「お姉ちゃん、おかえりぃ」
「どうだったぁ。どんなところだったぁ?他の壁って・・・」 (^∇^)
「おんなじよ・・・どこも壁は壁」
「それに、ここより綺麗とは限らないの・・」
「お兄ちゃん、元気が無いけど・・・どうしたの?」
「そうなんだ、兄ちゃんはじいちゃんがだんだん元気がなくなってきてるのが、心配なんだぁ」
「だって、昨日だってここの壁はご主人様のお留守ですっかり乾燥してしまって・・・・」 (´・ω・`)
「すごぉく大変だと思うのに・・じいちゃんったら何時もと同じやさしい顔で僕らをみてくれているんだよ」 (´_`。)
「僕だって本当は、心配で怖いんだぁ」 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
「こらこら、何をないているんだ? 男は簡単に泣いてはいかんぞ・・・」 (≡^∇^≡)
「じいちゃんっ、お姉ちゃんが帰ったよ・・」
「おぉお帰り・・・無事に戻れたんじゃな」
「良かった良かった。この泣き虫小僧のためにも、本当に良かった」
「はいありがとうございます」
「今回も、無事に戻れました」 (=⌒▽⌒=)
『昨日は大変だったご様子ですね」
「今夜あたりは、はやく水分に恵まれると良いですけれど・・」
「昨日も、キッチンの磁石つき吸盤さんの悲しいお知らせを耳にしました。」 (_ _。)
「どうやら、私と一緒にここにきたキッチンのスポンジ受けさんは・・・」
「昨日とうとう、くっついていられなくなったご様子でした。」
「私も、ご主人様のにもつの中にいるときに、キッチンの様子をチラッと見ただけですが・・」
「多分、もうキッチンにはいらっしゃらないと思うの・・・」
「おぉ、磁石殿か・・・彼はわしらよりずっと高機能のはずじゃっ」
「それゆえ、過酷な現場に赴いていらっしゃったのじゃっ」 (ノ゚ο゚)ノ
「どこも過酷な状況なの・・」
「ここはまだまだ、平和なのよ」
「そうじゃな、わしのようなものがここに3年・・・」
「長くも短くも感じる毎日じゃったな・・・・」
「あっ、ご主人様だっ」
「▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲■□■□■□■□■□▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
「おおぉ、二日ぶりの水分じゃな・・・」 (=⌒▽⌒=)
「先輩っ、もう大丈夫ですね・・」
「じいちゃんもうれしい?この水分・ごくごくごくっ」 o(^▽^)o
「これこれ、一度に飲んではいかんぞ・・・・」
「慎重に慎重に・・」
「本当に、やっぱりここの水分が一番だわ・・いやされるぅ」 o(〃^▽^〃)o
「さぁ、今日はみんな、良い夜じゃっ」
「しっかり壁にくっついて、仕事をするんじゃっ」
「はぁぁい」 о(ж>▽<)y ☆
「はいっ! 先輩っ 」 (^-^)/
続くぅ・・・・