クラシックギターの名器アルカンヘルの二重奏が聴ける日本唯一(?)のクラシックギターデュオ《ラス・マノス》さん。
2年ぶりにカデンツァでのライブでした。
アルカンヘルの艶がのった温かみのある美音をデュオで楽しめるという魅力ともうひとつ、なかなか聴くことができないレアなギターのための二重奏曲を聴けるというのもラス・マノスさんのライブの特長です。
左 富川勝智さん 右 湯川賀正さん
音大で教鞭をふるい現代ギター等にも執筆している富川さんの楽曲解説は説得力があります。
プログラム
第一部
・第一歩/ソル
・愛の挨拶/エルガー、パヴァーヌ/フォーレ、愛のロマンス/ルビーラ
・変奏とロンド付きアンダンテ/ベートーヴェン(カルッリ編)
・ララバイ/コシュキン
第二部
・3つのデュエット/パークニング編
・6つの友情/デュアート
・12のファンタジアより/セナモン
アンコール
・組曲「北の国から」/湯川賀正編
TVドラマ「北の国から」をこよなく愛す湯川さん。
渾身の編曲は、組曲「北の国」から、、、という大曲に。
今回は久しぶりということもあってか直球プログラム。
聴き応えのある楽曲から、文字通り「愛」らしい曲まで、、、
お二人の紡ぐ音の連なりが温かく会場を包み込みました。
2年ぶりのラス・マノスさんのライブでしたが、次回はもう決まっております。
来年の5月26日(土)14時から!
ぜひ、ラス・マノスさんの音楽を聴きにいらして下さい。