やっとキャベツの千切りが出来るくらいに回復しました。
説明しづらいのですが、包丁を持ってのあの角度が無理で。詳しくは分かりませんが、手だけの問題ではなく、腕も関係しているからなんですよね。
皮は向けたので、キウイのようにまな板で切る際に力が要らないものは食べていましたが、一週間以上、野菜の処理が出来なかったため、いささか困った事態に。
五月半ばの帰省時、母に無理矢理持たせてくれたもので。実家は農家ではありませんが、近所からの貰いものやら、付き合いで買ったものやら。
元々買ってあった上にですから飽和状態で、ちょっと勿体ないことにもなりました。
そこで昨日は、クックパッドを見て、キャベツたっぷりのお好み焼きに。
(見せられるようなものではないので、画像はありません)
お好み焼き、東京で似た感じのものは、下町のもんじゃ焼き。
「3月のライオン」で、(主人公・桐山零が親しくしている家の次女・川本ひなたの同級生の)高橋君が、野球留学で四国の高校に進学することになり、零とひなたと三人での送別会のシーン。もんじゃ焼きのお店で、慣れている高橋君が作って、三人で食べていました。
「もんじゃのヘラを寮に持って行って、歓迎会で皆に食べさせる」という高橋君の台詞も。
こういう食事が、本当のソウルフードなのよね~と思ったもので、印象に残ってます。
翻って、さて仙台。
五月半ばの話で恐縮なんですが、法事も墓参も終えて、すぐに実家に向かうかと思いきや、愚息が「麻婆焼きそばって知ってる?」と。
娘も私も「?」。知りませんってば。
『ママが住んでいたのは25年前だからねえ。昔はなかったよ。最近のこと?』
愚息が言うには、何でも「仙台のソウルフード」として、紹介されていたんだとか。
「一回食べてみようかと思って。次に仙台に来るのは、また先だから」と言うもので、ネットで探して、行ってみました。
どこのお店に入ったかは書きませんが、ありました。「麻婆焼きそば」
甘めの焼きそばの上に、中辛の麻婆豆腐が乗せてあるもの。
営業妨害はしたくないのであれこれは書きませんが、とにかくこれを、「仙台のソウルフードと言ってしまうのは、どうなの?」と言うのが、うちの見解。
「まあ仙台って言えば牛タンだけど、高いからね。
ソウルフードはB級グルメって、相場が決まっているからさ」
そうだとしても、違うと思う…。
流行らせようとしての宣伝というわけでもないらしく、何とも不思議。
お店の賄いだったものを、お客の要望に応えて出したのが始めだったかな?
少し変わったものを食べたいという欲求を叶えた形なのでしょうけれど。
冒険は息子に任せて、私と娘は、酸辣湯麵。
これは、美味しかった!もう一度食べたいくらい。
お好み焼きには、広島風と大阪風とがあるんですよね?
実は違いがあまりよく分かっていません。東北なもので、お許しください。
広島の人が「広島風が一番だ」と言い、大阪出身者が「大阪風じゃないとお好み焼きとは言わん」と言うのは、人情として当然でね。
富士山の、「山梨側から見た方が綺麗だ」「いや、静岡からだ」と言うのも。
生まれたところを大事に思うからこその発言ですからね。
リアルで行われた際には、「まあまあ…」と、宥めて仲裁に入ることになりますけれど。w
日本の良さも、「外国に行って初めて分かった」と言う人が多くいます。
そういうものなのだと思います。
日本に限った話ではなく、外国人も各々自分の国を、同じように思っていることでしょう。
外国に行かなくても、色々なことを見聞きし経験したり、外国人と触れ合うことで、自国を好きになったり、意外な面を知って見直すことになったり。
規模は違いますが、出身県・出身地に思いを寄せることは同じことのように思います。愛国心と言うと、いきなり大袈裟になりますが、要は出身地を愛しく思うこと。
岩手で有名なソウルフード、あるのかな?何か売り出してるかな?
岩手という広範囲ではなく、「私にとっては何だろう?」と考えたら、お菓子で「がんづき」という茶色い蒸しパンがあるのですが、それかな?と思ってます。
「お好み焼き」は自信がなかったので、クックパッドを見て作りました。
後から調べてみたら、大阪風の方でした。広島風は食べたことないかも。
そのうち「がんづき」も、ネットで調べて作ってみようかな?と思います。
お読みいただき、ありがとうございます。