風が強い5月5日、端午の節句です。

 

いつも近所で泳いでいる鯉のぼり、さすがに今日の強風では外に出せないらしく。せっかくの晴天なのに、もったいない節句当日となりました。

 

あちらこちらの鯉のぼり達、明日にでもまた、空を泳がせてもらえたら良いねえ。

 

 

「鯉のぼり」や「兜」等の帯、毎年どなたか着物ブロガーさんなり着物上級者さんが締めてらして、良いなあ~と眺めるのが常です。

 

この時期にしか締められない、贅沢な帯ですよねえ。桜が終わっての4月下旬辺りからGWまで、が基本かなと。正味2週間?他のものにも増して短い。

 

そのうち、どうしても欲しくなったら、手ぬぐい貼り付け帯にしようかと目論んでおります。それなりに合わせる着物も選ぶ気もするため、今のところは据え置き。

 

 

着物歴が長くなると、季節の帯や着物、特にこだわって増やそうという意欲はなくとも、何故か少しずつ増えてきてしまう不思議。(苦笑)

 

私の場合、仕事で着物を着ているとか、普段から着ているとかではないので、時季が限られているものは、なるべく持たない方が身のためなんですが。。

 

 

↓うっかり目に入れてしまったもので、つい手を伸ばしてしまいました。

 

 

「花に月」という名称の帯。洒落袋帯です。

 

 

ポチッとする際に見落としてしまった、左肩かけの関東巻きじゃないと前帯が出ない仕様。開げて一瞬「え?」となって、すぐに諦めました。ふうぅ。

 

ただでさえ袋帯で締めるのが大変なうえ、いつもと手が逆なので、やる気と切羽詰まった感(今年は今日しかない!)がなければ、後回しになりそうな気配。(苦笑)

 

目にした時、桜の帯なのは間違いないのですが、控えめな感じというか、一見では分からない粋な感じというか…が気に入ってしまいまして。

 

分かりやすく桜さくらしてないものなら、すっかり咲いてからでも締められるかな?という甘い考えと、この帯は、ある程度年配の方が良いだろうと思いポチりました。若いと渋すぎるような気がしたもので。アラカンくらいからが丁度良いかなと。

 

 

しかしながら少し古いものらしく、仕舞ってあった着物や帯特有の、あの匂いがします。帯芯を取り換えた方が良いのだろうと思います。

 

使用期間的としては4月半ば過ぎまで(年と場所によっては下旬頭まで)平気かと思いますし、年齢的にも長く使えるでしょうから、そのうち取り換えます。

 

 

他の桜の帯は、こちら。(再掲です)

 

赤・桜染め帯

 

たぶん20歳の時に買った、塩瀬の染め帯。

買った年齢が若いだけのことはあり、とーっても若い帯。

 

色掛け大島

ちなみに、前帯です。さすがに若すぎて、私にはもう無理。

 

 

もう一本は、こちら。↓

 

 

ちりめん白地の染め帯。桜は、濃淡のグレーと薄い紫。

 

まあ分かる人にはすぐ分かっちゃうんですが、「桜だよね?」まで、一呼吸置く系。桜が咲く前、ほころび始めたくらい、せいぜい二分咲き・三分咲きまでかなと。

 

こちらは、芯が柔らかすぎて形が整えられない。もう少し固い方が好みなので、他の帯をやって慣れたら、取り換えようと温存中。(長い帯枕を使ってます)

 

 

どう考えたって、締められる時季は短いのにねえ。。

 

赤い帯は娘用にお片付けなので、白地ちりめん染め帯と、花に月の洒落袋帯で、これからの桜の帯の時季は楽しもうと思ってます。

 

 

それにしても。節季ごとの着物なり帯を揃えることに憧れているのは事実ですけれど、毎年欠かさず着るのは難しいのが実際のところで…。ふぅむ。頑張ろう。

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。

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