正月事始め(12月13日)になると、
お正月の準備が始まります。
煤払い、松迎え、正月飾りの準備など、・・・。
正月飾りの一つ、「門松」って、
煤払い、松迎え、正月飾りの準備など、・・・。
正月飾りの一つ、「門松」って、
いったいどんなものでしょう?
見かけるけど、飾っているけど
見かけるけど、飾っているけど
良く分かっていないという方も
いらっしゃるようですので、
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
■門松とは?
文字通り、門に立てる松のことです。
なぜ立てるかというと、歳神様を
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
■門松とは?
文字通り、門に立てる松のことです。
なぜ立てるかというと、歳神様を
お迎えする目印となり、
「神様、我が家はこちらです。
「神様、我が家はこちらです。
お入りくださいませ♪」
という意味なのです。
松を立てて飾るシンプルなもので充分
松を立てて飾るシンプルなもので充分
ともいえますが、より多くのご利益を得たい
という心が、門松を大きくしたとも言われています。
■門松の種類
竹を斜めに削いである「そぎ」と、
竹を斜めに削いである「そぎ」と、
水平に切った「寸胴」があります。
元々は寸胴だったそうです。
「寸胴」は、竹の節が詰まっている
元々は寸胴だったそうです。
「寸胴」は、竹の節が詰まっている
ように見えて、お金が貯まるイメージ。
「そぎ」は、徳川家康が「武田信玄を斬る!」
「そぎ」は、徳川家康が「武田信玄を斬る!」
という念を込めて切ったのが始まり
という説がございます。
先日、街を歩いていると、「寸胴」の門松を見て、
先日、街を歩いていると、「寸胴」の門松を見て、
「尖っていると危ないから水平にしたのね。」
という会話が聞こえてきて、面白い捉えかただわ♪
と思いました^^;
銀座 和光の門松は「寸胴」でした。
こちらはルミネ。「そぎ」でした。
コメダイズは寸胴ですね。
■雄松と雌松
「雄松」は黒松のこと。
枝の皮は赤みがなく、
葉は太くて長いのが特徴です。
「雌松」は赤松のこと。
枝の皮は赤茶色をしており、
葉は細くて短めです。
■飾る位置
外から玄関に向かって、
雄松を左、雌松を右に飾ります。
日本は左上位だから、建物に対して
右が雄松、左が雌松では?
と疑問に思うかもしれませんが、
お家目線ではなく、神様目線なので、
神様から見て左が上位になるのです。
神社の狛犬は「阿」が右、
「吽」が左ですね。
お家の門松とは反対ということです。
■外こぼれと内こぼれ
一般には竹の2本目が外側にくる
「外こぼれ」が多いようです。
邪気、災難を外に払うという
意味があります。
「内こぼれ」はお客様、
福を呼び込む意味があります。
意味を知ると、門松の観察も楽しいですね。
ちなみに、12月31日(大晦日)に
正月の飾り付けをするのは、
「一夜飾り」といって縁起が悪いので、
飾りそびれている方は、
年が明けてから飾ってくださいね。