【ソウル聯合ニュース】日本政府は12日、野田佳彦首相が18日に韓国を訪問する際に「朝鮮王室儀軌」(朝鮮王朝時代の祭礼や主要行事を絵や文で記録した書物)の一部を返還したいとの意向を韓国政府に伝えた。
外務省の杉山晋輔アジア大洋州局長が、日本を訪問中の趙世暎(チョ?セヨン)韓国?外交通商部東北アジア局長との会談で伝えた。
日本は植民地時代の朝鮮半島から持ち去った朝鮮王室儀軌などの返還に関する「韓日(日韓)図書協定」を6月10日 モンスターディディビーツ
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発効。書物1205点を12月10日までに返還することになっており、両国の友好の象徴として今回の一部返還を推進してきた。韓国政府も日本政府の返還要望を受け入れる方針だ。
返還書物には日本の宮内庁書陵部にある「大典会通」(朝鮮時代に編さんした法典)や「増補文献備考」(上古時代から朝鮮時代までの制度や文物をまとめた書物)などが含まれる。
一方、趙局長と杉山局長の会談で、韓国側は元従軍慰安婦の賠償請求権に関する政府間協議に応じるよう求めたが、日本側は1965年の韓日基本条約で完全かつ最終的に解決済みとの姿勢をあらためて示した。
韓国政府は米ニューヨークの国連本部で開催中の国連総会第3委員会(人権)で従軍慰安婦問題を提起するなど、日本に対し圧力を加えている。野田首相の訪韓時までに日本政府が態度を変えるかどうかに注目している。
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