昨日の夕方、ご近所のマンションに住む顔見知りの
女性がご自分の自転車の鍵が解除できないと困っていらっしゃたのでぇ
神様が私に「今そこにある困難を解決しなさい・・・・」
って私をお試しになっているぅと
思いこんじゃったぁ・・・・・の
で異常なほど人見知りの私が、まるで不審者だっただろう近づき方で
「あのぉ、私携帯のライトで照らしていましょうか?」
なぁあああんて、ナイスなお言葉をかけたつもりだったんだけどぉ
その女性はもうすでにかなりうつむき加減でその鍵の解除作業をされていて
お疲れだったみたいなの・・・・・・
女性いわく・・
「やってみてくださる?」
「えぇえええええええええっ」
いや驚きすぎだろぉ
普通ライト照らすんじゃなくて、代わりにやってみるんだよねぇ
で意を決して
「はいっ」
「やってみますっ」
鍵をしっかり持って、ちゃんと穴の方向を確かめてぇ
カッチャンって
しっかり入った感じ・・・
まぁ、鍵師じゃないしぃ・・泥棒もまだやったことなし・・
いい感じってどういうことだぁ?
でも手ごたえがあったので
まわしてみたぁ
そしたらそしたらぁ
ぼきっ
うぉおおおおおおおおおおおおおお
折れたっ
鍵が穴に入ったまま折れてしまいましたぁ・・・・よ;;
どうちゅるっ?
とりあえず、持ち主の女性をみたっ
女性は言った
「折れましたね・・」
私
「うんっ・・・」
私
「すみません・・・」
女性
「最悪ですねぇ・」
私
「本当にすみません」
女性
「いいんです。何とかしますから・・」
私
「あの家からペンチとか持ってきましょうか?」
女性
「明日自転屋さんに持って行きます。ありがとぉ」
私
しょぼおおおおおおおん
その時
夕闇迫る道の向こうから
会社帰りの男性が一人歩いてきたぁ
私たちを見つけると「どうしたの?」
すっごくフレンドリーかつ頼もしい感じ
「あの私が鍵おっちゃったんです」
いやっ今その説明は不要か?
すると
その男性
「この鍵はもう使えないから、明日自転車屋さんで交換してもらわないとね」
わかってる、そうするつもり・・・・
頼りにならないか?
「じゃぁ、持って行きやすいようにこの鍵はずしますか?」
私
「今ペンチを取りに行こうかと思っていました・・」
ところが男性は
自転車のハンドルを持って
足でいっけつ・・・
がっちゃぁあああん・・くるりっ!!!!
鍵がまわったぁ
きらぁあああああん
私、女性、そして男性
みんなの顔が明るく輝く・・
女性「ありがとうございます」
私「ありがとうございますっ」
男性「いえいえ、あまりほめられたことじゃないです、壊すなんて」
そうだよね、壊すことって良くないって思うけど
この鍵はもう使えないんだから今は動かしやすいようにするのが一番っの方法
ぶっ壊したらいいんだよねぇ
でも足で蹴るって思いもよらなかったよ。
やっぱりこの世に男性と女性はいるのかもぉ