ようやく新しいPCに買い替えました。

 

ずーっと遅くて遅くて、調べものするにも、ネットで買い物するにも、ブログ書くにも、ホント困ってましたから、これで一安心。時間も短縮。

 

ではあったのですが、今まで買い替えた後の設定その他は、いつも息子にしてもらっていたので、手際が悪くてまあ。

 

説明書を読みながら一人コツコツやったのですが、近視も老眼も進み以前にも増して目が見えなくなったものだから、即座に反応が出来ず、時間かかり放題。

 

眼だけじゃなく、脳の反応も悪いんですよねえ。パッと見てパッと分かっていたのは、いつまでだったのか。こういうのを老化っていうんですねえ。まさに実感。

 

 

前のPC、画像の処理がまだ終わっていないため、時々開いて作業しているのですが、これがもう遅いの何の。新しいPCがサクサク処理してくれるものだから、余計に遅さが目立ちます。面白いくらい。

 

文章一つ書くにも一苦労で。フリーズして固まり、うんともすんとも言わなくなるのではなく、中では頑張って動いているのが分かったため、無闇に電源落としたりせず待つことにしたのですが、とにかく単語の変換に時間かかり過ぎ。

 

もう、しょっちゅうなので諦めて、席を離れたり本を読んだりスマホのチェックしたりと、何かして時間をつぶして戻ってくると、ようやく変換されており。

 

今まで使った何台かのPCだと、電源が入らなくなるか立ち上がらなくなることが多かったので、今回の「とにかく遅い」、最後には面白がってました。

 

何と言いますか、自分を見ているようでね。(苦笑)

 

「ああ、私も、がむしゃらに子育てしていた30代40代に比べると、衰えたものよのう…」みたいな。ホント、劣化しましたもん。自覚あります。

 

 

虫干しの時もでしたが、あの頃の母や祖母も、こういう気持ちだったのかなぁ…と思いを馳せることが多くなりました。

 

老いは生きている限り誰にも平等に訪れて。若い頃・子供の時分に本を読んで涙していても、結局のところ理解し切れていなかったのだなあと。あらゆることに。

 

そうでなければ進めなくなりますしね。煎じ詰めると自らに刃を向けることにもなりかねず。生きるために鈍くなる必要があるんですよねえ。

 

鈍さって強さに匹敵&直結する場合も多く、大事だと分かってきた今日この頃。。

 

 

 

過ぎし4月半ば、免許証の更新に行って参りました。初めて着物で。

 

息子がいた頃は車で連れて行ってもらってましたが、前回からはバスで向かいます。もう5年経ったんだ~と、バスの車窓から、多少変わった風景を眺めました。

 

昔、自分でも運転していた頃、子供たちが小さかった時分には、割と頻繁に通った道で。今、懐かしみモードに入ってしまっているため、泣きそうになって困りました。

 


今春から、免許更新の手続きは予約制。空き状況によるでしょうが、当日でも可。

 

都庁でも出来ると知ったので、それなら新宿でと一瞬よぎりましたが、そういう便利な所は当然混んでいるらしく、最寄りの警察署を勧める文言が。そりゃそうね。

 

バス時間の関係で待ち時間はありましたけれど、手続きはスムーズでした。

 

着物のため、年齢以上におばあちゃんに見えたのか、世間知らずに見えたのか、受付その他の署員さん達が親切で。有難かったですが、反面、申し訳なく。

 

写真撮影担当の男性が、「この部署に来て一年半になりますけど、和装の人、初めてですよ」とニコニコして言って下さいまして。

 

正直なところ、場所柄ちょっと意外でしたが、何かのついでじゃなければそんなものか、わざわざ着る人は少ないかなと、その時は深く考えず。

 

 

で、ですね。次は私も、洋服にしようと思ってます。(爆)

 

というのも。着物だと老けます、確実に。二割増し?グレイヘアなので三割増し?

 

 

老けること・老いること自体は仕方のないことで、「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ(煉獄さん)」と思っていますが、それとこれは別。

 

口紅の色が悪かったせいもあります。私は口が大きくなく唇が厚くないので(小さくも薄くもない、ごく普通)、唇から少しはみ出すくらいに塗るよう、娘にキツク言われていたのをすっかり忘れ。

 

加えて、花粉症でもありマスクを外せない時期が長かったもので、マスクに付きづらいマットなものにしていたのも忘れ。

 

写真では、年配は沈まないよう艶必須なんですよね。赤だと暗くなる場合もあるので、ローズやピンクの方が良いし。(ベージュやブラウンは論外)

 

仕様のない美醜ではなく、そういう細かな手順を疎かにしてしまった、分かっていたのに忘れてしなかったため不要に老け写りした、そこが不満。残念で腹立たしい。

 

顔の造りは変えられないけれど、表情や醸し出す雰囲気の明るさ等は、手を加えることで少しはどうにかなるはずなのに。もっとしっかりしなさいよ!みたいな感じ。

 

 

ちょっとショックで、マイナンバーカードやら前回の免許証やらを娘に見せて相談したところ、「証明写真の時は髪を下ろした方が良いんじゃないかな?」と。

 

確かに。まとめ髪が老け見えの一因だったりします。しかもグレイヘア。

 

「老け見え」の何が嫌かって、年齢が上に見えるという単純なことではなく、覇気がなく元気なく力なく見える、(幾つであろうが)年齢それ相応の若々しさというかイキイキ感に乏しく見える、ってことですかねえ?

 

そりゃ、若く見えるに越したことはないけれど、世間様がいうほど皆様、若く見られたいと思ってます?年相応で良いですよね?違います?

 

10代後半から年齢は上に見られてきたので、それなりに慣れており、そのこと自体には特にどうということも無いんです。無いはずなんです。が…。うーむ。

 

 

image

 

開き直りが足りないかと思い、ちょっと借りてみました。

 

「ババア上等!」と言えるのは、元気だから、心が健康だからこそ。

 

 

いえね。この日の辺り、ずっと具合悪くて疲れておりまして。誕生日は3月下旬。4月中に終わらせるしかなく、天気が良かったので、この日しかないと踏ん張り。

 

顔色の悪さやイキイキしてない感は、無理して出掛けたしんどさが響いて、写し取られた形。後から娘にも指摘されました。体が辛いと心も折れがち、顔にも出て。

 

当ったり前ですが。老け見えを避けるには、やっぱり体力と気力!それと細かな美容的努力w。この年なら、少しは費用をかけないと難しいのが実情。

 

 

美容面・健康面は当然として、それ以上に気持ちの張りや、いつもの普段の生活が滞りなく行われていること、要は暮らしの充実が大事なのかもしれませんねえ。

 

 

悩みは尽きませんが。シニア年齢を気にしないでいられる、良い意味での図々しさを手に入れるべく、「ババア上等!」と言えるよう、頑張ってみようと思います。

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。

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