6月4日 中山さん 石野さん
本日は、午前中 先日体験でこられた、中山さん。受講いただくことになりました。
中山さん、結構あれから、ご自宅でキティちゃんの復習されたり、自分の書きたいファッションの台紙なんかも
作ってきておられたり、非常に積極的に取り組んでいただきました。
そうやって、やりたいことを積極的に練習しておいていただけると、そのなかで出来なかったところを、アドバイスさせていただけるので、より効果的に頭に入っていきます。(人間、わからない問題を解決したいとおもいますからね)
今日からは、イラストレーターの基本をじっくりやっていきます。
今日の段階では、とにかくペンツール(ベジエ曲線)の振る舞いを体感していただくことに注力します。
難しいツールなんで、手中にいきなり収めるのは難しいです。
なので、この曲線が、こうするとこうなるという様子を伺ってください。
最初の段階のコツとしては、きれいなカーブを作りたいのなら、ポイントの数は最小限にします。
今日の練習では、ほとんど2点で描いて行きます。
これでも、ベジエハンドル(ひげ)をエディットすれば、かなり複雑な曲線がかけます。
角の作り方(ひげを折る)と、ガイドラインの使い方をまず今日覚えます。
最初、なかなか??な感じのご様子でしたが、後半はわりと予想して操作をやっていけているので、かなりいけるとおもいます。
このツールは、特殊な操作方法なので、それが脳の中で普通の操作としてのシナプスが形成されるようになれば、しめたものです。そのためには、とにかく数をこなすことですね。
自転車乗れるようになるのに近いですね。
午後からは、石野さん。
今日は、前回の話の流れから、雑誌の切り抜きコラージュ。これも、CLASS99.99の名物カリキュラムです。
コンピューターは一切使いません。
雑誌一冊と、のりと、はさみ。イラストボードだけ。
B4の画面に、切り抜いたいろんな雑誌の部分を貼り付けていって、全体として、バランスの取れたコラージュを作っていただきます。
これの効用は・・・・
●限られた材料しか使えない状況で80点ごえのデザインを作り出す。
●コンピュータのように、いろんな加工が出来ないので、配置のトレーニングになる
●素材を良く見て吟味する能力を鍛えられます。
●色の感覚、バランス感覚を細部にとらわれずに養うことが出来ます。
というかんじ。。
石野さんは、割とはやく決定できていますね。
最初の1つの要素を決めることがあとあとの方向を決めるので、重要ですがびびり過ぎないように。
おもいっきりも大事です。後でどうにかなると思い込むのもいいです。
で、作品です。
きょうの料理というNHKの料理本だったので、非常に色鮮やかな素材がそろいましたね。
舞い上がるように配置できた要素も、きれいです。
配色的には、かなり良い感じで素材を選べたと思います。リズムを作るのもうまくいきましたね。
お子さんがいらっしゃるので、遊び感覚で、一緒にやってみるとおもしろいし、いい刺激になるのでいいとおもいます。
次回からは、WEBの製作に戻りますね。
