40代になった従弟の結婚が決まりました。
11月に挙式の予定です。

その話を聞きに、叔母(母の妹)の家に行きました。

この叔母とは親しくしていて、1年おきくらいには会っています。東京の今のマンションも、その叔母が元々いた沿線です。馴染みがあったので、弟と暮らす時に同じ沿線にしました。叔母より奥ですけど。

夫も同じ沿線だったので、仙台から東京に戻って来る際も、また同じ沿線に。東京に出て来た時から使っているわけですから長いです。

シルバーウイークでしたから、結婚式の打ち合わせも兼ねて、そのまま東京に一人で住んでいる姉である従妹も帰省していました。

東京を引き払ってこちらに家を移したのは、叔父が定年後すぐのこと。叔父は沿岸の生まれで、まだそちらに家もあったのですが、海より山の方が好きだったらしく、妻の実家の市内を選びました。

残念ながら10年ほどで、突然の病によっていきなり鬼籍に移ってしまったのですが、それでもこの地で暮らせて幸せだったようです。

りんご畑 
叔母の家の隣のリンゴ畑。綺麗な紅い色です。豊作の模様。

叔母と私はウマが合うと言うか何と言うか、話が弾みます。母より相性は良いんじゃないかな?と思うくらい。話していて楽なんですよ。

4年ぶりに会った従妹も、随分と丸くなっていて、楽しく話しました。細身の彼女。159cmで42kgとか。これでも昔よりマシになったという。

母と叔母との間では、従妹に私の色留め袖を着せるつもりでいたのですが、細すぎて似合わないのが分かっているのでドレスにするとのこと。成人式の振袖も似合わなくて変だったしと。

そっかー、細い人は細い人で悩みがあるんだな~と、話を聞いていました。着ていると言うより、巻いてある感じになるとか。ま、納得。

叔母は若い頃作った留め袖。年をとった方が、赤いものが着られるという話で。25年前の従姉の結婚式では派手で着られなかったのに、74歳の今ならおかしくないという。面白いですよ、ホントに。

うちからは、母と弟が出席。後で写真を見せてもらうのが楽しみです。


この日に着て行ったのは、塩沢紬。
塩沢・紺博多 
締めるのに時間が掛からないようにと決めた、紺の博多帯。
帯揚げと帯締めは、紫がかったグレー。

塩沢全体 

よそ見している時に愚息が撮ってくれていた写真です。せっかくなので、たまには全身を。帯が低めなのが、お分かりになるかと。
 
胸のすぐ下の胃の位置だとつらいので、出来るだけぐっと下げてます。身丈が短いとお端折りの関係で下げ切れない時もありますが、基本はお腹・ウエストの位置まで下げます。この方がずっと楽で。

胃腸が悪く冷え性の私には、着慣れれば着物はとても楽。でも傍からは大変そうに見えるものらしくて。不思議ですねえ。

叔母と従妹にも「着物?」と驚かれたので、「日本人ですから」と答えてニッコリ。「それはそうだけど、大変じゃないの?」と、「昔、和裁をやっていた人とは思えないような言い方しないでよw」でした。

家族が増えるって、本当に幸せなことですねえ。年齢も年齢なので、身内だけの結婚式&披露宴の予定。アットホームでとても素敵な式になりそうです。

どうか末永くお幸せに~。( ^_^)/□☆□\(^_^ )


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