庭仕事にぴったりの暖かい日でした。

 

朝は雨が降っていたため、土を踏み固める心配のない場所のみ、枯れ枝や枯れ始めた草を取ってしまおうと張り切っていたのですが、途中で切り上げ。

 

というのも、すぐ近所のお宅で屋根の洗浄が始まりまして。かなり強い水圧をかけて洗うんですね、あれ。あんなに大きな音になるなんて、ビックリでした。身も耳も持たなくて、退散。

 

どうやら屋根を塗り直すらしく。岩手だと、そういう仕事は11月がギリギリ。先週は雨が多かったけれど、今週はもちそうで何より。滞りなく済みますように。

 

我が家の屋根は父が居た頃に塗り直しはしています。雪止めを外して別なタイプを付けたりしたので覚えているのですが、その後はどうだったんだろう?屋根に限らず、どうしたって傷んできますから、先々のことも考えておかないと。

 

庭木が近所迷惑にならないように、来年以降の帰省時期を考えているんですが、庭だけじゃなく、そういう事情も含めて予定を立てなきゃいけないんだなと気付かされました。

 

手遅れになっては困るけれど、先走ってもしょうがなく。時期を見計らうって、難しいですね。

 

 

 

夏だったのか、それとも「無限列車編」を宣伝していた秋口だったのか、時期に関しては忘れてしまいましたが、「鬼滅の刃」関連でツイッターがプチ炎上していたことがありました。

 

いいねもリツイートもしなかったため探しようもなく、正確ではないのをご容赦頂きたいのですが、内容といたしましては、

 

「【鬼滅の刃】の描写は残酷で作者は殺生を楽しんで描いているように見える。その点、【はだしのゲン】は娯楽ではない描き方。どうせ漫画を読む(見せる)なら「ゲン」がよい」

 

みたいな感じ。結構探したんですが出てきません。文言は異なりますが、内容的にはそう外れていないので、どうかお許し下さい。元ツイート、消したのかな?

 

「無限列車」の数日後、娘と電話で話したので、覚えているんです。

 

 

そうそう、このプチ炎上のずっと前に、「遊郭編」をテレビでやることへの抗議があって炎上したことを、こちらのツイートの流れで知りました。災難でしたねえ。

 

一部のフェミニストさん達って、凄いですね。名作と名高いドラマ「仁」にも、抗議したんですかね?中谷美紀さんが演じた吉原の花魁は良くて、アニメはダメなんですかね?凄いなあ。

 

 

私が見かけたプチ炎上は、フェミニストさんではなく、極端な左さんでした。

 

もうね、こういうこと言って現場の先生を困らせないでよー、と思ったので教育関係の人のツイートだったのかな。ホント、自分は信念を持って言ってるつもりだから困る。

 

散々言い負かされており、「【はだしのゲン】にエンタメ性がないなら、何故あれだけ[コラ]があるのか、エンタメだから楽しまれているのだろうに、何を言っているのか」…説得力あり。

 

図書館や学校の図書室には、マンガも置かれてるんですよね。「はだしのゲン」は勿論、手塚治虫さんの「火の鳥」「ブッダ」「ブラックジャック」等々。

 

特に「ゲン」は、かなりの割合で小学校には置いてある気がするので、それで良いじゃないのと思うんですが、何故か満足しないで攻撃してしまうんですよねえ。理解しがたい性。

 

 

「鬼滅の刃」と「はだしのゲン」の共通点って、人が殺され亡くなることですが、それにしたってその比較対象として出されてもなあって思いません?余りにも背景が違い過ぎる。

 

片方は完璧な娯楽作品の、基本は刀で戦う架空の鬼退治の話。片や、現実に落とされ37万人以上もの人が亡くなった原爆から話を膨らませた物語。

 

そこを一緒にしてしまうことの愚かさとバカバカしさに気付いていないことが、何とも残念で。

 

 

ああいう方々って、どうして子供の力を信じないんでしょうね?

 

それと、なぜ自分が感じたのと同じように、他人も感じるはずと思い込めるのでしょうね?

 

 

「遊郭編」での炎上も、「残酷な描写のある【鬼滅】より【ゲン】を読め」云々のプチ炎上も、結局のところ自分が気に入らないだけなのに、なぜだか主語を大きくしてしまうという情けなさ。

 

思い上がりも甚だしいと、常々思っています。

 

 

「はだしのゲン」は、彼ら彼女らが望むのとは反対に、「トラウマになるから読ませたくない」という親御さんもいるそう。…まあ分からなくもなく。

 

その話を娘にしたら、「分かるー。小学生の時、こわかったもん」から始まって、当時のことや息子が言っていたことも話しながら思い出し。

 

学年やクラスの、腕白系というか賑やかな男子達が、【ゲン】を読んだ後に「ヒロポン、ヒロポン」とふざけていたり、「チョー〇〇ジン」と無意味にからかっていたとかで、先生に怒られてやめるんだけど、怒られると逆にまた面白がって飽きるまで続いていたとか。

 

そりゃそうだろうなあー。時代が違うしカルチャーショック的なものもあって、面白がっても仕方ないよねえ、全然良く無いけど。と思ってしまいましたよ。

 

他にも「怖いから見たくない」と拒否してる女子に、無理矢理見せて泣かせたとか。当然、親から抗議。災難なこった。

 

息子の学年も、娘の学年も同じ。しょっちゅう降って湧く、数日間の辛抱。

 

それに、「ゲン」で麻薬を知ったって言うんですから、これまたオツなことで。言われるまで気付きませんでしたが、それもそうかと。子供の本や漫画に、そう出て来るものじゃなし。

 

私自身は、父が弟に買ってきたジャンプ連載時に読んでいた現役世代なんですが、性暴力のシーンの意味が分かりませんでした。年を経てワケが分かってから、「あれは小学生が見て良かったんだろうか?」と、ふと頭をよぎり。

 

 

決して、「はだしのゲン」は否定しません。適した時期に読めば、反戦の気持ちを強く持つことに繋がるでしょう。原爆の怖さと愚かさを知ることにもなるでしょう。

 

そういうことではなく、傍からは極端に偏っているようにも見える彼ら彼女らが、いわば「聖典」としてしまっているがゆえ、おかしなことになるんですよね。

 

確かに反戦図書として素晴らしい働きをしてきました。それは誰しも認めるところでしょう。

 

ですが、それ以上を望んで人に押し付けるのは筋違いだし、何かって言うと、人の都合も考えずぶつけて来てしまうところに反感を覚える人がいるのは当然で。

 

ごく普通の、一般的な中道左派の人達にとっては、いい迷惑だろうと思います。

 

それこそ広島の人達にも失礼だと思うのですが、そうではないのでしょうか?不思議です。

 

 

「鬼滅の刃」にしろ他のマンガやアニメにしろ、やたらと抗議したがるアナタ方より、子ども達の方がよっぽど分かってますよ。と言いたい。ホントに。

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。

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