みーくんのブログ にも書かれていましたが、私も以前から気になっていたダイナースからのメールのタイムスタンプがGMTとなっていることについて調べてみました。
調べるといってもトレースルートを使って、ある程度の位置を推測するだけです。
citiのメールヘッダーを確認すると、fromに[191.67.141.124] と書かれていたので、windowsのコマンドラインからtracertを実行します。
C:\>tracert 199.67.141.124
すると、[199.67.141.124]のIPアドレスが示すドメインはmail.citigroup.comであることが分かります。
1行目の192.168.1.1は我が家のルーターですね。そこからプロバイダーのwakwakを通じて全世界に繋がっているわけです。
注目するのは9行目と10行目の赤くラインを引いた所で、ここでtokyjp(東京)からus(アメリカ)へ渡ったことが分かります。さらに、13行目以降でシアトル、デンバー、シカゴ、ニューヨークを経由して、最終行のシティーグループのサーバーへたどり着きます。
このことから、メールの送信場所が日本なのかアメリカなのかは分かりませんが、アメリカはニューヨークにあるCITIGROUPのメールサーバーから送信されたメールということが分かりました。
日本とアメリカは総延長9000kmにもおよぶ海底ケーブルで繋がっているのですが、初めて太平洋横断したのは1964年と今から47年前のことでした。今でも基本的な技術は変わりませんが、海底ケーブル敷設船を使って、日本からアメリカまでケーブルを引っ張っていくんですね。すごい技術が発達してはいますが、原理は糸電話と同じですね。
最近は無線ばかりもてはやされていますが、海外と繋ぐ海底ケーブルの有線接続も大切な技術なのですね^^