
氷の上では高度な技術を競うアスリートですが、リンクを降りればまるで仲の良い兄妹。三浦選手の天真爛漫な笑顔と、それを優しく見守る木原選手の「絶対的な信頼関係」が、暖かい気持ちにさせてくれて、日の丸と君が代が しみじみと高貴な感動を呼ぶのでした。
勝手に涙が出てきて…。朝から
泣いてしまいました。
「運命のトライアウト」
二人の出会いは
木原選手が引退を考えていた時期に、
三浦選手から「私と滑ってください」とアプローチしたそうです。
「一回滑っただけで、これまでのパートナーとは全く違う『何か』を感じた。」
そんな運命的な出会いから二人の物語は始まりました。
りくりゅうペアは、演技中だけでなく、
キスクラやインタビューで見せる、
双子みたいなシンクロ感が可愛いですね。
仲が善きは美しき☺そんな光景が温かくて見ていたくなる!
木原選手が三浦選手の頭をポンポンする姿や、二人で顔を見合わせる時、
三浦選手がミスをして落ち込んでいる時、木原選手が「僕が守るから」と言わんばかりの包容力を見せるシーン。
三浦璃来選手&木原龍一選手のペアは
ショートプログラム
5位からのスタートでしたが
フリーでは世界歴代最高となる
158.13点
合計231.24点で大逆転を果たし
日本フィギュア界のペアとして
史上初の金メダル獲得となりました。
怪我と試練を乗り越えた絆
2023-24シーズン、木原選手の怪我による長期離脱を乗り越えたエピソードがあります。
木原選手はかつて
別の選手とペアを組んでいました。
かつてのペアとの解消後は右肩の負傷や
練習中の脳震盪の影響もあり、
リハビリを続けていたそうです。
地元・愛知のリンクでは、貸し靴係の
アルバイトをして過ごしていたそうです。
一人が滑れない間も、もう一人が支え続け、リンクに立てない苦しい時期も、二人は「二人でひとつ」であることをあきらめませんでした。
二人をみていると、ツインのように、シンクロして寄り添っているのがわかります。
もちろん他国のペアも、そんな風に見えますね。
長い期間切磋琢磨しながら過ごしていると、
お互いの呼吸やリズムに合わせることが基本になりますから、はたから見ると、ツインのように
見えてくるようになるのでしょう。
男性が女性をリフトする。
リフトする、される行為は、
包容力、とお姫様力、に置き換えたほうがいいかも知れません。
お姫様力とはなんぞや?
私は思うのですが、女性が相手や男性を信頼し、依存してあげることで、相手の包容力や男性性心理や精神性の強さ、たくましさなどを、引き出す能力やテクニック…
(無意識に出来るのが望ましい)
それがお姫様力、と言えるのではないでしょうか。
女性がうまく、この能力をつかえると、
男女が互いに、よりリスペクトし合える関係になれそうですね。しかし、多くはこの魔法のようなお姫様力を使えていないのが現状だと思うのです。
リフトは、なかなか普段にはみられない光景。
パパが小さな子供にすることはよくありますが、
仲の良いカップルが好きが高じて人前での
スキンシップが度を越してしまう、という場合でもみられない。
結婚式では、たまに新郎が新婦をお姫様抱っこしてキス、退場をする、という演出ならあります。
これは、リフトですね。
私は大学生の長男が、一緒に外出をした時だけですが、東京の人混みでは手をつないで荷物を持ってくれたり、道路では車道側を歩かせないようにしてくれたり、
駅のホームや階段ではとくに、細心のケアをしてくれるようになりました。嬉しい悲鳴をあげてます。
りゅう選手の姿に感動するのは
精神の軸 & 丁寧に磨いた技はさることながら、
純粋な曇りなき眼の木原選手の姿の中に宿っている、
日本男児たるもの、を魅せていただいた気がします。
大切なりくちゃんの身体と命を絶対に護るんだ!
という、
りゅうの絶対的な包容力と、
りくの相手に預ける、
お互いに全幅の信頼をしている二人の世界に
魅せられて、
涙がとめどなく溢れました。
どんなに高い評価や点数や
テクニックに魅せられただけでは
こんなにも涙が溢れないはずです!
日本人の二人の姿は、世界中のカップルに波及していくでしょう。
包容力があるって素敵です!
美しく在れ