりやすくいうと「協奏曲的な五重奏」といった感じで、(そして主目的である独奏楽器的な要素はけっこう薄め……)実際、演奏する上で、音楽を作る上で、協奏曲要素の優先順位は限りなく下の方ですちなみに、ピアソラが若かりし頃、ヒナステラに弟子入りするきっかけにもなった『ピアソラくん、ルービンシュタインに突如、会いに行く事件』ルービンシュタイン(歴史上No.1ピアニストのひとり、当時の超スーパースター)が滞在しているホテルの一室を突然訪問した、ピアソラ青年。作曲家になりたかった彼は、「ピアノ協奏曲」という“ピアノソロ曲”を、ルービンシュタインに渡す。それとさらっと弾いた巨匠は、「きみ、作曲家になりたいのか?」「だったらもっと勉強しなさい。ヒナステラっていういい人を紹介するからさ」と言って、ピアソラはヒナステラに弟子入りし、ヒナステラの一番最初の弟子となったとか。ちなみに、ヒナステラは後々、アルゼンチンで最も偉大かつ、20世紀を代表する作曲家のひとりとなった。(すっかり話が逸れてしまいました・・・)【協奏曲】というと、例えばピアノならラフマニノフやショパン、ヴァイオリンならシベリウスやチャイコフスキー、チェロならシューマンやドヴォルザーク、など、超名曲揃い(というより、名曲しかないんじゃないか)なぜ名曲揃いかというと、作曲家にとっても特別なものを込めて取り組む分野で、(そうでないと書けない)独奏楽器の名人芸的な要素も多いため、持っている技や知識がふんだんに込められている、というわけです。よって作曲家自身が演奏する(得意な)楽器で書かれる事が多いです。シューマンという作曲家はピアノ作品が中心ですが、実は様々な楽器を、様々な編成で書いていて、しかもどれも傑作揃い。(交響曲、協奏曲、管楽器や弦楽器のソロ系、声楽、ピアノ五重奏等の室内楽、など)音楽をやる人間にはとってもありがたい、とても重要な作曲家です。ピアノ系の作曲家ということもあり、ピアノの伴奏部分もきわめて秀逸。(補足。ピアノというのは楽器の中でも極めて特殊なので、ピアノの伴奏部分は微妙なことも多く、改編したり、ピアニストが独自で変えたり、ということも多々ある。現代の作曲や編曲でもピアノ部分は専門家やピアニストにある程度以降は委ねられることが多い)シューマンの協奏曲というと、何といってもピアノ協奏曲とチェロ協奏曲が超名曲として知られています。協奏曲という形式は、“作曲家”だけでなく、独奏楽器を演奏する“ソリスト”にとっても特別なものになるので、『歴史的な名演』が生まれやすい。ルービンシュタインによる、シューマンのピアノ協奏曲RUBINSTEIN & GIULINI play SCHUMANN Concerto (1967)STUDIO RECORDING 1967 00:00 ALLEGRO AFFETTUOSO 16:26 ANDANTINO GRAZIOSO 21:59 ALLEGRO VIVACEyoutu.beまさにスーパースター王者の風格ラストの3分、ビート感とグループ感たっぷりのインテンポ、から突如のゆっくり(タメ)、に一度いってから最後は元のテンポに戻ると思いきや1段階上げて終結!!ある意味当たり前のことを、誰よりも絶妙にやってのける、カッコよすぎて何も言えませんシューマンとルービンシュタインって、人間臭さというか、誇り、男らしさ、優しさや温かさ、があるのがいいんですよね。

  • 29Jun
    • 練習すれば上手くなるのか

      「練習すれば上手くなる……」たしかに、練習すれば上手くなるのですが、例えば、スポーツ選手などと同じで、「無駄に練習しない」というのも実は非常に大事なことです。分かりやすく言い換えれば「効率よく、効果的な練習をする」ということになります。これは初めて楽器を習う人でもそうですし、プロの音楽家であっても同じです。(優れた音楽家ほど、時間に余裕をもっているものなんです)子供で楽器を習う場合でも同じことが言えます。先日、他の教室で習っている子が体験レッスンに来たのですが、現在、小学校高学年で、小さい頃からピアノを習い、今までコンクールを受け続けてきたけれど、最近伸び悩んでいるとのこと。私が見る限り、それなりに上手に弾けてはいますが、たしかに、コンクールで賞を取るのは難しいだろう。。いま1日、どのくらい練習しているのか?と聞くとなんと、2時間 w(゜Д゜)wを小1から続けているとのこと自分からすすんで2時間練習をするのなら、全く問題はありませんが、(その場合は、やりたいだけやってOK)ただ、先生や親に言われて、毎日2時間の練習をするのは、、、それなりの成果を出させてあげる責任が親や先生にあるわけです。普通、毎日2時間、効果的に練習をしたら、もっとずっと上手になっていなければなりません。練習というのは、より短時間に、無駄なく、効果的に練習をする、というのが基本です習い事のひとつだったとしても、、音大やプロを目指すにしても、原則は同じ。その上で、30分なのか、1時間なのか、場合によっては15分でも、もしくは3時間、5時間、必要な時もあるでしょう。時間や体力はなるべく使わず、その分を他の事に使うのも大事なことです。子供には、やりたいこと、遊び、勉強・・たくさんありますからね。

  • 12Jun
    • プロになるために、その1

      最近、チェロの子供の生徒さんが数名入学してくれました。チェロは子供の生徒がピアノやヴァイオリンと比べると少ないので、新しく入ってくれるととても嬉しくなりますうちの次男なんか、チェロの子供が少ないという理由で習い始め、教室ではチェロの子供の生徒を増やすために、子供用のチェロを3台も買ってしまった(^^;)習いはじめて1年ちょっとの、あるチェロの生徒(小4)さんがいるのですが、チェロと橋本專史先生が好きすぎて、毎日の練習はもちろん、レッスンがお休みの日は猛烈にがっかりする、らしい。こういう子は、当然上達します。今、Youtube発表会というのをやっている最中でして、通常は限定公開(リンク知っている人だけ見れる)なので一般の方は見ることができないのですが、なんと本人志願のノーマル公開!こういう子は、プロ適正あり、です音楽家を目指す人、音大生、プロの人も含めて、演奏の技術面ばかりに目や労力が行きがちですが実は、演奏技術自体は、音楽全体の要素のたぶん10%か20%程度であって、音楽そのもののセンス、知識、さらに音楽以外のこと、頭の良さ、人間性や適性、考え方、これらが実は非常に大事だったりします。例えば、とにかく人前で弾きたい、より多くの人の前で弾きたい、という人は、そうでない人よりも適正がある、ということになります。なぜなら、私の知る限り、本物のプロは共通して、人前で弾くことが「本能」のように備わっている、からです。コツコツと練習するタイプ→技術的に向上しやすい人前で演奏したい、何かと自分の演奏を披露したい→そのために練習する→人に聴かせる時(本番)に能力を発揮する→それができるために何かを探すプロになるためには、その1人前で弾くべし!ということで、実名で登場!矢島翔太くん(小4)のYoutube発表会、動画アップしたので、ぜひ見て下さい。https://youtu.be/PZwaRfi9CAc 矢島翔太(チェロ)小4 W.ヘンリー:タランテラ【特別公開】Youtube発表会 2020年5月 森音楽教室(志木)&プレミアム音楽教室(溝の口) 演奏:矢島翔太(チェロ、小4) チェロ講師:橋本專史 チェロを習い始めて1年2か月。毎週レッスンをとても楽しみにしています。先生が大好きで、先生のレッスンが楽しみで仕方がないらしく、お休みの週は猛烈にがっかりします...https://www.youtube.com/watch?v=PZwaRfi9CAc

  • 10Jun
    • 理想の形

      先日(といっても3月の話)、教室の近くで、4月から大学生になる、あるヴァイオリンの生徒に会いました。「やあ!元気久しぶりだねー」「お久ぶりですー、森さんお元気ですか」(みたいな感じで、いつ会っても爽やか)彼は、小1くらいから習っていると思うから、かれこれもう12年、雨の日も風の日も、じゃなくて、勉強が忙しい時も受験の時でさえもほぼ休まず、ヴァイオリンのレッスンに通い続けています。「今日はどうしたの?」「大学受験ようやく終わったので、しばらくやっていなかったゲームを友達とやっています!」「どこ合格したの?第一希望?」「なんとか第一希望受かりました!早稲田です」「おぉー、おめでとう!すごいじゃん、やるねー」さらりとね、やるべきことをやっている、本当にカッコイイ青年になったもんだいい意味で小さい頃からぜんぜん変わらない、なんといっても、今でも可愛さがあるのがいい!(^^)(うちの子もこんな感じに育ってくれたらなぁ~)音楽をやりながら、勉強や、何かに一生懸命取り組み楽しさや充実した生活を送る。そして、目標を達成する音楽教室をやっていて、これまで仕事をしてきて、私にとって、これがひとつの「理想の形」です。(ちなみにもうひとつの理想は、最強の音楽家を生み出すこと)

  • 27May
    • 発表会で子供に一番人気の曲

      今年の「春の発表会」コロナの影響で開催できなかったので、生徒の皆さんがせっかく練習してきた曲を披露できるように、「Youtube 発表会」というのをやってみることにしました。非公開なので誰でも見ることができるわけではないのですが、一転やる気になる子、Youtubeにのるということでテンションが上がる子、意外な反応があっても面白いです。その本当の楽しさは、Youtubeにあがった自分の演奏を見たり、また他の生徒たちの演奏を見てからだと思いますが、どうなるか、私もとても楽しみです。今、発表会でピアノの生徒たちの一番人気の曲といえば、「千本桜」毎回、数人の子が弾いています。子供に人気なのは、ノリがよくて、速くて、カッコよくて、ちょっとダークなやつって決まってます。この曲は、ボカロで人気になり、ピアノで弾いたYoutubeが大ヒットし、今でもたくさん演奏されています。ある子供の生徒からのリクエストもあって、今回、先生による演奏動画を作ってみました。(そういえば昔は、発表会で講師演奏というのもありました)「千本桜」 ピアノ三重奏版演奏は桜井大士先生と高木梢先生、編曲はチェロの橋本專史先生、動画作成も橋本專史先生(撮影はiphone)よかったら聴いて下さい。https://youtu.be/tyhP9Y5UQ1s

  • 27Apr
    • 早生まれ、個々の成長の違い

      子供を育てたり、音楽教室で子供を見ている実感するのですが、1つの学年でも、4月生まれと次の3月生まれは(通称「早生まれ」って言いますが)、約1年違うことになります。そうなると年少とか年中くらいの年齢だと、身長も精神年齢も、全く違う。元々の身体の大きさももちろん、成長スピードにもよりますが、この子は早生まれなんだな、というのはすぐ分かるほどです。(背の順の前はたいてい早生まれ。かけっこの早い子は生まれ月が早い子が多い)うちの長男は2月終わりの生まれで、元から身体の大きいタイプでもないし、成長もどちらかというと遅いタイプなので(歯の抜け具合等で)幼稚園に入学してからは、・並び順はだいたい1番前、・徒競走は必ずビリ、・リレーは第1走者で、必ず出遅れ(競争という意識ゼロ)とこんな感じでした。でも、早生まれであっても年齢上がるほど差はなくなってくるわけで、ついこの間、うちの子の小学校3年生の3学期の通知表を見たら、何と、体育だけが全て「よくできる」(3段階の一番上)になっているではありませんか!確かに、マラソン大会も1年の時は限りなくビリに近かったのに今は真ん中よりもだいぶ上にいる。体操(コナミ)をコツコツやっているからその効果もあるのかな、なんて。なので、早生まれは、最初は大変だけど、後々は有利ですから、マイペースにのんびりやっていくのが良いのかなと思います。さて本題ですが、大事なことは、教育の責任を負う立場にある人は1つの学年の子供たちは「個々それぞれ生まれ月も違うし、成長スピードも全然違う」ということを理解しておく必要があるということ。ですから、今できない子は、本当にできない子ではない(本当にできないとは限らない)。今、勝つ子は、将来も勝つわけではない。勉強でもスポーツでも、できる、できない、で判断するのではなくそれぞれの持つ「良さ」を引き出す、ということが大事なわけです。まあ言葉では簡単に言えるわけで、実際はそんな簡単ではないと思うのですが、私たちはそれを心得て取り組まなければなりません。日本は昔から、教育においては特に、・型にはめがち・自由さが少ない・個性や特有性はさほど重視されない・将来性を見ない昔ほどではありませんが、この現代ですらまだ残っています。これは先生のような立場だけでなく、親の立場でも同じです。私からの一言!!「のびのびやろう」

  • 23Apr
    • むかしむかしの温かい記憶

      モノゴゴロついた時の瞬間の記憶ってありますか?私はなんとなくあるんですよ。むかしむかし、本当に一番最初の記憶。私は6才の頃まで、埼玉の上尾にある団地に住んでいたのですが、うちが2階で、その斜め下の1階に住む年がいくつか上のお兄ちゃんがいて、母親に「あのお兄ちゃんは誰?」と聞いた(そんな言葉きちんと話せる前だったとは思う)「なおちゃん、だよ」私の一番最初の友だちであり人生で唯一のお兄ちゃんその前からきっと遊んでいたんだろうけど、その後も引っ越すまで、ずっと一緒に遊んでいた(遊んでもらっていた)。今でも心の中にひっそりとある優しくて、温かい思い出。「今、なおちゃんはどうしているんだろうな~」

  • 20Apr
    • ピアソラとは-4 ~どんな音楽~

      ピアソラは現在、たくさんの音楽家によって演奏されていて"ピアソラの音楽"と一言でいっても、それは演奏するミュージシャンによって全く違うものになります。クラシック系の人が弾けば、「クラシック」(的)になり(編成や楽器によって色々ある)バンドネオンのオリジナル編成だと「ピアソラそのもの」っぽくなり、(といってもバンドごとにコンセプトや方向性も多様)ピアソラの音楽は曲そのものが個性が強く強烈なのでアレンジ加えても、アドリブ満載でも、やはりピアソラになる。=いわゆる「進化系ピアソラ?」ずいぶんざっくり分けてしまいましたが、まあ、こんなもんです。。でも、私が思うピアソラ音楽のまず第一の特徴というのは、やはり「熱量」だと思うのです。とにかく熱い。そして強烈。そういえば大昔、「表参道クラシック」というコンサートを企画していたのですがその1回目が「ベートーヴェンとピアソラ」だった。時代は全く違いますが、何か共通する奥底から感じる"熱量"があるのです。実はさほど考えず思いつきでパッとやっただけなのですが(1回目だし)なかなかいい線いってたな、なんて今では思っています笑今はピアソラがたくさん演奏されているわけで、優れたもの、個性あるもの、楽しいもの、色々あります。弾く人のジャンルだけでなく、楽器も様々。ただ、ピアソラ自身の演奏をずっと聴き続けてきた人からすると現代のピアソラ演奏には、残念ながら、"熱量"に欠けている。(なので私は研究の目的以外では、ピアソラをピアソラ以外の演奏では聴かないのです)ピアソラの持つ、邪悪さ血の塊のようなやはりピアソラには、それがなくては。

  • 17Apr
    • ピアソラとは-3 ~ピアソラって~

      ピアソラは、様々な楽器編成で音楽を作りました。歌にフルート、ギターにピアノ、オーケストラ・・・・しかし彼の音楽のメインとなるのは、彼自身が率いた「五重奏(キンテート)」バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノ、ギター、コントラバスの編成による音楽です。ピアソラ自身が演奏した録音というのも実はたくさんありましてCDも販売されています(廃盤になったものも多い)。多くは1978~1988年に活動した後期五重奏団の時の演奏で、ピアソラのアドリブ満載な唸りを上げるゴリゴリのバンドネオンを中心にヴァイオリニストのスアレス・パスの他、凄腕ミュージシャンが脇を固めたもの。もし興味があれば一度聴いてみて下さい。ピアソラを聴くには上のように「彼自身が作曲と演奏をした五重奏」の他に、彼の音楽は、現在、世界中の音楽家によって演奏されています。いわゆる、作曲家、ピアソラです。例えば、日本の【クラシック系】の演奏会で一番演奏されている曲は「リベルタンゴ」正直、世の中のクラシックコンサートこればっかり演奏してますよ笑さらに今の若い演奏家は何でも演奏するので、今ではどんどん発展して、オブリヴィオンや冬などもよく演奏されますし、もっと踏み込む人たちたピアソラプログラムによる演奏会も行いますし、プロだけじゃなくてアマチュアの方でも、様々な楽器編成で、多くの人がピアソラを演奏しています。その他に、【バンドネオン入りのオリジナル編成】での演奏会も実はたくさんあります。日本では数名、著名なバンドネオン奏者もいますし、どちらかというと、楽器編成も同じ、こちらが音楽的には一番スタンダードと言えるでしょう。日本はあまりないですが、海外にはこのようなピアソラバンドはたくさんあります。さらに、アドリブで展開される【ジャズ系】もありますから、世の中の音楽界は今、実はピアソラがあふれているのです。いや、私はそんなライブとか行かないよ、という人でもCMに映画やドラマの音楽、実はあちこちピアソラは流れています。ということで、私たちは気づかずして、日常からピアソラをたくさん聴いている、というわけです。

  • 15Apr
    • 批判とは

      今、コロナウイルスで世間は大変ですが、何やかんやと皆で言い合ったり、批判したりという光景を良くみますが、少なくとも共通しているのは、世の中がなるべく良い方向に行くように、それぞれ考えていたり、行動している、ということです。この期に及んで自分だけ助かろう、という人はあまりいないし自分のことだけ考えて物事判断する政治家や経営者はまずいない。本来の目的はみんなきっと大差はなく、その方法や考え方が違うだけ。社会において生産的な議論は当然必要ですが、自分と思っていることと違う、という理由で、もしくは何の目的もない、ただ批判している、という行為は、物事を良い方向に持っていくことはできないでしょう。私が最近思うのは、なぜごく当たり前に人が人を批判するような社会に(いつのまにか)なってしまったのだろう、ということ。コロナに限らず、今の世の中、ネット上などで自由に発言できることによりしかも自分が誰なのか知られずして、人を批判する光景をよく見ます。これは特にここ数年でエスカレートしているように思います。自分と違う意見の人を批判したり、間違いを犯した人に対して厳しい言葉を浴びせたり、言葉の揚げ足を取ってみたり・・・・まるで自分が正義の使者で、悪者へ審判を下すかのように。批判するなら、その責任を負う必要がある。責任を負わない批判にはまったく価値はない。テレビは一種のエンターテイメントではありますが、そのようなある意味公共の場で、堂々を人を必要以上に批判するのを見ていると、そしてそれが世の中で普通に受け入れられているのかと思うと、とても恐ろしいものを感じてしまいます。ミスを犯した人間へは、それをさらに貶めるのではなくその人をどう立ち直らせるか(世の中を良くすべきか)という前提の元に何かをすべきだと、私は思うのです。また、世の中には、例えばテレビが無い(見ない)スマホやパソコンが無い、なんてことは当たり前にあること。今日明日を生きる人が精いっぱいの人はおろか中には今日も明日もいらない、という人すらいる。本来、世の中にはいろいろな考え方があり(集団ではある程度の約束や統一された考え方は必要ではありますが)基本は、それぞれを尊重して、いろいろな考えがあるべきです。私は親でもありますし、人に何かを教える立場でもりますが、私の周りにはそのような人がいないことをとても素晴らしく感じます。(私は一切何かを教えたわけではありませんが)もし誰かがそうしていたら、それは「とてつもなくカッコ悪いこと」だと、教えると思います。

  • 13Apr
    • ピアソラとはー2 ~ピアソラというジャンル~

      私は音楽をジャンル単位で考えるのは適切でないと考えていますがあえて分かりやすく説明しますと、ピアソラはよく【タンゴ】の人のように言われます。これは主にタンゴに関わる"以外"の人からそう言われています。しかし、タンゴの中にいる人からは、ピアソラのタンゴは違うジャンルのタンゴ("ピアソラ"というジャンル)のように捉えられています。元来、タンゴという音楽は分かりやすい拍子感の曲調の為、『踊る』ための音楽であったのですが、それに対し、ピアソラの音楽は非常に多種多様な拍子を織り交ぜて作曲した為、とても『踊れる』ものではなく、『聴く』音楽としてその道を切り拓いたのです。現に、ナイトクラブでピアソラが演奏を始めるとお客さんたちは皆、黙って彼の音楽に耳を傾け、静かに聴き入るという逸話もあるくらいです。いわゆる、聴くための音楽に進化させたものともいえるでしょう。我々音楽を作る側の人間の視点からみると、ピアソラの音楽はクラシックとタンゴをベースに、ジャズの要素を取り入れたもの、と説明するのが分かりやすいのかもしれません。しかしピアソラに限らず、音楽というものはそもそもいろいろなジャンルや要素がごちゃ混ぜになっているのが当たり前なので、ズバリ、ピアソラが何なのかと聞かれたら、ピアソラはピアソラ(というジャンル)である、と私は答えたいです。それは、バッハがバッハという一つの巨大ジャンルであるように、同じくベートーヴェンやショパンなどもそうであるように。

  • 11Apr
    • 次男、伝説その1の画像

      次男、伝説その1

      うちの三兄弟の次男。こいつが面白いちまたではイケメンで通ってる。しかし、モテたという話は今のところ無し。面白いのは生まれる前から。まず逆子。そしてつわりが酷い。こういう時はたいてい、なかなかやっかいで、変わり者が生まれる。そう、実は子供はお腹にいる時から性格は決まっている赤ちゃんは普通半年くらいから(この時期はさまざま)離乳食を食べ始めるんだけど、こいつは結局離乳食を一度も食ったことが無い。とにかく何やっても食わない。ずっと一途にミルクのみ。そのうちあきらめて、1才2か月くらいだったかな、ある時ようやくミルク以外のものを食べ始めたんだけど、何だと思う?せんべい、だよ。普通の醤油のカタくて丸いやつ。100%冗談で「これでも食べるか?」って持たせたら、ポリポリと。そこからしばらくは、ミルクとせんべいの生活。その時、確信したよ。こいつは変わり者だと。(長男は全く手のかからない、育てやすい、教科書どおりのタイプ)歩くのも遅かったな〜。1年経っても立たないし歩かない。気持ちいいくらい、全くその気なし。1年半経っていよいよ心配になったけど、それから少し経って、いつのまにかひょいひょい歩いてたよ。煎餅事件からしばらく経って色々と食べ始めるようになって、ある時にアジの干物を食べさせてたんだけど少し目を離していたら、おいぃ!!アジの干物まるごと食ってるよ真ん中の硬い骨以外頭も完全に無かったなつづく

  • 08Apr
    • 電子ピアノでピアノを始めても良いのか?

      ピアノを習い始めようとしている方から一番多く頂く"電子ピアノしか置けないけど、ピアノを習うことはできるのか?"また"電子ピアノでもきちんと上手になるのか?"という質問。結論を先に言ってしまうと、「電子ピアノでも全く問題ありません」実際、生徒の半数以上は電子ピアノです。これはうちの教室だけでなく首都圏ではいたって普通のことですし、経験上、ある程度のレベルまでは電子ピアノで全く問題無いと考えます。(ただし、レッスンでグランドピアノが弾けるのが前提)もちろん、ある程度以上のレベルになったらアップライトピアノ(縦型ピアノ)の方がタッチなどをよりきちんとマスターできますし、表現まで自分で研究しながら練習するにはグランドピアノが必要になってきます。もちろん絶対ではありませんが。電子ピアノは、88鍵盤あることと、ペダルが付いていることは最低条件になりますがそれなりのものであっても安いものは5万以下で買えます。音量調整もできるので近所迷惑もありません楽器のことでためらっている方がいましたら、気にせず、まずは気軽にチャレンジしてみて下さい

  • 05Apr
    • ピアソラとは-1 ~20世紀最大の巨人~

      エルシエロは"ピアソラ"を演奏するためのバンドですが、そもそもピアソラを知らないという人はもちろんたくさんいます。ですので、"ピアソラ"って何なのか、これを読んで少しでも知ってもらえたり、興味を持ってもらえれば、嬉しいです。アストル・ピアソラ(1921~1992 アルゼンチン)は数多くの作品を作った作曲家であり、バンドネオン奏者としても活躍した20世紀の最も重要な音楽家の一人です。彼は自らのバンドである五重奏(バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノ、ギター、コントラバス)を率いて世界中で演奏し、自分の作品を発表し、活躍し続けました。(特に1950年代後半から、1992年に死去する少し前まで)彼が亡くなり30年近く経ちますが、その存在感は忘れ去られるどころか増すばかりで、彼の遺した作品も、そして彼自身の演奏も、熱狂的なファンが増え続けています。そして、ピアソラに魅了され演奏するバンドや演奏家は今もなお世界中にいて、音楽界において愛され続けているのです。これはもはや『巨人』といっても過言ではありません。日本では巨人・ピアソラを演奏している演奏家はもちろんいますが専門バンドとしてやっているのはこのエルシエロ以外はあまりいないのです!では、彼の音楽ってどういうものなのか。それはまた次回書こうと思います!

  • 04Apr
    • エルシエロ登場!!

      とうとう、El Cielo 2020(エルシエロ)がCDデビューです!!2015年に結成して、はや5年。ようやくです。なぜCD作らないのか、散々言われましたが、それには「りゆうがあります」笑私のアーティストの本格プロデュース業は、第一弾の「上野星矢」以来であり、この「エルシエロ」は第二弾、にして最後かもしれない、そう思って取り組んできました。エルシエロとは何なのか、ピアソラとは、そしてプロデュース業についても、コツコツ書いていこうと思います。