初夏のような今日、近所の小学生の男の子達が外で遊んでいました。

 

寒い春休みでしたから、このところようやく外で遊ぶ許しが出たような感じ。しかも数人は既に半袖!縄跳びを教えていた若いお父さんも同じく半袖。男子って暑がりですよねー。

 

娘にその様子を話しながら『女の子で半袖はまだ見たことないのに』と言ったら「女子は常識あるから」とバッサリ。

 

「男子は冬でも何でも暑けりゃ半袖だから」とバカにするする。確かにそうだわーと、ウケてしまいました。男子に失礼w

 

でもまぁ確かに普通の女子は、4月頭から半袖着るなんてしませんわな。長袖を捲るか、持っていれば七分丈。

 

子供の頃からのこの違いは、結局のところキリなく続いて、オフィスの冷房温度争いになるという。長いわぁ。

 

私達アラカンの世代に比べれば、ずっとオシャレになった男性陣ですが、体感温度というか暑がり度は変わらない気がするので、羽織ものや膝掛け必須は仕方ないでしょうねえ。手間ですが。

 

ズボン(パンツ)の女性が増えるのも当然ですね。仕事内容によるにしても、動きやすさは違うし、冷え予防にもなるし。

 

和装から洋装に変わった第一の理由も、動きやすさからだったとか。着ている私でも納得です。

 

わざわざ動きを制限される、暑さ寒さの調整も慣れなきゃ難しい、着るのも面倒なキモノを着て出掛けるのだから、もの好きっちゃあ、もの好きで。半袖男子のこと笑えないわ。(苦笑)

 

 

 

一つ前の記事、一昨年・2022年のGWに出掛けた際の着物ですが、久しぶりの白地でした。

 

 

この2年くらい前に、きものなかむらさんで買ったリサイクルのもの。

 

寸法がほぼマイサイズで直さずに着られます。シミも臭いも無いのが有難く。

白地ですが、紬ですから真っ白ではなくオフホワイト。八掛は渋めの朱色。

 

 

リサイクル着物を失敗しないためには、結局のところ安すぎないものにするのが一番なんですよねえ。博打もそれなりに楽しいですが、始末に困るのは嫌。

 

何のためにリサイクル着物を買ったんだか…という本末転倒になった経験で、気を付けるようになりました。

 

それまでの2.3枚は平気だったので油断したかな。ちょっとどうよ?という着物が、遠慮ない金額で売られていることもあるという。

 

それに懲りて、しばらくはリサイクルでは買わずにいましたが、点検と表示がしっかりしたお店なら大丈夫だろうと踏んで、帯や小物から再開。

 

今は、反物を買って誂える場合に支払う「仕立て代」くらいまでを、だいたいの目安にしています。もちろん、お安いのは大歓迎w

 

それ以上の値段になっても構わないもの、私の場合は限られて、例えば紫紺染めとか、ごく一部。(今は求めていませんが、そのうち欲しくなるかもです)

 

そうでなければ、ある程度質の良いポリエステル小紋の方が私には合っており、リサイクルで買う意味はないと分かったもので。。

 

 

見づらいですが。丸文。

丸文は初めてです。シャボン玉のようで気に入りました。可愛い。

 

集合体恐怖症のケがあるため、基本的に水玉は避けていますが、こちらのようにキレギレになっていたりボヤけていれば大丈夫。染めじゃなくて、織りですし。

(大阪万博のマスコットや、草間彌生氏のものは極めて苦手。ゾゾっときます)

 

 

白地の正絹の着物を買うのが、とにかく久しぶりで。白を買うならポリエステルにしていました。どうしても汚れますからねー。脚がおぼつかないため尚更。

 

昔の白地。母のものも含め、若くて着られないものには40代半ばで色を掛けました。当時そのまま着られた小紋も、50代半ばが限界っぽく、卒業予定で洗いに出してます。

 

 

例として。

蝶紬端布・染める前

紫を掛けた白地の紬の、元の残り布。

紫色のおかげで、10年以上楽しませてもらいました。娘行き。

 

 

40代以降、正絹は、どちらかというと濃いめの色のものを買っていましたが、やっぱり元々の好みって変わらないらしく。薄い色の着物、好きなんですよ。

 

上に書いた通り、50代半ばまで着ていた白地の小紋も、さすがに娘に下ろした方が良さそうだと認識しました。前後して、元気にキモノを着られるのは、せいぜいあと15年くらいなのだと自覚を。すると、薄めの色目を着ても構わないんじゃないか?と思うようになり。とっても逆説的なんですけれども。

 

この紬の購入は4年前ですが、年明けからの止められなかった買い物では白地や薄い色が半分を占め、ここ数年とは明らかに違う様相。

 

 

それと。体形が変わってやわらかものが厳しく感じられる今は、体形カバーになる張りのある紬を主に購入。でも、元から好きなのは江戸小紋なんですよねえ…。

 

そのうち、また一段階上がったら、小紋に戻ってくるかもしれません。今までシルック小紋を何枚も買ったのは、やっぱり小紋が好きだからかな?と自己分析してます。

 

 

とまあ、何も堅苦しく考えることはなく、その時その時で、着たいものや着やすいと感じるものを楽しめば良いんですよね。

 

ただし満遍なく、かな?勿体ないので、そこは大事。片寄らないように着ないとね。心掛けましょう〜。

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。

 

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