青山美智子さんの小説『木曜日にはココアを』

文庫本を ローソンで見つけたのが 2021年

 購入した後に、表紙が 田中達也さんだった!

と気付いてビックリ、すごく素敵なんです コップ

 

 

私が 会社員時代の昼休みに読んだ本のなかでも

ベスト3 に入る小説

短編がつながって ひとつの物語になっていく構成

当時は 昼休み後半に少しずつ読んでいたから 区切りがちょうどいい

そういうところも良くて

 

それぞれの立場からみた日常が、何とも身近に感じて

現実、悩み、人間関係、海外での生活も コアラ

いろんな分野にホント詳しいんだな...  小説家って凄い

 

 

 

最初から登場する 川沿いのマーブル・カフェ

私も通いたくなる 優しくあたたかなお店

 

カフェの不思議なマスター、いいなぁと思う

  いらない。俺、(ひとを)見る目だけはあるんだ。

と、ハッキリ言える人

ワタルくんにお店をまかせて、客のふりをして

カウンターでスポーツ新聞を読んでいるのもいい(笑)

 

 

 

最終章の 12  恋文〔White/Tokyo〕を読んでいる時

うわぁーっと、声を出しそうになってしまい

午後から仕事へ戻れないような、心境になっていた。

 

 

 

 「 いつもの場所です。好きなところにいるだけで、

   元気になることもあると思います 」

 

 彼女の想い、届くはず。

 
 
 
 カプチーノ&バナナロールケーキ
 

心に残っている名言集