霜降。(そうこう)
二十四節気の一つ。朝夕の寒さが増し、露に変わって霜が降り始めるころ。
露は霜と化して草木の葉は黄変する意味で、霜降と言う。
手元にあった手帳と暦の説明です。今年は10月23日。
あっという間の一年でした。
この年になると、どなたさまも同じですよね。年々過ぎるのが早くなる。
庭の菊もだいぶ膨らんできました。来週には咲き始めるでしょう。
仏花用だけでなく、食用菊も植えられており、母は毎年摘んで下ごしらえして冷凍してあったのですが、それも一昨年まで。私には無理なので、全て観賞とお供え用。
聞いておけば良かった、教わっておけば良かったが多すぎで、それに当たるたびにチクリと痛みます。そこを呑み込んで、呑み込めずヒリヒリするなら時間を置いて、整えて行かないと。
差こそあれ、どなたも同じだろうと思います。
去年、来た時に庭がどうだったか、全く記憶にないんです。仏花も替えたばかりだったらしく、お水を取り替えて水揚げしていたら結構もちましたし。
11月も半ばになって、ようやく落ち葉に気付いた鈍さ。慌てて枯れ枝や枯れ草の始末に取り掛かったのですが、振り返ると、いっぱいいっぱいだったんだなあと。
この秋の疲れは、昨秋から知らず知らずのうちに溜まっていた埃か澱のようなものだったのかもしれません。
リフレッシュできるような環境じゃないし、何より、それが必要だと気付きもしなかったし。
秋花粉ともども、自分ではどうしようもなかったと思い至り、少し楽になりました。
反省や落ち込みも、過ぎると自傷癖みたくなりますから。ほどほどにしないとね。
娘に、「たぶん今は要らないだろうけど、【鬼滅の刃】を電子書籍で買ったから、読みたくなったら言ってね」と、ラインしました。
バカにされるの必須みたいな覚悟だったのですが、返って来たのは
「マンガ読めるようになったのは良かったねえ」
それを見て、あー、そうだった…と。。
何のこっちゃ? ですよね。
実は私、しばらくの間、マンガ読めなかったんです。更年期の鬱気が強い頃、数年間。
それまでは山岸涼子さんや萩尾望都さんの単行本を買っていたのですが、ある時期から急に無理になりました。息子が録画したアニメから入った漫画は、内容の補足みたいなものでしたから手にしていましたが、新規は不可。
ドラマや映画もしばらく、無理でした。
息子が契約したサイトで、米ドラの「24」や「ドクターハウス」「クローザー」等々を見ましたが、見ていないんです。聞いただけ。画面は疲れて見ていられなくて。
日本のものでも同じなので、例えば今もよく再放送されている「相棒」も、内容は何だか覚えがあるけど画面はお初、みたいな感じ。
見られるように戻ったのは、ドラマの方が早かったです。漫画は一昨年辺りからかな?必要を感じなかったのもありますが。スマホの電子書籍の無料配信を偶然開いたのが始まり。
最初の最初は、一話も読めなかったような気がします。一旦閉じて、後で開いて続きを読む式。前から興味あった作品が出てたこともあり、徐々に慣れて行きました。
とりあえず今は普通に読めます。が、読み慣れている人より、ずっと遅いです。
おまけに元からある目の飛蚊症も進んだらしく、焦点の所に影がくることが増えて、途中で閉じること多々。電子書籍、便利だけど、ちとツライ。スマホ画面は小さいし。
そんなですから、去年電子配信で見た「鬼滅」は、ところどころ抜けていて、弟から借りた6巻まででも、あらまあって感じ。年寄りには紙の方が優しい。(苦笑)
更年期の鬱気、私はまだマシな方。友達たち酷かったです。前にも少し書きましたが。
数の把握が出来なくなり数字が読めなくなって、友人にATMに一緒に行ってもらい、暗証番号から金額まで押してもらって、お金を下ろしたり。文章が読めなくなってテレビもPCスマホも苦しく、情報はラジオだけになったり。休職したり、〇年引き籠ったり、自△したり…。
私も読み慣れない文章はダメ、頭に入ってきませんでした。電化製品が壊れなかったのは幸いでした。携帯電話からスマホにした時は、息子と娘が根気強く対応してくれました。あの、当たり前のことが一度じゃ分からない感じ、本当に苦しかった。
それにしても。私の症状を娘が覚えていたことに驚きました。
逆に当事者は、喉元過ぎると熱さ忘れるんですねえ…。
周りの方が冷静ですし、どうしたって迷惑(とは思わなくても)掛けられたり、それ以前とは違う変化があって対応しなくてはならなかったりで、記憶に残るのでしょうね。
この話も後々、懐かしく思い出すことがあるのかもしれません。。
始まったのが早かったこともあり、更年期もそろそろお終い。
書いておきたいことがもう一つ。次、再びお付き合い願います。
お読みいただき、ありがとうございます。