翌日8時に目が覚めました。
思いの外ぐっすり寝たようです。

めっちゃ寒かったけど、昨晩コンビニでペットボトルにお湯を入れてもらったやつが大活躍しました。
湯たんぽ最強!!!


しかし、フルフラットではなかったので体が反るようなかんじでねてしまい、腰が痛い、、、
これは、要検討ですね、、



本当ならばこの日も前日の産地に行く予定だったんですが、足首がかなり痛かったし帰ろうと思いました、、。


が、やっぱボウズのままじゃ帰れない!!
と奮起。

予定を変更して、全然行くつもりもなかった産地へいくことにしました。



車を停めて歩き始めると、おじいさんがいたので挨拶するとなんか喋ってきた!

じ「研究かなんかかい?鉱山へいくの?」
私「あっ趣味で鉱物採集できました!」
じ「ここ五年くらいあんまり来てる人みなかったなあ。明治◯◯年からモリブデン採掘してたんだよなあ。俺が小さい頃は、モリブデンひろって刀作ってたんだよな~!etc...」
私「もしかして地主さんですか?」
じ「そうだよ。」
私「山入らせてもらっていいですか!(あとだしじゃんけんw)」
じ「いいよ!」

てなわけで地主さんの許可を得て産地に入ることに成功しましたおねがい


そんな感じで話してると猛スピードで山からジムニー2台おりてきてわたしたちのとこで止まりました。

「犬みなかったか!?」

と聞かれ、見てません。と言うとまた猛スピードで走っていきました。


どうやら猟師さんで犬をつかって鹿を追い込んで反対側からまわって鹿を撃つという猟なんだそうで、、私が山に丁度入った頃に何発も銃声が聞こえました。


わたしも撃たれないように気を付けなくちゃ。という気持ちで登りましたキョロキョロ



この辺は熊はあまりでないけど、猪と鹿が多いんだそうです。


ずいずい登っていくといきなり


「お"ぃ!!!!!!」



と怒鳴られました!!




ヒイイイイイイイイ!!!!



と振り向くと、、




Hさん家族www





また鉢合わせしました笑い泣き笑い泣き




たのむぅぅぅぅ驚かせないでくれぇぇぇぇぇ笑い泣き笑い泣き笑い泣き




でも、、心強い!!




四人でさらに登っていくと、ズリらしき場所にたどり着けました。






上部には、


柵でおおわれた縦坑。
この縦坑は、人がはいるようではなくて、当時まだエアーコンプレッサーがなかった時代に空気口として掘ったものなんだそうです。



ズリを見てると、キラッとひかるアルミホイルのようなものが。
これがモリブデン(輝水鉛鉱)かあ~。

なんか脆そう。
しかもペラいし小さい。
綺麗だけどビミョーだなあ、と思いつつけっこう落ちてるのでちまちま拾いました。



しばらくして、別の産地に行くとのことでHさん一家は、先に下山。



ひとりで採集を続けました。


ちょっと掘ってみようと掘ると結構大きなものがでてきたのでそのあと小一時間掘って出して、産地を後にしました。




そのあとレンタカーでお店まで戻り、車を返却。無事、生還となったわけです。


採集品は、やっと、昨日洗いました。


結晶がないか探してみましたが、、

これ!結晶していますおねがい



これは、結晶してないけどおおきな塊、2cmほどです。



透明感ある石英にからんでくるモリブデンはなかなかよいです。


これもよくみると結晶しています。




一日目は坊主だったけど二日目はなんとか採れて良かったです照れ