秩父鉱山の石灰の採掘を今年の九月で終えるという鉱物採取オタクと廃墟オタクがビックリするニュースが飛び込んできました。


なんでも石灰の質が落ちてきて採算が合わないとのこと、、悲しい


稼働してるところをみられるのはあと少しということですね。


さみしいですねえーん


しかも、いまも大黒トンネルは、工事中で4月終わりに完成するといってたけど、7月まで延びていました。

これが鉱山閉山となると道が崩れたりした場合復旧は、もっともっと遅くなるのでは、、、

一応長野県と繋がっているとはいえ、、


この懸念から今年は、秩父にさらに通わなくてはならなくなりそうです不安ガーン



今回は沢が少し動いてないかという期待を込めて、橋掛沢に来ました。

狙うは斧石です(*´・ω・`)b

山桜が綺麗に咲いていましたが、そろそろ散りそうです。


この日は、曇り予報でしたが、雨がいまにも降りそうです、、雨

それでも沢下には合計五台ほど車が止まっていて盛況しておるようでした。

社宅の荒廃具合は、来る度に進んでおり、
社宅内のものが外に放り出されていることも多々あるのですが、今日はそのなかかからこんな新聞紙をみつけました。
工業新聞ですって!!
普通の新聞じゃないよ。
昭和三十四年ですって!
50年前の新聞だ、、。

去年の春か秋にきた時みつけた落書き。
なぜここに、、
こんなものを書くのか理解できませんむかつき
センスマイナス100!!



道中の電柱もこんなに倒れてたっけ、、?

前にきた時におしえてもらった、カナリヤの鳥かご。
鉱山に住む人は、空気汚染をカナリヤを飼い、死んだらそろそろこの場所は、空気汚染がヤバいてな具合で指標にしていたという、、驚き



ここから登っていくのですが、丹念に石を見ながら登りました。


いしが動いたかんじはないけどな~えー?



それでも斧石の小さいのがちょこちょこみつかりました。


どれもいまいち、、


と、なかなか大きな転石に
紫を発見目合格


1cmはあるじゃないかな?ひらめき飛び出すハート





更に上にのぼって、ちゃんと柘榴石を採集したことないことに気付き、


大きくてきれいなのないかと思って探したけど、
なかなかナイスサイズはないですね真顔



これは粒がおおきいけど、透明度がイマイチ!


もっと早くから採集しておくのだったなあ泣き笑い

道中若いつなぎのおにいちゃん二人と男性一人と会いましたが、みんな生き生き楽しそうに山を駆け巡っていてホッコリしましたニコニコ

14時くらいになると雨がポツポツ来たので下山、、。
(くそ、、予報では15時からだったのに)



てなわけで下山、帰宅。


採集品は、最近はオキシクリーン(過炭酸ナトリウム)でまずは洗浄します。
これだと、泥よごれだけきれいに落ちて酸に弱いものでも使えて便利です。

洗い上がった石榴はこんな具合です。
粒はちいさいけど、この黄色いパターンの灰ばん石榴石は、透明度も照りも良く、美しいスター


比較的大きかったこちらは、もう少し照りがほしかったところ、、真顔

これは、黄色の大きなクラスター、チカチカ綺麗、、ひらめきキューン


肝心の斧石は、

脈が開いた状態で落ちていたこういうものは、頭がやられてて良くない場合が多い、、、


これは、ベスブかな?透輝石かな?
きいろい柘榴石に共生してました。



燐灰石かなぁ、と思っていたこちらですが、
オキシクリーンのあと、ワイドハイター(弱い酸)につけるとこれは溶けなかったのでどうやらちがうみたいです。
石英か氷長石、、?




また近々別の沢へレッツゴーしないとです指差し指差しアップ