東京にまた雪が降った日。

 

都心に勤めている娘は、会社の同期&同年代達との遅い新年会でした。

 

ちょっと遠くから来ている人達は帰るのが面倒になったらしく、分かりながらの終電逃し。

帰って来られたはずの娘も、ついでに。

 

大層冷え込んでいたので、下手に真夜中に帰って来るより良いかもと思い。

 

酔って駅から歩いて来ることを考えるとね。

息子が自活し車を持って行ったので、そういう細かいところも変化。

 

 

大好きな信玄餅。

いつもと変わらぬ味と食感。美味しかった~。(^~^)

 

娘の会社の研修合宿のお土産です。

 

研修地は山梨の石和温泉だったのですが、昔よくあった慰安旅行をイメージすると、どうやら大違いらしく。「温泉は温泉だからお風呂は有難かったけど、研修だからね」と。

 

風邪引きだったので、温泉つかって宴会場での食事終えたら、さっさと寝たとか。

それこそ、昔じゃ許されなかったような気が…。苦笑

 

 

娘の生活時間は、いつも実家の母に驚かれます。

 

実家の方とは、かなり生活の時間帯が違っており。

出勤も遅ければ、帰宅も遅いわけで。母が寝る頃に仕事が終わるかどうか、じゃないかな?

 

私も結婚前に勤めていたところは10~7時と遅かったんですけれど、残業はあってもそれほど遅くなることはなかったので、その点が大きく異なり。

 

飲み会でもないのに深夜の帰宅がザラなんて、私でさえ慣れるまでに時間かかりましたから。

 

80過ぎている母が勤めていた先は、規則正しく9~5時。昔のことですし田舎ですからね、残業も繁忙期や期末にあるくらいだったので、娘の帰宅時間には毎回驚いてくれます。

 

いつまで経っても理解しきれていない、とも言えます。

 

 

母(祖母)と娘(孫)の年齢差は57歳。亡くなった義母とは62歳差。

 

私と、私の祖母(明治43・1910年生まれ)との年齢差は55歳でした。

 

一緒に暮らしていないので、私ほど祖母の影響は受けていません。

それでも当然ゼロではなく。遺伝もありますし、年に1.2度でも触れ合ったのは大きいですね。

 

 

10年ひと昔と言いますが、私自身、それを実感しています。

フルタイムを辞めて10年。確実に時代は変わったなと思いますから。

 

母と娘で言えば、その「ひと昔」が、約6回あったということで。

 

ただまあ、明治生まれで戦争の時に子供を抱えていた祖母と、昭和40年代生まれの私との間の方が、世代間格差は大きいのかな?と思いますけれども。

 

 

とは言え、終戦時に10歳ですから、しっかり戦争の記憶がある母。そこは団塊の世代とは異なり、物不足に空襲や玉音放送のことは絵空事ではなく、孫に伝えてます。

 

そうそう、結婚2年目で私がお腹にいた時、住んでいた家が貰い火で火事になり焼け出されて、父の両親との同居がいきなり始まったんですよ。

 

父は次男ですが、元々長男が頼りなかったこともあり、そこからずっと長男の役割を果たすこととなりました。長男嫁・伯母より母の方が、家事能力は高かったことも影響。

 

 

火事で焼けなければ、もっと着物もあったし、少し宝飾系もあったのに。

 

火事についても空襲についても、それほど愚痴らない母でしたが、唯一着物についてだけ「もったいなかったー」と、何度も言っていました。女って、そういうものですね。(^_^;)

 

私も前は思いませんでしたが、再び着始めてから、ちょっと悔しく思いました。σ(^o^;)

 

 

大抵の場合、子供とは「ひと昔」が3つくらいあるわけで。人によって、2つなり4つなり。

 

先日、事件となったビットコインは全くの無関係。考えたことも勧められたこともないので別次元の話でしたが、娘だと、知り合いが「手を出さなくて助かった」と言っている世代。

 

仮想通貨、私も簡単には分かりませんでしたが、母の世代では、テレビ等での説明を何度聞いてもイメージ出来ないだろうと思いますねー。

 

50代でも進んでいる人は仮想通貨を持っているのかもしれませんが、私はとてもとても。

金融系に関してはチンプンカンプンの娘も、当然ノータッチ。

 

カードや携帯と同じくらい普及したら考えるかもしれませんが、何十年後だ?w

 

 

母は、今も現金払いと銀行引き落としのみ。カードなし。(亡き父は持っていました)

 

私は、食品・日用品・クリーニングは現金ですが、それ以外は、だいたいカード。

(お世話になっている呉服屋さん、着物のお手入れや洗い張り等は現金なので)

 

支払い一つ取っても、こういう違いですものねー。少しずつ変わって行くんですよね。

 

今後は益々、AI化と言うか、人の手を介さないもの・ことが増えるでしょう。

一周遅れでも何でも、それに着いて行かないと暮らせなくなりますよね。頑張らないと。

 

 

軽く触れると扉が開く冷蔵庫にようやく慣れてきて、世代の差を思った午後でした。

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。