秩父鉱山の石灰の採掘を今年の九月で終えるという鉱物採取オタクと廃墟オタクがビックリするニュースが飛び込んできました。
なんでも石灰の質が落ちてきて採算が合わないとのこと、、
稼働してるところをみられるのはあと少しということですね。
さみしいですね
しかも、いまも大黒トンネルは、工事中で4月終わりに完成するといってたけど、7月まで延びていました。
これが鉱山閉山となると道が崩れたりした場合復旧は、もっともっと遅くなるのでは、、、
一応長野県と繋がっているとはいえ、、
この懸念から今年は、秩父にさらに通わなくてはならなくなりそうです
今回は沢が少し動いてないかという期待を込めて、橋掛沢に来ました。
狙うは斧石です(*´・ω・`)b
山桜が綺麗に咲いていましたが、そろそろ散りそうです。
この日は、曇り予報でしたが、雨がいまにも降りそうです、、

それでも沢下には合計五台ほど車が止まっていて盛況しておるようでした。
社宅の荒廃具合は、来る度に進んでおり、
社宅内のものが外に放り出されていることも多々あるのですが、今日はそのなかかからこんな新聞紙をみつけました。
鉱山に住む人は、空気汚染をカナリヤを飼い、死んだらそろそろこの場所は、空気汚染がヤバいてな具合で指標にしていたという、、

ここから登っていくのですが、丹念に石を見ながら登りました。
いしが動いたかんじはないけどな~

それでも斧石の小さいのがちょこちょこみつかりました。
もっと早くから採集しておくのだったなあ

道中若いつなぎのおにいちゃん二人と男性一人と会いましたが、みんな生き生き楽しそうに山を駆け巡っていてホッコリしました

14時くらいになると雨がポツポツ来たので下山、、。
(くそ、、予報では15時からだったのに)
てなわけで下山、帰宅。
採集品は、最近はオキシクリーン(過炭酸ナトリウム)でまずは洗浄します。
これだと、泥よごれだけきれいに落ちて酸に弱いものでも使えて便利です。
洗い上がった石榴はこんな具合です。

粒はちいさいけど、この黄色いパターンの灰ばん石榴石は、透明度も照りも良く、美しい

これは、黄色の大きなクラスター、チカチカ綺麗、、
肝心の斧石は、
脈が開いた状態で落ちていたこういうものは、頭がやられてて良くない場合が多い、、、
これは、ベスブかな?透輝石かな?
きいろい柘榴石に共生してました。
また近々別の沢へレッツゴーしないとです




