ハナニラがマンションの庭に咲くと、春なんだな~と思います。

寒の戻りが多少あったとしても、季節は移っている証拠。

 

ふと思いついて調べたら、南アメリカ(アルゼンチン)原産の多年草(球根)で、名称はイフェイオン。春に藤青色からピンク、白の星型の花を咲かせます。

 

私、ハナニラは白だと思い込んでいました。藤青色やピンクのハナニラを目にしていたとしても、別の品種だと思っていた可能性大です。東京でも実家でも。

 

ホント、植物でも動物でも鉱物でも何でも、知っているか否かは大きいですよねぇ。教養があって発想が柔軟な人は、人生に深みと楽しみが増しますよねえ。羨まし。

 

 

私なんぞは、今こうして知りましたが、哀しいかなこれから先、白以外のハナニラを見ることがあっても気付かない気がします。データの更新、難しくって。(涙)

 

とりあえず、白いハナニラはハナニラで今のまま覚えておいて、藤青色やピンクを見てちゃんと認識できた場合、イフェイオンと覚えれば何とかなるかな?

 

そうなると、きっと詳しく知っている人に「同じ品種なのよ。色は違うけど」と教わることになるのでしょう。それもまた良しということで。

 

白もピンクも藤青色も、とても綺麗な色。好きな色です。

 

 

 

過ぎし睦月の話ですが。

 

濃い色の結城紬に青や白の博多帯を締めることにして、娘(リモートで仕事してる)に『どうかな?』と聞いたら、「小物を明るい色にするなら良いけど、そうでなければダメ。もっと明るい色を着て。お正月の月なんだし、今年初めて会うんだし」と。

 

助言に従い、パープルの帯揚げと、くすみピンク(梅鼠)の帯締めにしました。

いつも一月には橙色の帯締めにするんですが、帯に合わなくて。

 

キモノを再び着始めたばかりの頃は、グレー系や紫や紺等の寒色系を買いました。そういう渋めのものにしなければ、昭和感が漂ってしまう恐怖があったもので。

 

それが落ち着いた頃、一つくらい明るい晴れやかな色もあって良いかな?と買ったのが、こちらの橙色(薄橙)の帯締めでした。

 

サーモン帯揚げ

 

今、私が良く使う帯締めの中ではとびきり華やかな色彩で異色の存在なんですが、上記の通り、一月はこれと決めています。睦月には、何故か大抵の着物に合います。

 

で、今回、娘に「もっと明るい色の帯締めと帯揚げを」と言われて、くすんでない綺麗なピンクがあった方が良いのかなあ?と思いまして。

 

益々くすみが激しくなるお年頃。帯揚げと帯締めを明るい色にすることで、多少なりとも顔映りがぱあっとすれば御の字。小物の効果に期待すべきかな?と。

 

で、探し始めたのですが。その前に、それなりに家にあったよねと一応見直し。

 

 

あるにはあっても、今まで使っていなかった理由があるんですよ。

 

左端2本は夏用。(ケースは1つ)

その横の茶系の朱色と深緑は金糸の模様入りで、訪問着用。
真ん中は、三分紐。ピンク地に銀糸。そのうちそのうち。

紫の丸組は母のもの。使えそうなのに幾ら合わせてみても、私には強くて。

グラデーション濃いめピンクと右端の赤は、当然娘用で手に取ったことも無く。

 

出してはみたものの、あー、やっぱり無理だな~と納得。

 

探して、新しく買いました。が、が、が。

 

 

ピンクはどこに? はい、微かにそれらしき色が。ぼんやりと見え隠れ。

 

結局、腰が引けて、ピンク一色ではなくグラデーションのものに。

水色+薄ピンクと、薄緑+薄サーモンピンク。それぞれ、薄ピンクには水色、薄サーモンには薄緑が散ってます。

 

似たようなものを持ってたんですけどね。。

 

 

↑左端(水色+薄ピンク)と右端(薄緑+薄サーモンピンク)が、今回買ったもの。

以前から持っている、中の2本で十分だろうと言いたい。

 

上のものとは、また別に似たようなものが。↓

 

 

真ん中が今回の、水色+薄ピンク。

上の4本の画像以上に、似た色味。上と下はリバーシブルなのが救い。

 

 

さすがに自分でも、ちょっとどうよ?どういうこと?どういうつもり?等々、突っ込まずにいられませんでした。だからこうして、反省方々ご披露を…。

 

ピンクだけのものが買えなかったんですーー。グラデーションになっていて、ホッとして手に取ったような形。広げて仕舞おうとして「あーやっちゃったー」ですよ。

 

でもまあ。似たような色ですが、同じ色ではないので。(幾ら何でも当たり前)

 

好きな色って、偏るものなんですね~。ついつい選んじゃうんですね~。

って、好みのせいばかりにしては、いけません。注意力散漫、記憶力低下は否めず。

 

 

薄い水色が大好きなので、うっかりふらふらと引き寄せられてしまいました。好きは好きでも、それほど使っていない色なのに。ダメよねえ。

 

薄い緑の方は、「若緑」が近いのかな?持っているものは青みの緑が多いため、最も黄色みが強い緑になりました。一応、少し違う系統の色。良かった良かった。

 

 

意図せず、こんなおかしな買い方をしてしまいましたが、私の場合、薄ピンク(桜色)と薄サーモンピンク(東雲色)として、使えるだろうと思います。

 

綺麗なピンクや強いピンクは、やっぱりしんどくて。かといって、おとなしめのくすんだピンクを買うとなると、梅鼠と似たり寄ったりになるのは目に見えており。

 

おそらく、これくらいが丁度良さげ。ということで。 どんとはれ。

 

 

着物と帯のみならず、小物類までスマホに撮って見えるようにしておくか?おい!と、自分で自分にスゴんでみたくなりました。

 

初めに揃えようと思ったものとは、ちょっと異なる帯締めを迎えてしまいましたが、どれも綺麗な色。可愛がって使っていこうと思います。

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。

 

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