三原じゅん子(敬称略)が国会議員に立候補したのを知ったのは、子宮頸がんワクチン関連の記事からでした。
申し訳ないことに最初は、「はあぁぁぁ?」でした。
何故?どうして?タレント議員にしたってアナタ、何があってそうなった?
デビュー当時の、彼女を有名にした役(山田麗子)と余りにも懸け離れていることもあり、理解どころか想像すら追い付かず。
ネットで検索したところ、それまで流れてきたゴシップや当初のイメージ等、こちらが勝手に抱いているタレントとしての彼女とは異なり、訴えていることはマトモ。
有権者は国会への切符を渡しました。(当時は比例区、現在は神奈川選挙区)
三原氏は2008(H20)年に子宮頚管ガンを発症、手術。その闘病をきっかけに政治に興味を持ったそうで、党からのスカウトではなく自ら名乗り出ての出馬。
現在も当選当時と変わらず、子宮頸がんを防ぐHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの接種を推進しています。当選3回、今後も期待したい女性議員の一人です。
ザ・昭和が溢れている、ドラマ『不適切にもほどがある』(tbs)での台詞に爆笑した一人なもので、ついつい。「ウチらの憧れ、アバズレの元祖、山田麗子だよ」「顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを」
高校の同級生が憧れ続けていて、誰に言われたんだか本人の中では三原順子に似てることになっていて、その後20代では「セクシーナイト」が持ち歌になってました。
そんな昭和の思い出さながらに、しまいっぱなしの帯をちょっと出しまして。
真っ赤です、真っ赤。
仕立ては勿論、手縫いで丁寧に。昭和です。
普段は使わないため、しまってある帯が何本かあります。
若い頃のものですから娘が着る時や、汚れても構わないので友達との飲み会とかで使っています。が、この真っ赤な帯は、この12年間で一度も出番はなく。
さすがにこれほどの真っ赤を、平成ましてや令和で使うには勇気が足りず。
それに加えこのボコボコしている織り地。ぺら~んとしている単調な一色の帯よりよほど味があって良いのですが、締めないからと作り帯の土台にしようにも適さず。
ヤフオクやメルカリを始め、巷には昭和の赤い帯が溢れてますし、売るのもねえ…。
好きだったし丈夫だし綺麗だし。処分する気にはなれないので、誰も見てない実家で使おうかな?と、ウールの着物と一緒に詰めることにしました。
ウールの着物、もう何年も着てません。東京ではその気にならなくても、実家に置いておけば、何かの機会に着るかもしれないなと。置きっ放しで構わないのでね。
せっかくなので合わせてみました。
思いっ切りの昭和コーデ。懐かしんでくだされば幸いです。
着物が古い順。
義母のウール。
私には小さいので、そのうち解いて半幅の帯にするつもり。
洗っただけで羽織ったこともありません。それくらい小さめ。
あちこち虫に喰われてます。紫と黒に、ラメ入り。
母のウール。肩すべりがついた胴抜きの単衣。袷に見えます。(訂正しました)
勿論、八掛は定番の赤。母が結婚したばかりの頃に、叔母が縫ってくれたもの。
実家で、秋冬に叔母の家に行く時にでも着れば、喜んでくれるかな。
和裁士さんに裄を出してもらってます。夏物なら短くても構わないけれど、ここまでしっかりした秋冬用だと、あまりに短いのはちょっと…なので。
ウールはウールでも、一般的なもののようにガサつかず、ツルツルした生地。
「村山大島もどきウール」と呼んでます。
「結城紬もどきシルクウール」と、ご紹介。
自分で昭和61~62年頃に買ったもの。
呉服屋の店員さんが、口々に「結城っぽい柄よねえ」「詳しくない人ならウールだって分からないわよ」「単衣の結城紬で通じるわ」と、のたまっていた柄行き。
当時は「結城紬」ってどういうものか知らなかったので、ただ「へえぇ」と聞いていました。後から見て知って「なるほど~」でしたよ。
お仕事されている方々に怒られそうですけれど、こういう感じの柄、結城紬で実際見たことあります。(苦笑)
言うまでもなく、よく知っていての冗談なのですが、まんざら嘘ではないという。「○○もどき」って、着物あるあるだったりしますかね?しないかw。
ウールの着物は3枚とも、防虫剤と一緒にとりあえず段ボールに入れました。
真っ赤な帯は送るまで、角出し・銀座結びの練習に使ってみようと閃きましたw。昔のものなので、もしかしたら今のものより短かめかもしれません。それならそれで、練習にはもってこい。
いつも手際悪くモタモタして、上手く出来なかったり、締められたはいいけれど汗だくになってしまうことが多い、角出し・銀座結び。
角出しと銀座結びの違いが分かっていない情けなさは見ないことにして棚上げして、夏までにさっと結べるよう頑張ってみます。
お読みいただき、ありがとうございます。