昨日行われた入寮式の中で話された内容です。

寮生に向けたメッセージですが、よく見るとクラス内での話に置き換えても、とても大切なメッセージだと思い、この場に掲載させてもらいました。


『皆さんがこれから生活の場としようとしている寮での生活は、親元を離れて他人である、たくさんの寮生と共にする共同生活です。だから、自分だけではなく、他の寮で生活する皆にとって生活しやすい状態にするための努力も必要になります。各家庭には各家庭独自のやり方があると思います。例えば、トイレに行けばスリッパを揃える、最後にお風呂に入れば風呂を洗うなどがあるのかもしれません。しかし、寮で同じ部屋で生活する人は同じ親で同じように育てられた人はいません。だからこそ、同じ寮の人で全てが同じ考えを持った人はいないといっても言い過ぎではありません。
 その違いを受け入れないで、自分の価値観だけの中で生きていくというのもひとつの生き方です。しかし、誰かだけが受け入れられて、誰かだけが受け入れられない状況になってしまうと、全体の中ではよい状態とは言い切れません。考えや趣味が違う人と一緒にいることは、最初はいやな気持ちでいっぱいになってしまうことも出てくるかもしれません。でも、お互いが少しずつでも考え方を受け入れあうこと、違いを受け入れることができたなら、お互いにとって大きな成長になるはずです。少し考えて見ましょう。みんなで協力して、できないと思っていたことが出来るようになった時。このときに嬉しさは、今まで生きる中で一度は感じたことがあるのではないでしょうか。その何となく感じる嬉しさの積み重ねが「安らぎ」なのです。』

クラスの中での人間関係を構築する上でも、「違いを受け入れる」気持ちを忘れずに、楽しい学校生活を作ってもらえたら幸いです。