暖冬だった時点で、もしかしたら…と思われた方、さぞ多かったことでしょうねえ。気象の専門家でなくても考えますし、生き物として感じますって、ホント。

 

4月に夏日になり既に、ではありましたが、5月でこんなに暑いとは。

 

元々5月という月は、日々の寒暖差や気圧変動が激しいため、自律神経系が上手く働かなくなって五月病に罹る人が多いと専門家の言っているのに、こんな風だととてもついていけません。(「五月病」という疾病名の病はありません。念のため)

 

 

ただまあ私自身について告白すると、一昨年秋に母が他界して後、初めて迎えた昨春、4月下旬の母の誕生日と、それに続く5月の母の日が来るのが辛くて、4月に入った途端に鬱気が強くなり、活動的に暮らせない日が夏まで続きました。それに比べれば、今年の春は動けているだけずっとマシなんですけどね。

 

せっかく東京にいますし、目についたり誘われた催しに行きたくなりますが、全部こなすのは無理というか無茶なので、ぼちぼち…という感じで選んで出掛けてます。

 

そういった活動量は普通の人の半分以下でしょうね。行きたい気持ちを優先させ過ぎると後が怖いし、ドタキャンは友情を損ねかねませんから。

 

結局は無理しないのが一番ということに。体力・気力に乏しいというのは本当に情けなく、じれったく。人生、損します。マジで。

 

何だか社会不適合のためのリハビリっぽい感じのですが、予定を普通の人くらい入れると私としては詰め過ぎになってしまうので、今はほどほどで良しとしてます。

 

それと毎年、数ヶ月間のハンディがあるのでね。実家にいると家のことをするだけで精一杯、出掛けるのは弟が来た時と墓参や通院の時くらいという。

 

実家での数ヶ月間は仕方ないと割り切っていますが、冷静に考えたらそれでは絶対ダメなので、東京にいる時くらいは、もっと積極的に出掛けないと!です。

 

ボケないように、いつまでも動けるように、ということも頭に入れておかないといけない年になりつつありますし。そのためにも、リハビリw頑張ります。

 

 

この春(3月~5月)、コロナ明けで観客を以前と同じく入れるようになったためか、バレエの発表会が目白押しでした。

 

観たかったプロの公演もありましたが、予定と被ってしまって行けなかったり。2020年から去年辺りまでは無かった贅沢な悩み、嬉しいことです。

(日本舞踊系も一つ行きましたが、それは着物じゃなかったので、記事はなしで)

 

 

GW中に行われた、昔通っていたバレエ教室の発表会。同年代の友人達が出ていることもあって、観に行きました。

 

昔だったら、まだ袷の季節。今年は4月下旬から単衣ですね。私も、ちょっと前までは少し人の目を気にしましたが、今は全く。皆さん同じですもんね。体感第一。

 

暑くても、日差しはまだ夏のそれではなく、且つ湿気がない5月。軽すぎない方が良いので、濃い色の単衣に。来年辺り洗いに出すつもりの、紺色の大島にしました。

 

帯揚げは、青みの薄緑。

帯締めは、薄緑から薄橙へのぼかし。

 

 

帯は、半分が薄緑の格子、もう一方が薄緑・薄紫・黄色の縞の博多帯。

 

春に締めたくなる帯です。今まで春にしか締めたことないはず。たぶん今後も。

 

と。実は今、こうしてブログ書いていたら、全く同じコーデで着たことがあるのを思い出しました。小物はたぶん違うと思いますけれども。

 

もうね、仕方ないです。その季節に着ることが多いもの同士を合わせるのでね。

 

事前に昔のコーデを見直していれば、同じにしなかったでしょうけれど。すっかり忘れてましたし、春に締めたい帯で、しかも紺色の大島に合うんだもの。

 

ちょっと懲りたので、季節前に見直すようにします。(苦笑)

 

 

発表会、コロナ禍と実家に帰省したため遠ざかった教室です。レディースクラスで一緒だった友人達、ずっとレッスンを続けているので発表会に出た(出られた)わけですが、同年代(50代以上)の友人は、私と同じく体形が変わっていて。

 

発表会に出るくらい真面目にレッスンを続けていても、子供の頃から習っていたのでもなければ、やっぱり体形維持は難しいんだなぁと。意地悪な意味合いでは無く。

 

コロナ禍前の方が、もっと軽やかに動けていたし、背中に肉はついてなかったですもん。体幹が弱くなってきたんですよね。同じですから分かります。

 

この教室の先生方は、同年代なのに変わらずスマート。さすが!でした。

 

以前、もう少し上の年代の先生方に聞いたところ、少しずつ内臓が下垂して筋肉が落ちるため、60を過ぎた辺りから下腹部が出てくると。

 

まあ今は鍛え方も様々あって、先生方も、一般的なレッスン以外にピラティス等を受けていたりするので、昔に比べれば、体形の崩れや筋肉の衰えは遅くなっているでしょうね。先生にとっても生徒にとっても(保護者にとっても?)良いことです。

 

ちなみに。私の狭い範囲での話で恐縮ですが。バレエ団に入っていたくらいの先生だと、レッスンを受けない(受けなくでも大丈夫な)人もよくいますが、プロのダンサーではなかった先生では、他所でレッスンを受けていることが多いです。

 

そういう、バレエを教えている友人達、本当にバレエが好きなんだなあと情熱に感心します。仕事のためだけにレッスンに通うわけではありませんから。

 

教えをしている年上のママ友、ずっと細いままで筋肉もあって、あちこち痛いながらもレッスンは真面目に受けていて、本当に偉いです。見習わないとー。

 

 

分かり切っていることですけれど。鍛えていても、この年だと筋肉は落ちるし背中は丸くなるんですから、何もしなかったら尚更ですよね。。

 

ありがとう友人達。ありがとう先生方。私も(出来るだけw)頑張ります。

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。

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