結局まず数か月分まとめて受付にキャッシュ渡して
しばらくしたら受付の人がなんだか一束多いんじゃないか
と言い出して「へ?」そんなはずはないと思っていたら
「確かに一束多いです」私数えたからと、彼女は
熟れんばかりの甘いすっぴんの唇から誠実なことを
言ってきたから
はあ、それはどうもどうもありがとうございます、
あなたとてもいい人ですねと
笑顔で見合っているととても笑顔が可愛い人だ
こういう間違いを指摘して返すのは当たり前だと
思ってもよいのかどうか
世の中そうはうまくできていないから
あなたとてもいい人だから何かぱっと
おいしいもんでもどうぞと一枚チップですと
渡したら、「これはスタッフのチップ箱に入れます」
といってそうしていた
きれいな瞳と奪いたくなるような唇で
正面に立っている彼女の名前を聞くと
愛さん、なるほどね
保険代理店といい宿の受付といいヒロインが
二回登場してきたなあ~と思いつつ
おいしいもんでも食べに出ようかな~~
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電話番号を変えない не меная телефон
息をすっと吐き出せ выдыхай
飛び去れ улетай
