十八代目中村勘三郎さんが亡くなった。

自分でも驚く程ショックで、

意外な位ダメージを受けました。

というか、受けています。

以前、

平成中村座の金比羅歌舞伎だったかな、

明確には覚えていないのですが

地方の芝居小屋での公演を特集した番組を観た時、

勘三郎さんが演じ、歩いている姿を見て

涙が出たんです。


何気ない、ただただ歩く、そんな感じの場面だったのに

涙がボロボロ出たんです。

役者として?人として?

その佇まい、存在感、生き様、

何やら判らないけれど、

込み上げて来るものに涙が止まりませんでした。

一度で良いから、生で勘三郎さんの芝居に触れたい、

いや、いつか勘三郎さんと芝居でご一緒したい!


その願いを叶えることが出来なくなってしまい、

今はただただ、悲しみでいっぱいです。

役者としての艶や気…

本当に偉大な役者さん、創造者だったと思います。

心からご冥福をお祈りいたします。