タイトルの通り、1日と15日にお赤飯を食べる習慣についてのお話と、
私の手抜き?赤飯の炊き方を綴ります。

太陰暦を基準としていた昔、1日は新月(朔日)、15日は満月でしたから、
始まりと満ちた日にお赤飯を炊いたそうです。
「おついたちさま」「じゅうごんちさま」ともいわれます。
神社への御一日参り(朔日参り)、十五日参りも同じ由来ですね。

元々の赤飯は、赤米を蒸したものだったようです。
赤い色には邪気を祓う力があるとされ、神に供える風習があったようです。
それが江戸時代になると、白米に小豆で色付けするようになったそうです。

神様に供えていた赤飯、人々も供える日にに食べていたのでしょう。


「ゆであずき」で有名な井村屋のホームページでも、あずきの日のことが書かれていました。

― 下記引用 ―
「毎月1日はあずきの日」とはこうした栄養豊富なあずきを食べて健康になってもらえたらと
あずきの製品を多く扱う井村屋グループ株式会社が制定し、日本記念日協会より認定されました。
日付は毎月1日にあずきを食す習慣を広めたいとの願いからです。

井村屋さんが制定したんですね、知りませんでした。

本来、赤飯は「小豆」ではなく、「ささげ豆」で作り、 「神にささげる」という意味があります。
私の実家の和菓子屋でも、「備中だるま」というささげ豆を使っています。
ささげは栽培が難しく、輸入がほとんどだそう。
子どものころ、備中だるまの仕入れ値の高さに驚いたのを覚えています。

私は最近、ポット保温製法で小豆の下ごしらえをして赤飯を炊いています。
ガス代も節約、台所に立っている時間も節約でき、笑顔が増えます♪

【私の御赤飯】
もち米 1合半
うるち米 半合
あずき 25g
塩 小さじ1/3

あずきを洗って携帯ポットに入れ、熱湯を注ぎ蓋をして90分位置く。
その間にお米を研ぎ、水加減を普通にやっておく。
水を計りながら捨て、捨てた分、小豆の煮汁を入れ、小豆と塩を加えて炊く。

お赤飯が好きなので、新月、満月、1日、15日になるべく食べるようにしています。
そういえば、コンビニのお赤飯おにぎり、なかなか良い塩梅で関心したことがあります。
100円くらいで日常的にお赤飯が買える今は、すごい時代です!

皆様も、暦を意識してお赤飯を食べてみませんか?

ちなみに、『お赤飯の日』は、お赤飯の日制定委員会により、11月23日「勤労感謝の日」に制定されています。