✧✧༻ マダムフローラから皆様へ、ごきげんよう ༺✧✧
プロ、アマ問わず、料理する方にメッセージ!
食べる人の笑顔を想像して作り、盛り付けてください❤
テーブルセッティングする方にメッセージ!
料理に最適なカトラリーを用意してください❤
簡単そうで難しいといいますか、奥が深いことでございます。
clubhouseや出先でお話する方のお悩み、相談を日々解決しております。
良いヒントをもらって有り難い!という方は、私に投げ銭もできるのですよ♪
こちら↓
さて、本題に戻ります。
🔶今日のお悩みはこちら。
お粥にお漬物を添えてお出しするのに、匙だけではお漬物が食べにくいし、箸を添えると大げさなので、どうすればよいでしょう?
私の答え: お漬物に楊枝を添える。
普段は普通の楊枝で良いし、格を上げるなら黒文字が良いでしょう。
(写真は、私の毎朝ルーティンお粥。麹納豆、白和え、胡麻塩乗せ、漬け物添え)
黒文字は2寸、2.5寸、3寸と長さがありますから、お漬物に添えるのは、器などの大きさにもよりますが、2寸か2.5寸くらいでよいかと思います。
一般的な楊枝は2寸(6cm)です。
お箸を添えると、お粥をお箸で食べる人が出てくるかもしれません。うっかりお箸でお粥を食べると、上手く食べ進められませんし、お粥がお箸にねっとり付いてしまうことも有りうるでしょう。そういうわけで、お箸はやめて、楊枝を添えるのがベストだと思いました。
食べる人の頭に"はてなマーク"がチカチカしないよう導くことは、大切なおもてなしです。レストランでも、フォークのほうが食べやすいのにスプーンしか置いていないことや、一口では食べられない大きさなのにナイフがない、カットして欲しいとリクエストすると嫌な顔をされたり、できないと断れれたりすることがあります。
料理人のエゴや、調理場とホールの力関係とかで、食べる人の笑顔にベクトルが向いていないこともありますし、食べる側にそれが伝わってしまうことがあるのは、とても残念です。
サニーレタスを大きいままサラダの下に敷いたりするのも、ナンセンスな料理ですね。
食材に対する姿勢、お客様に対する姿勢は、こういうところに現れます。
迷いそうなプレゼンテーションのものには、ひとこと添えて迷わないようガイドしましょう。
迷わず、残さず食べて、笑顔でフィニッシュを迎えられるよう、おもてなしをする側の料理人やサービスーパーソンは、常にベター、ベストを考えていただきたいと思います。
私がこのように生意気な意見を申すのは、飲食店でサービス、調理の経験があるからです。
サービスの時は調理場とバトルし、顧客満足にベクトルを向けて調理場とお客様の橋渡しをしてきました。
それから、20年オーナーシェフ&ソムリエを経験し、同業者と勉強会を重ねました。
実際に私が食べる側で、どうやって食べたらいいか疑問に思う料理や、組み合わせがちがうのでは?というカトラリーもあります。私は分からないに時には遠慮なく聞きますし、食べやすいカトラリーをリクエストすることがほとんどですが、言いにくいシチュエーションの時もあります。
ご馳走になっているので言いにくいということもゼロではありません。
テーブルマナーに自信のない方は、恥ずかしくてお店の人や周りの人に聞けないまま、気分が下がってしまうこともあるでしょう。
みなさま、インスタ映えするけど食べにくいものが世の中に溢れすぎていることに気づいてはいるけれど、見て見ぬふりをしていませんか?
「迷わす笑顔で食べられる。素材を生かし、食べ物で遊んでいない、素敵なおもてなしを感じられる料理」
あなたの目に触れるものを、このフィルターを通して見てみてください。
あなたがより良いものを選択できらようになりますように💗
提供する人は、食べる人を迷わせない、おもてなしを育てましょう✨
貴方の品格アップ!応援させていただきます♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
マダムフローラより愛を込めて❤

