装いを自信につなげる専門家
仲人カウンセラー
山﨑理恵です
私がいつもメルマガを拝見している
和装イメージコンサルタントの上杉恵理子さんが電子書籍を発行されました。
その名も
「洋服がめんどい、
だからきものなんです。」
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ぜひご覧ください！
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電子書籍
『洋服が、めんどい。ー だから、きものなんです』
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もう、その気持ちめっちゃわかる〜〜〜〜〜！！
って思いました。
私も洋服の選び方とか教えてる人ですが、
実は
洋服めんどくさっっっっ！！！！！
ってシーンは多々あります。
一番めんどくさくてびっくりしたのが、
結婚式のおよばれ服でした。
20代半ばすぎると、年に何回か結婚式に招待されるようになりました。
一度買った服も、
学生時代の友達、職場の友達、、とゲストが違えばそのままでもいいんです。
でも、いつもおんなじ服で写真に映るのもなあ、とか、
季節問題とか、式場によってとか、微妙にそぐわない時も出てきます。
また買わな、、、
当時は服が高かった！！
平成初期の、ネットも通販もファストファッションもない時代、
結婚式に着ていく服を買うのはデパートくらい。
マニュアルがないし、自分の出席経験も浅いので、
ほぼ店員さんの言いなり。
服を買ったら、靴も、アクセも。
タイミングによっては定価購入しなければならない。
えんらい出費ですわ。
そのうえお祝儀、二次会費。
結婚式に招待されると、
おめでとうの気持ちと、出費を気にする重い気持ちの両方がのし掛かってきました。
あるとき、
そうだ！着物を着ていけばいいやん！！と気づいたのです。
結婚式の招待客の中には、留袖姿の親族もいますが、
一般客の中にも、着物姿の方がいたのです。
昭和初期の生まれの私の母。
「嫁入りに着物を持たせるのは当たり前」という感覚の世代です。
父は会社員、母は専業主婦のごく普通の家庭に育ちましたが、
きっといろいろやりくりしたのでしょう、
母は振袖を用意し、その他訪問着、小紋、喪服などを、私と妹に誂えてくれていました。
20代の後半から、
結婚式のお呼ばれには着物を着ていくことに決めました。
会場へ着物を持参して、着付けとヘアセットだけ頼んだり、
時には母に着せてもらったりしました。
そうすることで、どんな天気でも着物で伺えます。
会場でも「わざわざ着物で来てくれてありがとう」と言われるし、
自分も晴れやかな気分になれる、
そして、なにより母が喜ぶのも嬉しかったです。
その後、
結婚して息子が生まれ、入園、入学のセレモニーがある年齢になりました。
さすがに幼稚園生のときは手が回らず、着物で出席することはありませんでしたが、
ここでもまた、
式服ってめんどい！！！！
という思いがむくむくと湧いてきました。
特にスーツが必要な仕事ではなかったので、
ちゃんとしたジャケットとか、華やかなワンピースとか持ってない！！
しかも、3月の卒園→4月の入学と連続でやってくるやん！！
同じ服で出るん？！
これから先、ずっとこれ悩むん？？！！！！
式服ってめんどいやーーーーーん
じゃあ、
着物着たらええやーーーーーん！
息子が小学校にあがるとき、
入学式は着物を着よう！という目標をたてました。
着せてくれる人はいないので、
直前に着付けを習いに行きました。
今思えば、限りなくおそまつな着方ですが、
なんとか着物で小学校の入学式に出席することができたのです。
それ以来、
大雨だった高校の入学式を除いて、すべての卒入学式を着物で出席しました。
結婚式も、あいかわらず着物でと決めています。
振り返れば、
毎回毎回悩むのに嫌気がさし、
めんどい衣装はやめてしまおう！！！
セレモニーは着物にすると決めた20代後半から約20年、
本当に救われた気持ちがします。
もちろん、決めたからには、
自分で着れるように練習し、
冬用、夏用の着物を揃え、
雨の日だったら、の準備もしています。
だけどそれは、一揃えでいいのです。
今まで20年、これから何十年、私はこのスタイルでいくでしょう。
20代の頃に買ったおよばれ服は、
今は着れるものはないなあ、と改めて思うのです。
だから、上杉さんの
「洋服がめんどい、
だからきものなんです。」
という書籍を拝見したとき、
「そうそうそうそう私もなのよ！！！！」
と大きく頷いたのです。
それ自体がめんどいやん！！って思われがちな着物。
でも、それによって心も時間もお金も、
セレモニー前の迷いの森から、ずいぶんと救われたなあと実感しています。
何千年もの日本人の英知と工夫が詰まった衣服には、
いつ着ても色あせない、ものすごいパワーが潜んでいるのだなあと改めて感じました。
私は洋服も好きですが、
着物も大切に着こなしていこうと思うのです。
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