2月に続いて、地区の公民館系の催しでのお茶会がありました。


先生が、お茶室を借りるために登録しています。お稽古場として使ったり、今回のように気軽なお茶会で参加したり。

ただ、ここ数年はヨガや太極拳等で和室、つまり茶室を使う団体が増えたので、登録はしてあるものの、なかなか空きが無く、催しがある時しか使っていないとのこと。

しかも今回は、その肝心の茶室ではなく普通の部屋(会議室)でした。話を聞きながら本末転倒と思いましたが、1年に1度の恒例行事ですし、ホールの方からも当てにされているらしくて。何とも緩いです。

ごく一般的に会議室と呼ばれる部屋ですから、立礼でのお手前でした。しかも丁度良い熱源が無いので、基本の盆略手前。

直前の稽古でおさらいしましたが、忘れているものですね。でも当然ながら、炉に比べれば柄杓を使わない分、簡単で。手が慣れるって、こういうことなんだな~と、ほんの僅かな自分の進歩に嬉しくなりました。

カメラを忘れてしまったので、残念ながら写真はありません。
お軸は『桃花笑春風』でした。茶花は白梅に赤と白の椿の蕾。…椿の種類、聞きましたが忘れました。どうしても興味が持続しなくて。

着た着物は、桜柄の小紋です。勿論、先生に相談しました。前回は茶室で炉のお手前でしたが、今回はそれ以上に気軽なお席・会議室で立礼ですから、少し華やかなくらいで丁度良い。桜でOKと。緩い?
 

3/7桜小紋・墨色帯
帯揚げは白地に灰茶の模様入り、帯締めは薄緑。

ちょっと悩みましたが、先日合わせてみた、墨色の花紋の帯にしました。一応、織りの帯ですから。お客さんなら構わないでしょうが、この小紋に染め帯では、招く側だとちょっと軽くなりすぎるように思い。

お客様で、明らかにお茶をたしなまれて着物にも詳しい方がいらして、「桜の柄が、春らしくて良い小紋ですねえ。」と。

慌てて「本来でしたら、お茶の席には…」と言うと、「お部屋がお部屋ですから、却ってよろしいんじゃないかしら?拝見していて春だなあという気持ちになりますもの。」まさに、お正客さまでした。素晴らしい。

色んな方がお書きですが、アラフィフでも、お茶の世界では若い方に入ってしまうんですね~。先生のお知り合いの茶道教授がいらして、「あら、お若い方がお入りになったのね~。」と。怖い世界です。

若いってアナタ…。聞いてはいましたが、実際に耳にすると怯えます。着物のせいじゃないか?と思いました。着物は確かに若かったので。もう稽古でしか着ません。往来時だけ世間の皆様に許して頂いて。

とまあ自虐しつつですが、てろんとした着心地は良かったです。お茶には、お手前でもお運びでも、こういう柔らかい感じが(当ったり前ですが)合いますよねえ~。粗い所作でも滑らかに見える気がします。

周りに「やめなさい」と言われるまで、毎年3月の稽古に着ようと思います。と、派手な着物を恥ずかしがらずに着られるようになったとは!


私もいつの間にか、茶人の末席に入れて頂いていたみたいです。


お読みいただき、ありがとうございます。