仲人カウンセラー
山﨑理恵です
先日、大阪の実家に1泊してきました。
すかんと晴れた青空！というより
薄曇りのお天気でした。
うちの実家からの景色。
東京に来た時、どこにも山が見えないことが
最初は不思議でした。
大阪も京都も神戸も、
街の中心にいても、必ず山が見えます。
まわりをぐるっと山に囲まれているからです。
私は、実家から毎日この景色を見て育ちました。
この山のむこうは奈良県です。
山の稜線を見ると今でもホッとするし、
この景色も嫌いではありません。
でも、ぼーっと眺めながら、
なんか壁みたいやなあ。
行き止まりみたいやなあ。
この向こう、もっと広いところはどうなってるんやろう。
違うところで暮らしてみたいなあ
と、いつも思っていたことを思い出しました。
今振り返ると、
私が結婚相手に求めたのは
大阪を出る人
いや、他力本願やから、正しくは
大阪から出してくれる人
かもしれません。
20代半ば〜後半、非常にマメな友人のおかげで、
数え切れないほど合コンを繰り返しました。
大阪に転勤してきている、
全国いろんな地方出身の男性とも知り合いましたが、
自分の中では、
「将来の行き先は東京」と漠然と思っていたので、
地方に戻る予定の男性は、即刻なしでした。
結果、
東京に本社がある会社に勤務していた、
同僚である夫と結婚することになりました。
まさか自分が職場結婚するとは思っていませんでしたが、
「私が結婚するときはまるで事故のように
あっという間にするんやろう」
とのイメージどおり、
交際し始めてすぐ、６か月後の式の日取りを決め、
３か月くらいからフライングで一緒に住み始めました。
で、その後数年して、
夫は予定どおり東京へ転勤になりました。
夫は
私を大阪から出してくれる人
だったわけです。
今にして思えば、
これが私の婚活の優先順位でした。
もちろん、それだけで結婚したわけではないですが、
私の結婚イメージの中では、大きな条件だったのは間違いありません。
あと、「事故のようにあっという間に・・・」を叶えてくれる、
同じテンポで行動してくれる人だった。
婚活女子にもいつも言っていますが、
やっぱり、
結婚した未来をイメージすることは大事だな。と
改めて実感しました。
実家から山を眺めながら、
ああ、もうここは出たんやなあ、と
ふと振り返ってみました。
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