こんにちは
ママ起業プランナーの倉形奈津子です。
昨日は夢に近づけるお願いの仕方についてを書きました。
こちら
この夢のかなえ方なのだけれど、「好き」「こういうことやりたい」と言っていると自分が思っていることは違う形でかなう場合もあるのかなと思うのです。
私事ですがお聞きいただけますか?
私の小さなころの夢は「ケーキ屋さん」でした。
ケーキに囲まれていたら、自分がずっと笑顔でいられると思ったのでしょう。
ケーキというとお祝いごとのときにみんなで笑顔で過ごせる時間の中心にいたので、そんな時間が創れたらという想いもあったと思います。
「大きくなったら何になる?」とよく訊かれていたころの夢です。
残念ながらケーキ屋さんにはなれなかったのですが、私はOLの時に私の好みのケーキを作ってもらい、銀座三越で期間限定販売されたことがあります。
シティリビングというフリーペーパーで一定期間誌面に登場したり、誌面の記事に情報提供するお仕事をさせていただいておりました。
その時の一つの企画です。
その時の誌面。旧姓をなんとなく隠してみます。
10年前です。。。
その時の日記もmixiから引っ張り出してきてみましたが友人向けの内輪丸出しの文章なので全文載せられるようなものではなかったので
一部を抜粋。
シティリビングというフリーペーパーの企画で私がこんなケーキが食べたい♪と提案したものを実際にパティシエの方が作ってくださり、それが銀座三越B1で12日から22日まで限定販売されます☆
IL PINOLO(イルピノーロ)というブランドでクローバーという名前のチーズケーキです★チーズケーキが好きな方でも苦手な方でも食べやすい感じに仕上がっているのでよかったらご賞味ください。テイクアウトオンリーで462円です。売場には私の写真が立ってます(^^;ケーキの感想いただけたら嬉しいです☆
今日買いに行ったら「もしかして〇〇(わたしの旧姓)さんですか??」と店員さんに言われてしまいました。。。「お写真でみていたのでそうかなって思いましたがお名前確認させていただきました」といわれました。そうなんですよね。。。看板になってるってこういうことなんですね。。。恥ずかしかったです。。。
でも売れ行きは好調みたいでもう嬉しくって店員さんにありがとうございます!って何回も頭を下げて帰ってきました。店員さんはみなさまにこにこしていました☆
このケーキは花をモチーフにしているんですが私のイメージはクローバーだったようで...。誌面では私の好きな花ということになっていますが実は企画の方が私のイメージということで決めてくださったものです。
好きな花は?ときかれ「サンダーソニア」と答えてしまったんで採用されなかったんです。確かにマニアックすぎですね。でも私はバラにはなれないしかすみそうみたいに清楚でもない。ガーベラのように元気を前面に出しているわけでもないしチューリップのように凛としたかわいらしさもない。スイートピーのようなブリブリした感じでもないし百合のような高貴さもない。そういう意味で自分に合う花って難しいよなあ...と、妙に考えてしまったのです。
クローバーは花屋に売られるような花ではないし、地味だけど地面に生えているものから植木鉢で好んで育てられるものまで様々あるのでそこが私っぽいなって思います。私の老若男女幅広い世代の人と話をするのが好きだったりするところにかぶってくるのかなあと勝手に思いました。何より四つ葉のクローバーは幸せの象徴という点も気に入ってます。
一人でも多くの人に召し上がっていただいて、たとえ一時でもHAPPYな気持ちになれる人がたくさんになりますように☆そんな想いで作りました。ぜひお召し上がれ★
以上。いろいろ訂正したいところはあるのですがあえてコピー&ペーストしました。
恥ずかしいですね・・・・・・・・・。
好きなケーキと好きなお花を組み合わせて、自分のオリジナルケーキを作ろうという企画なので、私は大好きなチーズケーキに関しては言いたいことを言って、チーズケーキにこだわりの強いIL PINOLO(イルピノーロ)さんが私の想いを形にしてくださりました。ベリーを使いたいと言ったのでソースの固さや、どんなベリーが合うかいろいろ検証していただいてブルーベリーのジュレ状ソースにイチゴを飾ることが決まりました。花に関しては上記のように私が冴えなかったので、プロのお力によるものですが、私にとって最高に満足な仕上がりになりました。
試作品。このまま販売になりました。

これを買った足で、私は祖父母宅に行ったんです。
この誌面と一緒に。とても喜んでくれて、祖母が言ったんです。
「なっちゃんは小さなころからケーキ屋さんになりたかったんだもんね。本当に自分のケーキが作れたね。」
実際にケーキを作ったのはパティシエの方ですが、私が作ったと言えば作っています。
ケーキ屋さんにはなれなかったけれど、「私の作ったケーキでひと時でもHAPPYな気持ちになれる人がたくさんになれますように」という想いは形になっています。
同時期に誌面のお仕事をしているOLの方は何十人もいます。それぞれ合うと思ったお仕事が回ってくる形なのですが、このお仕事がいただけたのは、ほかのお仕事の際に出されたお茶菓子について語りまくったからです。編集部の方が「奈津子さんはケーキに強い」と覚えてくださったからです。あとは5月生まれだったから。夢を叶えるには運も味方につける必要があることもありますが、今回は誕生日が鍵でした。運についてもまた今度書けたらいいです。
このときは何の自覚もなく「わーい♪」とお仕事を楽しんでいた私ですが、起業家の立場になればビジネスに置き換えられるいろいろなヒントが潜んでいました。
好きなことは好きと言ってみる。「こういうことやりたい」と思うことは言ってみる。
そうしたら思いもよらないところから手助けがきて夢がかなってしまうこともあるかもしれないですね。
ちなみに、物心ついてからの私の夢は「小説家」です。
これはまだ諦めていないですからね!
