始まる前の、政治的駆け引きありありの盛り上がりには白けてしまい傍観していたのですが、いざ開催されると、本来のスポーツ観戦好きが戻って参りまして。

 

今日(2月15日)は、「アルペン女子大回転」を、ワクワクしながら見ています。

 

冬のスポーツの花形であるアルペン競技、小・中・高と、学校から帰って来て中継(録画含)があったら、いつも見ていました。

 

怖がりの私には、あんな高い所からあんなスピードで滑って来るなんて、あり得ない話。ジャンプ同様、ただただ凄いな~と眺めるばかりの競技の一つです。

 

 

そのスキーですが、一応これでも北国の生まれなもので、子供の頃やってました。

 

加えてのバブル世代。「私をスキーに連れてって」に触発されたわけではありませんが、世はスキー流行りでね。20代前半までやりましたよ~。

 

笑いをとるため(?)写真でもお見せしたいところですが、今のように気軽にパシャパシャ撮らない時代。それに「写ルンです」ならまだしも、カメラはそれなりに荷物にもなり。

 

何よりゲレンデにカメラを持って行くのは、いかにもアフタースキー・アフターゲレンデ系の、六本木から移動しただけ組に見られる恐れがあったもので、写真はほぼ残っておりません。

 

今思えば少し残念。どんな時でも思い出は残しておかないと。探せば一枚くらいあるかな?

 

 

写真の話から、ふと当時着ていたスキーウェアを思い出しました。ほぼ白地のみなのですが、ところどころ薄緑を効かせてあった感じ。ポケットとか裏地とかパイピングとか。

 

頭の中で懐かしくなぞった後、その頃から薄緑が好きだったんだな~と思い至り。

 

 

何だか不思議でした。緑はあまり好きじゃないと思い込んでいた時期があって。

 

今一つ似合わない緑を、結婚式のお色直しに着せられたこともあったのかもしれません。

 

その時、似合う色の方は可愛すぎるデザインばかりだったため、それはそれで浮く感じがあったのは否めず。説得されて大人びた緑のドレスに。

 

もう色々と仕方なくて納得するしかなかったんですが、やっぱり嫌だったんですよね。

 

今なら、ありとあらゆるデザインがどの色にも満遍なく網羅されているでしょうが、28年前の仙台では、微妙に難しかったんです。たぶん緑色拒否は、そこから始まったかな?と。

 

ただ、緑は緑でも好きな色味はある程度限られて、プラスチックグリーンというか、昔の家電グリーンというか、人工芝グリーンというか…は苦手。上手く伝わるかな?

 

 

 

再びキモノを着始めてしばらくして、薄緑が私にとっては使いやすいと気付きました。昔から好きだったものは、やはり波長が合うのでしょうね。

 

で、こちら。見ての通り、白地に薄緑です。

 

 

またまたの博多帯でございまして。

どれだけ好きなんだ?って。自分でも笑っちゃいます。

 

 

 

いつもの私の結び方、関西巻きだと、こちらの薄緑とグレーの格子縞が出ます。

 

 

反対側は、薄緑の他、薄紫や黄色の縞が出ます。

薄紫や黄色を効かせた方が馴染む着物なら、頑張って関東巻きにした方が良いかも。

 

 

縞&格子縞ですから、言わずもがなの普段使いです。

いつもの通り、ちょっとしたお出掛け、帰省、旅行等々に締めようと思っています。

 

 

昨春に買った、ごく薄いベージュ地に茶っぽい紫、水色、薄茶ピンク、薄灰の縞のもの。

 

今回の薄緑と合わせての、この2本の縞の帯に、とっても満足しました。

 

これで、縞の帯を買うことは、まず無いだろうと思います。あるとすれば、年をとって今の帯が合わなくなった時と、物凄いお買い得品を見つけちゃった時かな?w

 

 

着物も洋服も、少し物足りないくらいが、着ていて楽なタチです。

 

帯も同じで、インパクトの強いお太鼓より、こういうさりげない、人によってはつまらないと評されてしまうようなものの方が、締めていて楽です。

 

「楽」も良し悪しですが、疲れてしまっては着るのも嫌になるのでね。

 

 

礼装は別格。準・略礼装がふさわしい場や、パーティやお茶会等の着物も、お招き先に合わせることが最低限のマナーである特別な着物。

 

でも普段着ならば気楽に。洋服で構わないところ着物を着ているだけのことですから。

 

洋服の中で悪目立ちしないよう、これからも気張らずに着て行こうと思います。

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。

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