寒さと乾燥に伴い、例年通りインフルエンザが流行している模様。


スーパーの入口で、子どもが同学年らしい若いお母さん達が、幼稚園や小学校で欠席の子が多いという話をしていました。どちら様も大事に至りませんように。

私はインフルエンザには罹っておりませんが、風邪の最中です。一旦治ったかに見えて、またぶり返す感じ。疲れますね…。

11月12月もそうでした。あの時は1週間おいて二度も39度近い高熱が出て参ったのですが、今回はそれよりはマシ。それでもやはり外出はままならず、ふて腐れたように家にいます。

初釜だったんですよ。ちょっと無理でした。
着る予定だった着物だけ、アップしておきます。

付下げ・菊袋帯 
一昨年の初釜で着た付下げです。

見ての通り、八掛が紫味のあるピンクです。今の時代、若い着物を年配が着ても平気にはなりましたが、60代になったら幾ら何でもキツかろうと、今のうちに着ておくことにしました。

ごくごく薄い薄紫系ピンク地です。地紙に桔梗、牡丹、梅、菊。手描きっちゃあ手描きなのですが、良く分かりません。娘に下りる頃には、塗料が傷んで着られないかもしれない感じ。

そんな着物ですから、動かなければならない社中のお茶会、しかも初釜にはピッタリ。

帯は山取りに菊、桜、松等々の金糸の袋帯。こういった昔ながらの袋帯は、季節を問わず締められる、おめでたい柄で織られていて。

ほぼ金糸なんですが山取りの橙と紫が、こういう白地の付下げには色を加えてくれて助かります。少しこっくりした趣きのおかげで、若い感じを抑えてくれていると思います。

若い頃に買った袋帯も付下げも、どうしても花模様が多くて、合わせると花尽くしになってしまいます。年齢的に、どうかな?くどいかな?と心配しながら合わせました。

でも、こうして見てみると、慣れなのか何なのか気にならないものなんですよね。柄on柄。もう少し年齢がいったら、花模様のない袋帯の方が良いだろうと思いますけれど。

今年は失礼してしまったので、このままのコーデで来年になりそうです。付下げも袋帯も、着られるうちに着ておかないと。「勿体ない」は、無しにして。(^_^;)

勿体ないと置いておいて、さほど着ないうちに「着られなくなってしまう」のが、一番勿体ないと。そう思ってはいても、なかなか切り替えられなくて困ったものです。

何とか意識を変えて、なるべく色んな着物に袖を通そうと思います。


お読みいただき、ありがとうございます。