
ママ起業プランナー 倉形奈津子です

昨日放送されたNHKスペシャルのトピックは
ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫る ニッポンの子育て~
興味深かったので私のfacebookで紹介しましたが、反響があったのでこちらでも。
毎日深夜に寝かしつけママのために発信をしているのですが、その一角での投稿です。
私の投稿をそのままコピーします。
先日この枠でご紹介したNHKの番組。見ました。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160131
見ていない方のために番組を要約します。長いのですがご興味あればぜひ。
女性が母になると脳には驚くべき反応が。30か所の脳が肥大化する。一方、日本の母親には非常事態が起きている。産後うつは一般的なうつの発症の5倍以 上。子育てで孤立を感じているのは7割。なぜか湧き上がる不安や孤独。そして子育てがうまくいかないのは自分のせい?母親失格?と責めてしまう。なぜ夫に イライラしていまう?その理由が脳にある。育児中はほぼ一日中ストレス状態。ママ友は日本だけの特殊な社会現象。日本の母親に何が起きているのか。母親た ちの苦しみの謎に最新科学で迫る。
「子育てがつらいのはあなたたちのせいではありません」
止まらない不安と孤独はエストロゲンに起因する。産後に急激に減少することにより、引き起こされるそう。これは人類の進化の過程で生まれた人間のみに備わ る、共同養育を促すもの。よって本能的に誰かに預けて育てていい仕組みなのに、預けられる環境ではない。唯一の共同養育仲間は夫だが、子育てにかかわれる 働き方ではない。これが日本の育児環境。そしてこれがママ友とつながりたい=仲間を求める行動につながっているそう。
出産後のママをまず苦しめるものは夜泣き。なにをしても寝てくれないことも。この理由は、胎児は昼も夜も浅い眠りを繰り返し、夜のほうがこれは頻繁。これは母体に配慮しているためだが、これが出産後も続いてしまうためとのこと。
イヤイヤ期の特徴。目先のことを我慢できない。これも脳の仕組みに起因する。未熟な脳の過程であり、発達につれ適応していける。
なぜ子供がこんなことをしているのか、理解することができれば対処の仕方は変わる。
母親失格?と思う理由の1つが母性に関わる。「子育てができて当然」と思うことが間違い。母性は育児体験を通じて生まれるもの。生まれつきあるわけではない。母性は出産を機に活動を始めるスイッチが入る。
子育て家庭の離婚件数で一番多いのは0から2歳。出産をすると一変する妻。これはオキシトシンによるもの。筋肉を収縮する作用と、わが子やパートナーへの 愛情を深める作用がある。しかし、攻撃性もある。愛と攻撃の天秤に例えられることも。オキシトシンによって快、不快がはっきり表れる。つまり愛情に向かわ せれば夫への攻撃は緩和できる。夫が妻と向き合って話すだけでリラックス状態になる。「すごいよ」と認めてくれる存在が必要。
以上、要約完了。
こういう状態なのだから仕方ないと思うこと。あとは「なぜ」が分かるだけで解決策は考えられそうですよね。
「すごいよ」と認めてくれる存在が身近にいないなら私がなります。毎日ここにいいね!を押してくれる時間が、しっかり育児を頑張っていることを物語っています。私だけでなく、あ、一緒だと思っている仲間もきっといます。
今日もお疲れ様です。暗い中でこんなに長い文を読んで一層疲れたかもしれないですが、ゆっくり休んでくださいね。
<追記>
2月3日0時10分より再放送されるようです!!これを読むとお友達にノートを頼んだ講義レジュメみたいだと思いますので、ご興味のある方はぜひ見てください。