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犬の爪切りは、犬の健康と快適さを保つために欠かせないケアの一つです。以下に、犬の爪切りを行う際の正しい知識と手順を詳しく説明します。
1. 道具の準備
適切な道具を用意することが重要です。以下のものを用意しましょう。
- 犬用爪切り: ギロチン型、はさみ型、グラインダー型の3種類があります。それぞれの犬に合ったタイプを選びます。
- 止血剤: もし深く切りすぎて出血した場合に備えて、止血剤を用意しておきます。
- 爪やすり: 切った後の爪の角を滑らかにするために使用します。
- おやつ: 犬がリラックスし、良い行動を強化するためのご褒美として用意します。
2. 犬をリラックスさせる
爪切りを始める前に、犬をリラックスさせることが大切です。
- 静かな環境: 静かで落ち着いた場所を選びましょう。
- 慣れさせる: 爪切りを始める前に、爪切りやグラインダーを犬に見せ、匂いをかがせたりして、慣れさせます。
- ご褒美: 爪切りを始める前におやつをあげ、リラックスさせます。
3. 爪切りの手順
正しい手順で爪を切ることが重要です。
- 爪の構造を理解する: 犬の爪には「クイック」と呼ばれる血管と神経が通っている部分があります。この部分を切ってしまうと出血するので注意が必要です。クイックは通常、爪のピンク色の部分として見えますが、黒い爪の場合は見えにくいです。
- 適切な位置で切る: 爪の先端から少しずつ切ります。クイックに近づきすぎないように注意します。黒い爪の場合、少しずつ切っていき、切った面が黒い点から白い点に変わるところで止めるのが安全です。
- 安定した持ち方: 犬の足をしっかりと持ち、爪を切るときに犬が動かないようにします。
- 少しずつ切る: 一度に多くの爪を切ろうとせず、少しずつ切り進めます。
4. 切った後のケア
爪を切った後のケアも重要です。
- 止血: もし爪を深く切りすぎて出血した場合は、止血剤を使用します。出血が止まらない場合は、獣医に相談してください。
- 爪やすり: 切り終わった爪の先端を滑らかにするために、爪やすりで軽く整えます。
- 褒める: 爪切りが終わったら、犬をたくさん褒め、おやつをあげてリラックスさせます。
5. 頻度とタイミング
犬の爪切りの頻度は犬の生活環境や活動量によって異なりますが、一般的には月に1~2回が目安です。爪が床に触れる音が聞こえる場合や、爪が曲がり始めたら切る時期です。
6. プロに依頼する場合
もし爪切りが苦手であったり、犬が非常に嫌がる場合は、獣医師やプロのトリマーに依頼することも検討してください。プロに任せることで、安心してケアを受けることができます。
以上が、犬の爪切りを行う際の正しい知識と手順です。適切なケアを行うことで、犬の健康と快適さを保つことができます。
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